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ホモ・ファーベルの断片ー人とものづくりの未来ー

愛知県陶磁美術館に出かけました。
こんな展示が開催されていました。

国際芸術祭「あいち2022」連携企画事業/特別展
ホモ・ファーベルの断片
―人とものづくりの未来―

芸術を理解する必要はあるのか

陶磁が並んでいます。
お皿です。私には意味が分かりません。
このお皿に何を入れたら似合うのか。そこにどのような芸術性があるのか。私には、とんと理解ができません。

「この大皿、ビュッフェでそうめんでも入っていたら、何人の人が食べると器が空くんだろう?」
そんな貧相な想像しか働きません。

美術館に出かけることはあります。
絵画が展示されています。
印象派のような有名どころは、心を動かされます。感動します。
ただ。
モダンアートあたりになると、「これは一体、何???」の連続です。
書道、彫刻等になると、基本的に、何も理解ができません。

アートには、美術館以外に、音楽、映画、演劇、小説等だけに限らず、野球、ボクシング等のスポーツもアートに含まれると判断しています。

人が何等か何かを表現していたら、それはアートです。

心を動かされるものもあります。全く理解できないものもあります。

「全てを理解する必要があるのか?」

心を動かされるものが、その人にとってのアートであり、それ以外を無理に理解しようとする必要はない。

それが私の解です。
当然、私見です。

ただし、「分からないからと言って、拒否してはいけない」
この点は大切なことと考えています。

芸術を理解するためには

「理解できないから、どうでもいい。」
そういうことではないはず。

たとえ共感できなかったとしても、理解しようとする努力は大切です。

その意味では、今の時代は幸せです。
例えば、今回であれば「ホモ・ファーベル」で検索すると、理解を助けてくれる数多くの投稿が目の前に現れてくれます。

今回検索して、「すごいなぁ」と思った記事はこちら。

最古の素材で前衛を

O-bake様の投稿です。

視点も深ければ、解説のポイントも非常に興味深い。
記事を拝読しながら、展示一つ一つを見て「ほほぅ」と納得していました。

美術館によっては、解説音声のオプションを提供されている場合もあります。これはぜひお勧めです!

詳しくご存じの方は不要ですが、背景等を把握されていない場合は、手っ取り早く、世界観を把握することができて、理解を深めることができます。

美術館、最近、いつ行きました?

芸術の秋です。
アートを見て楽しみましょう!

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