泥のように眠る

どこの誰だろう、この表現を思いついたのは。

今日はとにかく泥のように眠っていた。

やろうと思っていたことはあったのだけれど、体が休息を求めていた。

昼過ぎに目が覚ますと、外はくもりだった。

あんなに雨の予報だったのに。

冷蔵庫から野菜ジュースとヨーグルト、イチジクを取り出してリビングへ。

イチジクは先日スーパーで奮発して買った。

イチジク、ぶどう、梨、柿。

秋の果物がわたしはことのほか好きだ。

食べ終えた後、またベッドにもぐりこむ。

少し空気が肌寒くて布団が恋しくなるこの季節。

しばしまどろみながら、また泥のように眠る。

そういえば「まどろむ」にも「どろ」が入っている。偶然だろうか。

とにかく今日はすきなだけ眠ろう。

ありがとうございます。いつかの帰り道に花束かポストカードでも買って帰りたいと思います。