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モーニングミストというタイトルの絵

この絵は「morning mist」というタイトルのシリーズの絵。4年前の個展に連作で描いた。

不思議なことに一度描いたらずっとそのあと描き続けるシリーズもあれば、一時期だけバッとたくさん描いてそのあと全然描かなくなるシリーズもある。これもどっちかというとそう。

でもまたいつか描く予感はしている。

この絵はいくつかの影響を受けている。


一つはL.E.D.というバンドの曲名。L.E.D.は大好きなバンドでこの曲は本当に美しい。youtubeでライブでの様子がアップしているのでよかった観てくださいね。僕はこの曲を聴いていると朝の霧がゆっくりと動いて森を包んでいるイメージが与えられるのです。

この曲が入っているこのL.E.D.のアルバムは最高です。

ちなみにL.E.D.の「one」というepのジャケットは僕が担当させてもらっている。これが決まった経緯は面白くて僕が見た夢がきっかけなのだけどその話はいづれか。。。僕の唯一のデジタル作品です。



もう一つは日本の花鳥画だ。僕は独学で絵を始めて美術の教育を受けていないけれど、改めて美術の勉強をすると本当に楽しい。なんで中・高校生の時もっと真剣に勉強しなかったんだろう!!いま授業受けたら本当にめちゃくちゃ楽しいのに!

そして日本の先祖たちが描いてきた絵たちは素晴らしいと思う。先祖たちとはどれくらい観ている景色が変わってしまって、そして意識や感性が変わってしまったかわからないけれど、それらを学んで描くことによって引き継げる何かがあるかと思う。

それははっきりとはわからないけれど描く中で何か感じらえる大切なものだと思う。

美しさは何か?というのは考えるとわからなくなるけれど、それでも美しさは求めたいなと思う。


そのほかにも影響を受けているものはある。それは僕が育った家が目の前が森であり、日々そこで過ごしたこと。そして大学と大学院は鳥取大学の森林学を専攻したことなど。

そんないくつもが重なりあい一つの絵が生まれるというのは面白い。だいたい三つの点が重なり合うところに絵は生まれる。

一つは僕たちの歴史、一つは現在に広がる世界のある地点、そして僕という個人。

意識的にしろ無意識にしろこれらが重なるからある作品は生まれる。

その意味を考えるのは面白い。

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近藤康平/絵描き・ライブペインティングパフォーマー。鳥取大学大学院農学研究科にて森林学を学ぶ。絵本書店員・絵本編集者を経て、今は絵描きです。絵描きの日々、旅の話、考えていること、絵の手法、畑のことなど書いています。よろしくお願いいたします。【web】kondokohei.net

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