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"ハートに火をつけて"的な間奏の長い曲の需要はない?

"ハートに火をつけて"はドアーズの1967年発表の有名な楽曲ですが、この曲の中間部にはオルガンとギターの長いソロがあって、全部で7分くらいあります。

こういう構成って現代では全く需要ないんでしょうね。なんせ歌より間奏の方が長いくらいですから。

でも人間が演奏している音楽って本当に良いんですけどね。オルガンがこう来たからドラムはこうする。とか、ドラムがこうなったからギターはこうしようとか。楽器を通じてそれぞれの会話を感じ取れるのは素晴らしい事なのですが…。

現在は…何と言うか…結果が直ぐ出るものが持てはやされる傾向なんですかね?イントロも要らない。間奏も要らない。直ぐに歌、直ぐサビ。歌が終わったら曲も終わりで良い。みたいな。

なんでしょう?

食事で言ったらお洒落して、時間をかけて頂くコース料理より、メインだけで良い。前菜もデザートも要らん。なんならサプリだけで良い。みたいな感じなのでしょうか?

我々は便利さを追求して進歩して来ました。手紙より電話。固定電話より携帯電話。デパートよりAmazon。レストランよりUberといった感じで。

何かが失われつつある気がします。
それは人間らしさ?かもしれませんね。

この曲も長~いフルートソロがあります。


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