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異業種からIT業界に転職した私が勉強しておいて良かったこと

コロナウィルスの流行により、飲食業などサービス業の方々は仕事への影響が大きく、人によっては他業種への転職を視野に入れる方もいたのではないかと思います。
実際私の身のまわりでも、転職前の業界がコロナの煽りを受けていたため、IT業界に転職したという方がいます。

私はIT業界に働いており、会社の売り上げなどには関わっていないのでそのあたりのお金周りはコロナによってどのように影響しているのかわかりませんが、少なくともコロナによって働くことができなくなったり、会社が倒産したりすることはありませんでした。
コロナ関係なく、IT業界自体急成長しており人材不足なので、興味があれば転職を検討しても良いかもしれません
(このあたり私はちゃんと調べてないので、本気で転職を検討される方は業界の将来性についてよく調べていただくことをお勧めします)

私自身、今でこそ3年ほどIT業界で働いていますが、IT業界に入るまではテーマパークでチュロスを売ったり、遊園地で乗り物の係員をやったりと、パソコンやOffice操作とは無縁の全く異なる畑にいました。

そんな私ですが、IT業界の現場に入る前にたまたまいろいろ勉強していた結果そこまで苦労せずとも業界の仕事になじむことができたので、私の経験談から異業種からIT業界に転職するにあたり、最低限知らないなら学んでおいた方が良いことをまとめます。

タイピングの練習をしておく

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私が最初に入社したSESの企業では、研修の一番最初にタイピングの速さを確認するためタイピングゲームをしました。

入社当時は私以外に同期が2人いて、私以外の同期は上記のゲームをプレイした後、さらにタイピング力を向上させるため目標が設定されたのですが、私だけもうタイピングの練習はしなくていいと言われました。
IT業界に入る前からタイピングの速度は人並み以上だったのです。

なぜサービス業の私がIT業界でも通用するレベルのタイピング速度であったかというと、私は16歳~22歳ぐらいまでの間ずっと引きこもりだったのですが引きこもりだった時の趣味の一つがタイピングゲームで、ネットで遊べるいろんなタイピングゲームをやりこんでいました。

タイピングの速さは仕事の速さに繋がります。
特に新人として入社すれば議事録など任されることがありますが、一つの会議で最低でも何百、何千文字は入力することになりますし、メールやslackなどで頻繁に文章のやり取りをすることになりますので、タイピングの速度が遅ければ遅いほど仕事を片付けるのにも時間がかかってしまいます。

最低でもIT業界に入る前にキーボードを見ないでもタイピングできるようにしておき、少しでも早くタイピングができるように好きなゲームで練習しておくことをお勧めします

Excelの勉強をしておく

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IT業界でExcelのスキルは必須です。

表の作成、関数の活用、印刷をする際の設定、グラフの作成や修正、使用する機能は業務によって異なりますが、私が今まで参画した現場(6社)では、どこでも必ずExcelのスキルが求められました。

WordやPowerPointは、現場によってかなり使うところもあれば全く使わないところもあるので必須スキルではありません(使えたほうが使う場面になった時に楽ですが)。

私はサービス業時代からMicrosoftOfficeのExcel、Word、PowerPointのSpecialist資格を取得するためパソコンスクールに通って勉強しており、IT業界に入ってからすぐExcelのExpert資格も取得しました。

正直ここ最近までMicrosoftOfficeの資格がどんな内容か知らない人が多く、興味持たれなかったりマクロ組めると勘違いされたり、資格取ったことで面接や面談で有利になったこともなければ、業務に活きている感覚もありませんでした。

しかし最近異業種転職をされた方がExcelに習熟されている方ではなく、データバー、vlookup関数の存在を知らない、グラフの修正方法を知らない、ウィンドウを固定できることを知らないという状況を見て、MicrosoftOfficeの資格勉強はこういったExcelの機能や関数を体系的に把握するのに良かったことが分かりました

Excelの初心者がExcelでどんなことができるか何も知らないのはもちろんですが、ある程度Excelの業務経験がある方でも、業務で使ったことがない機能は知らないので知識や技術に偏りがあります

IT業界に入る前にMicrosoftOfficeの資格取得に向けて勉強してみたり、Excelの業務効率化に関する本を一通り読んでみるなどすると、現場に入ってからExcelの機能を一つ一つ学ばなくてもスムーズに仕事出来ると思います。

人間関係に恵まれていて稼働が落ち着いている現場であれば周りの方がExcelの機能から丁寧に教えてくれると思いますが、恐らく基本的な機能は分かっている前提でいるので現場によっては「そんなことも知らないのか」と思われたり、現場の業務は教えてくれてもExcelのことまで教育してもらえないこともあると思います。

最初からExcelはある程度使いこなせた方が無難ですし、分からないならわからないなりに検索して調べてから質問することをお勧めします

Excelのショートカットを覚える

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私は自社の研修を受けるまで、Excelで文字のコピーや貼り付けをするときは右クリックで操作していましたが、ショートカットキーでコピーや貼り付け、切り取り、それ以外もいろんな操作がマウスに頼ることなくできることを知り、現場に入る前に基本的なショートカットを学び、現場に入ってからもたくさんのショートカットキーを覚えることで業務のスピードを上げていきました。

業務の中には〆切があったり、明確に〆切は無くてもなるべく早く仕上げてほしいと言われたり、ある程度のスピードが求められますが、Excelのショートカットキーを知らないとそれだけ多くの時間がかかってしまいます

それにショートカットを覚えたところで数秒の短縮にしかならないとしても、いろんなショートカットを覚えることで1日当たり数十秒~数分数十分の短縮につながっていきます。
使う頻度の高い操作からどんどん覚えていくと自分の業務スピードが上がるだけではなく、周りにも教えることで他の方の業務に貢献することもできます。
実際、自分が知っているショートカットキーを他の方にお伝えしたことが何度かありますが、かなり喜ばれるので私もとても嬉しいのです。

エクスプローラーの立ち上げ、アドレスバーの選択、フォルダの作成、フォルダ名の変更などなど調べてみるとショートカットキーでできることはかなり幅広いです。
「よく使うこの操作ってショートカットでできないかな?」と考えて調べる癖をつけて、どんどんショートカットを覚えていきましょう

少しでもIT業界で活躍できるように準備しよう!

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私も20代後半にサービス業からIT業とまったく異なる畑に転職しましたが、いろいろ苦労しつつも何とかやれています。
特にいろんな現場の方からは仕事のスピードについて褒められることが多々あるのですが、それはタイピングが元々速い、Excelの機能を網羅的に知っていた、そして業務しながらもショートカットを学び続けるなど、効率的に仕事を進めるための下地と日々の努力の結果だと思います。

異業種から転職すると分からないことだらけで戸惑ったり落ち込んだりすることもあるかと思いますが、私の経験上分からないことを責める人はほとんどいません。分からないことは分からないなりに努力し、これから着実に学んでいけばいいのです。

最初に最低限の準備をして、スムーズにIT業界に入って活躍いただければと思います!

▼まだまだ未熟ですが、IT業界歴3年以上の私で相談にのれることがあればご協力しますのでDMにてご連絡ください!


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