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こんにちは。
サーファーズ身体管理学
近藤政隆です。

年末に届いたツインフィンがめちゃくちゃ調子が良くてご機嫌です。
テイクオフが早くてすごくやりやすいです。

何回も海に入りたくなりますね!!(^^)!

さて、 ジムで運動指導をしているとお客さんのお悩みで多い第1位が肩こりです。

 大人サーファーの皆さんも少なからずあるんではないでしょうか?

肩こりがあるとパドルをするサーフィンにも支障が出ます。。

そこで今までも肩こりについては取り上げてきましたが、もう一度肩こりの原因について一緒に考えてみたいと思います。

一般的な肩こりの原因

肩の可動域が狭い

 
万歳をしてちゃんと耳のところまで180°腕が上がらない状態だとなりやく、これは初期の肩こりに多いパターンです。

同じ姿勢で長い時間を過ごす生活をしている人に多いです。
肩周りの肩甲挙筋や僧帽筋などがこわばってしまい固くなった状態です。

筋肉は硬くなると血管を圧迫します。
血行が悪くなり疲労物質が溜まりやすくなり結果だるさや変な重さという典型的な肩こりの症状が出てきます。
これらは簡単な肩周りのマッサージ、湿布を貼るだけでも良くなります。

肘周りが原因の肩こり

右肩の方が強くコリを感じていたりなどどちらかのほうが偏ってコっている人いませんか?
これはパソコン入力が多いお仕事をしている人に多く肘周りの筋肉のコリからきている可能性があります。

 パソコンを入力する姿勢はどうしても指の筋肉が疲労します。 
これは腕橈骨筋と言って肘から指先に向かっている筋肉の疲労が考えられ肘周辺に凝りがたまります 。
この肘の疲労がその先の腕の付け根、そして肩の方にも伝わり肩こりになります。

このように肩だけではなく他の所から痛みを引き起こす場合がありこれを専門用語ではトリガーポイントと言っています。
肩こりのトリガーポイントも体中に10種類以上あると言われています。
腕橈骨筋も肩のトリガーポイントです。

対処法としては腕橈骨筋がある肘の付近をグリグリとセルフマッサージしてほぐしてみてください。
肘のコリが取れると肩こりが取れるかもしれません。

運動不足による腹筋の弱さが原因

これは大人サーファーの皆さんには少ない例だとは思いますが運動不足によって起こる肩こりもあります。
これは腹筋というか体幹周りの筋肉の弱さが原因となります。
これらは姿勢を維持する役割を持っているので、腹筋が弱ければ背筋にも影響され姿勢を維持できなくなってしまいます。

そうすると上半身が前方に倒れ、首が前に出て前かがみのいわゆる猫背の姿勢になります。
そうなると頭などを支える僧帽筋、肩甲挙筋などの首周り、肩回りの筋肉の負担が増えてしまいます。
これらは痩せ型の女性に多いとも言われています。

対処法としては1日10秒から20秒くらいでいいので体の横を伸ばしたり、捻るようなストレッチをするだけでも随分違うと言われています。 

股関節周りが硬いことが原因

これは学生時代スポーツマンで社会人になってから全く運動をしなくなった方に多いです。
昔スポーツをしていた人はしていなかった人よりも筋肉の量が多いです。
で、運動をしなくなると筋肉が硬くなります。

 特に腰周りの腸腰筋や内転筋などが硬くなると股関節の動きが悪化します。
そうすると歩く、走るなどの衝撃を股関節周りで吸収できずに上半身まできます。そうなると首肩の筋肉に負担が増えて肩こりになります。

これには股関節周りのストレッチを日課にすることをお勧めします。

いびきが多いことが原因

これは睡眠時無呼吸症候群によくある症状で、器官周りが脂肪などで圧迫されて気道が狭くなりいびきをかきやすくなります。
いびきは寝ている間に首から肩にかけての筋肉に負担をかけます。

この対処法は言わずもがな体重を落とす事です。

長引く肩こりは大病が潜んでいる事も

肩こり以外に両手のしびれなどもともなう人は要注意です。
これは頸部脊柱管狭窄症などにある首の骨の変形などからくる場合もあります。

手のしびれ以外でも急に細かい作業が出来なくなった、手の感覚が逆に鋭くなったなどは要注意です。
怖いですね、、

肩こりプラス何か不具合がある時にはしっかり検査してもらったほうが良いかもしれません。

我々大人サーファー年代には切っても切れない肩こり、しっかり対処して楽しくサーフィンを続けていきましょう!

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波待ちラジオでパーソナリティーやってます。

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