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洋楽の良さが分からない箇所こそ良い研究対象となる!

僕は小学生の頃から洋楽ばかりを聴いていました。カルチャークラブ、ワム、マドンナ、クイーン、Cyndi Lauper、マイケル・ジャクソン、ジャーニー、、ボン・ジョヴィ等々。

当時は今みたいにストリーミングサイトなんて存在しないので、レコード屋でLPを買うか、貸しレコード屋で借りてきてカセットテープにダビングするか、もしくはFMラジオで洋楽を聴いていました。

僕は洋楽が大好きでしたが、中にはその良さがわからない曲もたくさんありました。あの頃はそういう曲が始まるとすぐ飛ばして次のお気に入りの曲を聴いていたものですが、今思えばその良さがわからない曲こそが、日本人の僕との文化の違いを感じることができる貴重な箇所だったと考えられます。

つまり逆に言えば、我々日本人が洋楽を聴いて良いと思う箇所は、欧米人との共通の感覚を持てる箇所であり、誤解を恐れずに言えば、その箇所からは学ぶものが少ないです。

しかし良さがわからない箇所も、レコーディングされ作品となっている以上、欧米人はその箇所を良いと思っているということになるので、そこが一番の感覚の違いとなり、学ぶべき点が数多く潜んでいると思うのです。

「よく分からないメロディだな」

とか…

「なんでココこんなに繰り返すんだろ?」

とか…

「いきなりこの構成?」

みたいな曲こそ良い研究対象です。我々日本人は西洋音楽のルーツがないので、研究するしかありません。


因みにこれは妻と僕の英詞ボサノバアルバム。


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