休日の昼にぐびぐび飲みたい。「Aga Rosé」 Hatten Wines
ワイン解説
「Aga Rosé」は淡いサーモンピンクの色調が美しいロゼ。
1994年にHatten Winesが設立された際、一番最初に造られた銘柄です。
ブドウは100%バリ島産で、アルフォンス ラヴァレ、マスカット ブルー、マルヴァジア ネラ、マスカット サン ヴァリエなどの品種がブレンドされています。
グラスに注ぐと摘みたてのラズベリー、ほのかに白胡椒の香りが立ち上がり、一口飲めば生き生きとした果実味が口の中に広がります。
柔らかく溶け込んだ酸味とキレの良い後味がバランスを整えていて、一言でいうと「フレッシュ感が魅力の辛口」。
味はそこまで濃くはないけれど、それこそがこのロゼの良いところ。
「インドネシアは年中暑いし、渇いた喉には冷たくてすっきりした飲み物が欲しくなる。」「今日は休みだし、昼から飲みたいな。」「友達と気軽に集まる会なので、おしゃべりを楽しみながらお酒を飲みたい。」
…そんな時に本領を発揮する、肩肘張らずに楽しめるワインです。
公式HP |Hatten Wines
ロゼワインは敬遠されがち
ワイン好きな方でも「甘そう」「女性が楽しむかわいい飲み物」というイメージから、敬遠されることも多いロゼワイン。
しかし欧米をはじめ、世界ではロゼワインの人気が年々高まっています。
何故人気があるのか。
ロゼワインは赤ワインが持つタンニン(渋み)やコクと、白ワインが持つフレッシュ感や酸味を合わせ持ち、食事に合わせてはもちろん、単体でも楽しめるとても万能なワインだから。
「赤では重すぎるけれど、白では少し物足りない」という場面や、昼間の食事会、野外でのバーベキューなどにはロゼワインがぴったりです。
また、ワイン選びに迷ったらロゼ!と言っても過言ではない程フードペアリングに秀でています。
軽めの口当たりながら奥行きのある風味とほのかな渋みがあり、食前から食後まで料理に寄り添ってくれる優秀なお酒なのです。
Aga Rosé フードペアリング
ワインの中でもロゼワインはペアリングの守備範囲が広く、刺身や中華、辛味大好きインドネシア料理まで、食事の邪魔しないという意味でこんなに万能なワインはそう多くありません。
が、敢えてAga Roséに合う食べ物を、インドネシアで食べられるもので選ぶならば。
・Gado-gado
・Rujak
・Ayam / Bebek GorengとSambal matah
・Sate Taichan
・Nasi Goreng
・Siomay(Saus Sambalで)
・サーモン 寿司、刺身
‥‥あたりにより合うと思います。
フレッシュな野菜と果物、あっさり味の白身肉との相性が良いです。
辛味も中和してくれるのでむしろ食事が進みます。
Sateは普通の(ソースが絡んでいるタイプのもの)は赤ワインの方がより合うというだけで、ロゼでも全然大丈夫。
実はサーモンとはぶつかるワインが多いけれど、そんな気難しい食材とも仲良くできてしまう。
ロゼって本当に便利で優秀。
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