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自分に最適な仕事を見つける方法は? 《ライフピポット》

このまま今の仕事をずっと続けていけるのかな? と、ふと頭によぎることはありませんか?

私はいまの仕事であるCRMがとても好きですが、会社と私の価値観が少しずつズレてきたな、と思うことが増えてきました。

これからまだ何十年も働くことを考えると、転職活動をしようかなと考えています。

でも、関西圏にはCRMの求人って、すごく少ないんですよね。本社機能に紐づく職種はやはり東京が多く、あまり選択肢がない。

そんなときに手にとったのが、この本「ライフピポット」です。

CRMの経験を生かして、他にできる職種がないか、転換(ピポット)できる職種がないか、考えてみることにしました。

いまの自分に最適な仕事を見つけたい

もともとCRMの仕事をはじめたのも、立ち上げメンバーにアサインされたのがきっかけです。書くことが好きだったので、それを上司に伝えていたら、お客様にメルマガ書くのはどう? みたいな流れで異動することになりました。

なので、他に自分にあう仕事があるなら、それを見つけたいという想いもあります。そこで、「自分に最適な仕事を見つける方法は?」という視点で本を読み進めていったのですが、以下の答えにたどり着きました。

やりたい仕事はすぐに見つからなくてもいい。やりたいことが見つかったときや、必要にせまられたときに、転換できる準備をしておけばいい。

つまりすぐに見つける必要はなくて、準備しておくことが大事ということですね。それはなぜなのか? 3つの理由がありました。

<理由1> 人生100年時代で長期的なキャリアプランが描きにくい
テクノロジーの進化や、コロナのような予期せぬ出来事により、企業が短命化。それが個人のライフスタイルにも影響を及ぼすため、予想することがむずかしい。

<理由2> 将来を見据えて、点を線でつなぐことはできない
前もって、どんな経験が役に立つかはわからない。過去の経験が偶然つながって、未来が拓けることがある。だから目の前の仕事に真剣に取り組み、資産を自覚的に蓄積していくことが大事。

<理由3>偶然が8割
ある研究によると、個人のキャリアの8割は予想もしない偶然によって決定するらしい。だから偶然を計画的に味方につけるために、好奇心・持続性・楽観性・柔軟性・冒険心を持って、普段から知見を広げていこう。

確かに、私がCRMの仕事をしているのも偶然といえば偶然! もともとライティングが好きで、社内でブログも書いていたので、それがきっかけになったのかもしれません。

「やりたいことが見つからないなら、準備をしておく」っていうのは、しっくりきました。では、どんな準備をしておけばいいのでしょうか?

準備とは、3つの蓄積をためて、いつでも転換できるようにしておくこと

<3つの蓄積とは?>
(1)価値を提供できるスキルセット
(2)広く多様な人的ネットワーク
(3)経験によるリアルな自己理解

上記の「3つの蓄積」と呼ばれる、いままで培ってきた個人の強みを組み合わせることによって、初めて見出される可能性が、転換可能なキャリアです。

この本では「ハニカムマップ」というワークショップが用意されていて、私もやってみました!

ハニカムマップ

CRMはどうやってリピーターになってもらうか? ということが仕事なので、マーケティングの4PのPromotiom(販促)を担っています。また、私は探究心が強いので、「マーケター」は転換できそうだなあ、と思いました。

メルマガやDMを日常的に配信しているので、書くことが多く、「ライター」もピポットできそうです。

あとは、たまにプレスリリースを書いたり、Wantedlyの社員インタビュー記事を書いていたりもするので、PRも転換できるかな? と思います。ただ、私が裏方気質なので、表に出るよりもサポーターのような立ち位置がいいと思いました。

実際にやってみて、私の可能性はこんなにも広がっているのか! とびっくり。まずはCRMを軸にマーケティングの領域で、幅広く求人を探してみようと思います。

本には、3つの蓄積を溜めていく方法がいっぱい書かれているので、もっと具体的に知りたい方は、ぜひ読んでみてくださいね!

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