koo

主に短編小説を書いています。 よろしくお願いいたします。

koo

主に短編小説を書いています。 よろしくお願いいたします。

マガジン

  • ショートショート集

    自身が書いたショートショートをジャンルに問わずまとめたものになります。

  • 赤いコート

    ホラー小説。一部有料となります。

  • オセロ

    ラブコメ短編小説です。一部有料となります。

最近の記事

明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。

    • noteを始めて一ヶ月

       noteを始めて一ヶ月経ちました。  多くの方に読んでいただきました。  ありがとうございました。

      • いつも通りだったら

         目を覚ますと動けなくなっていた。  考えることもできない。    数秒後。  動けるようになった。 (なんだっただろう)  そう思いながら男性はスーツに着替え始めた。    男性はいつもの時間よりやや遅い時間に通勤していた。  ……  目の前を歩いていた人が車にはねられた。 (もし今朝の事がなかったら……)  男性は震えが止まらなかった。                             完  読んでいただきありがとうございました。  著者koo

        • 悲しいチョコレート

           2月14日。  雪が降っていた。  女の子は待っていた。  ……  男の子は来ない。    1時間経過した。  女の子はチョコレートが入ったラッピング袋を握り締めた。  …… (おかしいな。昨日約束したのに)  女の子は待ち続けた。  2時間後。  女の子は涙を流した。 (昨日約束したのにどうして来ないの)  女の子が待ち続ける中、男の子は来なかった。  男の子は亡くなっていた。  女の子が知ったのは帰宅後だった。                          

        明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。

        マガジン

        • ショートショート集
          8本
        • 赤いコート
          4本
        • オセロ
          3本

        記事

          休日 シフォンケーキ

           私はお気に入りのカフェに入った。  いつも通りの席に座った。  店員が近づいてくる。  私は注文した。  待っている時間が心地よかった。  ゆったりとした時間が流れる。  店員は注文した生クリームがそえられたシフォンケーキが目の前のテーブルに置いた。  フォークを置き店員が去ってゆく。  私はシフォンケーキを見ているだけで楽しい気分になった。 「いただきます」  右手でフォークを持ちシフォンケーキに入れるとスーッと切れた。  私は一口食べた。  笑みがこぼれた。  私は美

          休日 シフォンケーキ

          オーガニックのチョコレートを最近食べました。 今まで食べてきたチョコレートとは匂いが違い驚きました。 味は滑らかで甘く濃厚です。 乳化剤が入っていなかったのが良かったです。

          オーガニックのチョコレートを最近食べました。 今まで食べてきたチョコレートとは匂いが違い驚きました。 味は滑らかで甘く濃厚です。 乳化剤が入っていなかったのが良かったです。

          透明人間の死

           透明人間は人々に認知されない存在。  もう嫌だ。  もう息をするのも嫌だ。  そうだ死ねば良い。  何もない部屋で透明人間は自身の首を絞めた。  ……  死んでも誰も悲しまない。  空気と同じ見えない存在。  誰からも認知されない孤独な世界。  そんな世界が嫌で自ら死を選んだ透明人間。  そして今日一人の透明人間が死んだ。                       完  読んでいただきありがとうございました。  著者koo

          透明人間の死

          空腹 焼肉定食

             ジュジュと肉の音が響きしょうゆの匂いが漂う。 「ぐ~」  と男性のお腹の虫が鳴った。  男性はお腹に触れ注文した定食を楽しみに待っていた。  …… 「お待たせしました」  と店員の声と共に焼肉定食が男性の目の前に置かれる。  男性は箸を持ち、 「いただきます」  と言うと箸で味が付いた肉を掴み口に入れた。  噛めば噛むほど旨味が出る。  男性は肉とご飯を交互に食べ始めた。  休むことがない箸。  男性はペースを上げる。  減ってゆく、肉とご飯。  味噌汁を飲み一気に平

          空腹 焼肉定食

          切なさと

           曲が流れ始め私は彼と踊り始めた。  暖かく緩やかでどこか寂しい曲だった。  私は彼の事が好き。  でも気持ちを伝えることはできない。  私は学校を卒業したら許婚と結婚する。  これは学校に通う前に決まっていた。  私は受け入れている。  彼の顔を見た。  微笑んでいた。  いつも穏やかで真が強い。  そんな彼だから私は好きになれた。  本当にパーティーに招待できて良かった。  私は涙を堪えて笑顔で踊った。  残り少ない時間を楽しんだ。    曲が終わり彼の手が離れた。  

          切なさと

          恐怖な彼女

           寝室で女性は眠っている男性をロープで手足を縛りベッドに固定した。  痛みを感じ男性は目を覚ました。  ロープが視界に入った。 (いったい何が……) 「あら起きてしまったの、残念。もう少し寝顔見ていたかったのに」  男性は横を向いた。  パジャマ姿の女性が居た。  女性は男性の恋人だった、ベッドの上で眠るまでは。    男性の口が開く。 「俺を殺す気か?」 「いいえ違います」  と答え女性は男性に近づく。  またぎ男性のお腹へ座った。  男性は頭を動かし女性に視界を向けた。

          恐怖な彼女

          彼女の想い

           私には思いを告げたい人がいる。  外を眺めると雨が降っていた。  傘を差しいつもの場所に向かった。  今日も彼はいなかった。  翌日も雨が降る中、私はいつもの場所に向かった。  いなかった。  ある日、私がいつもの場所に向かうと、  彼が居た。  ドクンドクンと私の鼓動は鳴る。  私は彼に一歩一歩近づく。  彼は優しい目で私を見た。  私の鼓動は速くなった。  私は深呼吸をした。  ゆっくり口を開き想いを告げた。 「助けてくれてありがとう」  彼は微笑んでいた。  ぽつりぽ

          彼女の想い

          今日初詣に行きました。 今年も面白いを求めて小説を書きます。

          今日初詣に行きました。 今年も面白いを求めて小説を書きます。

          オセロ 完結

           第2話  数手打って俺にはわかった彼女は強いと。  強いと解っていてもイマイチ集中できなかった。

          有料
          100

          オセロ 完結

          オセロ

          第1話 オセロで勝負なさーい」  俺は彼女を見た。  整った顔立ち。  胸は控えめですらっとしていて俺好みだった。  だが、俺は……。 「断る」  断った。    彼女は腕組みをし。 「例えば負けたらなんでもすると言ったら勝負受ける?」  俺は『なんでもする』という言葉を聞いてピクッと動いた。  「本当になんでもするのか?」 「なんでもするわ」  俺は再び『なんでもする』と聞いて彼女の色々な姿を想像した。    彼女は手で胸を隠し。 「今いやらしいこと想像したでしょ」  はい

          オセロ

          オセロ あらすじ

           しろくろの世界オセロ。  相手より一枚でも多い方が勝ちシンプルなゲーム。  オセロに負けたことがない青年が居た。  そんな青年が居る教室に美少女が扉を開け足を踏み入れた。

          オセロ あらすじ

          明けましておめでとうございます。 皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。 短編小説が中心になると思います。 今年もよろしくお願いいたします。

          明けましておめでとうございます。 皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。 短編小説が中心になると思います。 今年もよろしくお願いいたします。