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再就職後1ヶ月を経て

2022年最後の月に、再就職しました。
当然ですが、無職期間とは大きく違う1ヶ月となりました。

28日の最終営業日まで、20日間ほど出勤しました。
朝は、7時45分発JR土讃線に乗り、伊野駅から西佐川駅まで通勤します。
所要21分のローカル列車の旅です。
先週末は高知県では珍しい大雪で、3日間くらい運休となりました。
雪の対応には慣れていない様子です。

事務所は無人駅の西佐川駅に隣接しております。
昔の駅事務所を再利用しているものと思われます。
職員が5名の小さなDMOです。
Destination Management Organizationの略称です。

8時6分着の列車で到着して、17時25分発で帰宅します。
今のところ、ワークライフバランスのしっかり取れた働き方です。

自宅最寄駅まで戻ると、スーパーでの買い物が日課です。
一人暮らしに合わせてアプリの家計簿を付け始めましたが、
酒代と食費がほぼ同じです。
流通が困難なのか、品物は埼玉県と比べて2割くらい高いです。
今月は、湯豆腐とスンドゥプチゲを良く食べました。
朝食はコーヒーのみ、ランチはほっかほっか亭やスーパーのお弁当です。

無職との生活の違いは、良いこともあり、残念なこともあります。

田舎での再就職、新生活と一人暮らしの良いところは、
1 定期収入
2 社会との接点
3 静かで美しい環境
4 自分のことだけ考えていれば良い気楽さ
などが挙げられます。

逆に残念なところは、寂しい、暗い、人がいないという点でしょうか。
妻と長男の住む所沢へ、ハーフマラソンや高校の同窓会、それとこの年末年始で3回も往復しますが、とても賑やかで明るいです。

都心の喧騒や人混みを嫌って田舎暮らしを始めたのに、寂しさと暗さをネガティブに捉える自身の身勝手さに呆れもします。

ただ、日本の抱える最大の社会問題にも通じます。
高知県の全人口は、都道府県ランキングでワースト3位です。

今年の日本の出生者数は統計以来初めて80万人を切り、
一方で死者数は150万人を超えます。
その差は、約80万人となります。
高知県丸ごとの人口よりも多い日本人が、1年でいなくなる現実社会です。

街中の人が突然いなくなる。
漫画の世界のような出来事が進行しています。
都会から地方へ。
都会に滞留しない人流、関係人口作りが必要です。

初任給をもらったので、長男の部活が休みの日に、ラーメンを一緒に食べて、話題の映画”THE FIRST SLAM DUNK”を見て、小遣いもあげることができました。
子供に何か与える事は、それだけで楽しい事です。

無職時代は、妻以外とはほとんど会話をしませんでしたが、実に多くの人と会話をしました。
前職の旅行会社とも接触があります。
これから出合う人とは、ビジネスライクな会話に留まらず、その人の生き方や考え方まで興味を持って、接していこうと思います。

空気はきれいで、水も美味しいです。
日本はどこもきれいですが、ここの自然の美しさは際立っています。

日中を職場で過ごすと、ノーストレスというわけにはいきません。
でもそれが適度な刺激や疲労となり、無職時代より明らかに良く眠れるようになりました。

年が明けたら再度、自分の興味関心を見つめ追求していこうと思います。

新しい環境に慣れるには時間が必要です。
あせらずあわてずに、やっていきます。



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