あすか

2022年秋、インドネシア ジャカルタへ帯同。 帯同直前まで都内飲食店にてソムリエとし…

あすか

2022年秋、インドネシア ジャカルタへ帯同。 帯同直前まで都内飲食店にてソムリエとして勤務。ワインのセレクトや企画、サービススタッフの教育等に携わっていた飲食業のひと。インドネシアの生活、お酒、グルメなどをゆるっと綴ります。

最近の記事

“ハレ”だけじゃなく“ケ”の日にも。「Tunjung Brut Sparkling」 Hatten Wines

スパークリングワインを抜栓するのは普通のワインを開けるよりもなんだか特別感がある。仕事で数え切れない本数を扱ってきたけれど、いまだに抜栓する直前はなんとなく気分が高揚する。 それはやっぱりスパークリングワインといえば高級なシャンパーニュを連想するし、泡ものはハレの日のおめでたい席に欠かせないお酒だからだろう。 Tunjung Brutを一口飲んだ瞬間、思わず「うまっ。」と声が出た。 濃いイエローの色調。レモンピール、洋梨、香ばしいトーストのアロマ。 口の中に広がる酸味とまろ

    • 休日の昼にぐびぐび飲みたい。「Aga Rosé」 Hatten Wines

      ワイン解説 「Aga Rosé」は淡いサーモンピンクの色調が美しいロゼ。 1994年にHatten Winesが設立された際、一番最初に造られた銘柄です。 ブドウは100%バリ島産で、アルフォンス ラヴァレ、マスカット ブルー、マルヴァジア ネラ、マスカット サン ヴァリエなどの品種がブレンドされています。 グラスに注ぐと摘みたてのラズベリー、ほのかに白胡椒の香りが立ち上がり、一口飲めば生き生きとした果実味が口の中に広がります。 柔らかく溶け込んだ酸味とキレの良い後味がバ

      • Hatten Wines

        Hatten Winesはバリ島サヌール地区に位置するワイナリー。 インネシア国内では国産ワインのブランドとして知名度が高く、在住者でなくともインドネシアに来たことがある方は、街中や空港の土産物店などで見かけたことがあるかもしれません。 国内のワインメーカーとしては最大手クラス。 「Hatten Wines」とは一つのワイナリー名であるのと同時に、異なったコンセプトのワイナリーを束ねるグループの名前でもあります。 今日は、Hatten Winesグループに属す3つのブラン

        • 【雑談】インドネシアって、ワイン作ってるんだ。

          「へぇ、インドネシアってワイン作ってたのか!」 お酒好きの駐在員、駐在妻の方々でも、インドネシアでワイン作りをしていることは渡航後初めて知る方も多くいらっしゃるはず。 かくいう私もその中の一人。 なぜ渡航するまでインドネシアワインの存在を知らなかったのか? 私個人の話で言うと、それは国民の約9割がイスラム教徒を占めるこの国で、ワインなんて作ってるワケがない!と思い込んでいたから。 そしてワイン業界に長く身を置いていたけれど、インドネシア産ワインなんて日本では見たことも聞い

        “ハレ”だけじゃなく“ケ”の日にも。「Tunjung Brut Sparkling」 Hatten Wines

          このnoteについて

          イスラム教徒が国民の約9割を占めるインドネシアで、お酒好きの駐在妻が、ワインを中心とした美味しいお酒を探す日々の備忘録。 製品情報は公式サイトより。感想は一個人の主観です。 私のインドネシアでのお酒セレクトのモットーは「背伸びしすぎず無理なく買える」。インドネシアはお酒の値段が高いですから。 日々コスパの良いお酒を探し求めています。 そのほかインドネシアのグルメ、食材レポート、日常生活の雑談なども。

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          自己紹介。

          初めまして。 2022年9月にインドネシア ジャカルタに来ました。 駐在員である夫の帯同ということで、いわゆる駐在妻として日々を過ごしています。 ソムリエです。 働き出してからインドネシアに帯同するまでずっと飲食業の人です。 2012年にソムリエ資格取得。 接客はもちろん、ワインの仕入れ、リスト作成、スタッフ教育などの仕事をしながら、とっぷり飲食業のサービススタッフとして働いていました。 働いたお店は都内の南イタリア料理店(バリスタ勤務→ソムリエ資格取得)、都内ジャズク

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