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【雑談】インドネシアって、ワイン作ってるんだ。

「へぇ、インドネシアってワイン作ってたのか!」

お酒好きの駐在員、駐在妻の方々でも、インドネシアでワイン作りをしていることは渡航後初めて知る方も多くいらっしゃるはず。
かくいう私もその中の一人。

なぜ渡航するまでインドネシアワインの存在を知らなかったのか?
私個人の話で言うと、それは国民の約9割がイスラム教徒を占めるこの国で、ワインなんて作ってるワケがない!と思い込んでいたから。
そしてワイン業界に長く身を置いていたけれど、インドネシア産ワインなんて日本では見たことも聞いたこともなかったからでした。

日本で流通していないから、日本語での情報がない。

そもそもインドネシアでのワイン作りが始まったのはごく近年のこと。
ワイナリーの数も、両手で数えられる程度。
当然生産量も多くなく、そこに諸々コストが上乗せされることを考えると、日本のインポーターとしては輸入するメリットを探す方が大変かもしれない。

でもせっかく住んでいるんだし。土地のものを美味しいと思えたら今より少しだけ、インドネシアへの愛着度が増すと思うのです。
そんなわけで、まだ始まったばかりの未開のインドネシアワインの世界。お酒(主にワイン)選びの参考に&インドネシアでの素敵な飲酒生活のために、私の拙い記事が少しでもお役に立てたらと思います。

原料ブドウの産地

現在インドネシアのワイナリーは、国内で栽培されたブドウからワイン造りをしている生産者と、近隣諸国(主にオーストラリア、ニュージーランド)からブドウ果汁を購入して醸造している生産者の2つに分かれます。

せっかくなら国産ブドウで作ったワインの方が…という気持ちもあるけれど、高温多湿のこの国で、ワイン作りに適したブドウを栽培するのは本当に骨の折れる仕事ではないかと想像します。(ブドウ栽培のお話もしたいけど、またいつか。)

どちらが良い、悪いではなく、「自分はこんなワインが好き。」「このワイナリーはワイン作りをしているのか。」と言うことを、なんとなくでも知って飲むことの方が、より楽しいお酒時間を過ごせるのではないかと思います。


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