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ねじ製造の出発点!設計開発を担う技術課とは?(社員インタビューVol.28)

こんにちは、金剛鋲螺株式会社の広報チームです。ご覧いただきありがとうございます!

今回の社員インタビューは、製造部技術課の吉田さんと南本さん。設計開発という製造の根幹を担う2人に、仕事内容や日々のやりがい、印象に残っている案件を聞きました。

(左)技術課 係長 南本、(右)技術課 課長 吉田

-技術課の仕事内容と人員構成、それぞれの役割を教えてください。

吉田:製品の設計と発注、在庫管理のほか、工場にある機械や設備の調整、メンテナンスなども行なっています。設計業務では、まず図面を描いた後に協力会社へ金型製作を依頼し、入荷したら現場の人といっしょに機械を調整してねじ製品を作っていきます。

現在のメンバーは社員4名、パートが1名の5名体制。パートさんには、CADを使って図面を仕上げてもらっています。課長としての私の役割は、課全体の統括を行うこと。南本係長とうまく手分けしながら業務を進めています。特に指示しなくても、係長は自ら動いてくれるので、安心して仕事を任せられます。

南本:吉田課長は現場でのキャリアが長く、とても頼れる存在です。わからないことを、いろいろと聞いて参考にさせてもらっています。 

-日々の業務では、どのようなやりがいを感じていますか。

吉田:約17年間現場に従事してきたので、その経験を活かしながら設計業務に取り組んでいます。自分の思った通りの製品に仕上げられたときは、大きな達成感が得られますね。

南本:私も同様で、特殊冷間圧造部品と呼ばれる複雑な形状のものを思い通りに実現できた瞬間が、最もやりがいを感じます。また、現場の人たちが技術課に相談事をもってきた際に、アドバイスをして無事に解決したときも、役に立ててよかったという気持ちになります。

-これまでで最も印象に残っているのは、どのような仕事ですか。

吉田:技術課に配属されてから2年目ぐらいのときに、お客様から急ぎの依頼を受けたことがありました。その場ですぐに図面を描き、2~3時間ほどでねじを作って相手に渡したところ、目の前で「ありがとう」と言ってもらえて。普段、お客様と直に顔を合わせるケースは滅多になく、感謝の言葉をいただけたときはとてもうれしかったです。今も思い出に残っています。

南本:5年前、ベアリングボルトシリーズに取り組んだときは非常に苦労しました。10種類近くあるシリーズで、公差が厳しいだけでなく、ちょっとずつ寸法が異なっていたため、金型の種類を大量に用意しなければならなかったのです。できるだけ数を少なくしたいと思い、共通で使える金型を工夫して考えました。けれども、なかなか思い通りの寸法に仕上がらなくて。金型メーカーに金型を持ち込んで何度も修正を繰り返し、ようやく製品として完成させました。要した期間は2週間。その間、金型メーカーに10回以上は足を運んだと思います。

全部終わったときは「もう、こりごりだ」と思って(笑)。根気よく付き合ってくれた現場の人たちには本当に感謝しています。また、その際に金型と打ち上がった製品の寸法のデータをたくさん集められたので、その後の設計に活かせていると思います。

-今後の目標をお聞かせください。

吉田:製造部にとっての技術課は、縁の下の力持ち的な存在。トラブルなど、何かあったときに頼りになる存在であり続けていければと思います。現場の教育や、機械と設備の保全にも注力し、みんなが働きやすい環境づくりに貢献していくつもりです。

南本:私の目標は2つ。1つは、これまで以上に経験を積んだり知識を蓄えたりして、より複雑な形状の品物であっても対応できるようになることです。お客様に「この製品は、金剛鋲螺株式会社にしかお願いできない」と言ってもらえる技術力を目指します

もう1つは、現場の作業者との情報共有をこれまで以上に密にしていくこと。セットアップ表などを活用し、経験の浅い人でも取り組みやすい、再現性の高い金型を準備して標準化を進めていければと考えています。

-ありがとうございました!


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