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ブダペスト滞在メモ202306:スタジアムを巡ったよ

2023年6月のブダペスト滞在記です.

ブダペストからの帰国日,深夜便を選んだので1日が非常に長いです.これを活かして2つの有名スタジアムを観てきました.どちらも最近10年以内に新築されたピカピカのスタジアムです.

プシュカーシュ・アレーナ

まずはスタジアムツアーやミュージアムが無いらしい,プシュカーシュ・アレーナに行きました.これで早朝の時間を有効活用できます.

ここは収容人員約67000人,国際大会の決勝を行える規格の巨大なスタジアムです(EURO2020の4試合,およびUEFAヨーロッパリーグ22-23の決勝が開催されました).

プシュカーシュはハンガリーで一番有名なサッカー選手.1950年台に4年間国際試合で無敗を誇ったハンガリー代表「マジック・マジャール」の中心選手で,クラブではレアル・マドリーのチャンピオンズカップ(現在のUEFA CL)の3度の制覇に貢献しています.クラブのキャリアで出場試合も得点もともに600を超えているという並外れた記録の持ち主です.

ホテルの朝食時間内に戻ってこれるように出発.ブダペストは日差しが強かったですが湿度が低く散歩には快適でした.

スタジアム名を冠した地下鉄駅(Puskás Ferenc Stadion)が最寄りで,これまた巨大な屋根付きのアリーナ(Papp László Budapest Sportaréna.最大収容人数12500人)をぐるりと回ります.

そこそこ歩いて全容が見えました.

とにかく巨大!Museumと地図に書かれている建物もありましたが,常時観光客向けに公開されているものでは無いようです.特定のクラブが本拠地にしているわけでもないため,グッズショップも無し.ただ,巨大スタジアムそのものが好きな私は大満足の朝の散歩でした.平日朝だったので,ホテルへ戻るバスで思い切り通勤ラッシュに巻き込まれたのも悪くない体験でした.

グルパマ・アレーナ

ホテルで朝食とチェックアウトを済ませ,スーツケースをホテルに預けて再出発です.次の目的地はグルパマ・アレーナ.ハンガリーの名門クラブ,フェレンツヴァーロシュの本拠地です.こちらはクラブの本拠地だけあってグッズショップ,ミュージアム,スタジアムツアーがそろっています.ミュージアムのチケットを買うとスタジアムの中も見学させてもらえる方式でした.

ミュージアムの説明がほとんどハンガリー語だったので理解はあきらめて,とにかくたくさんあるトロフィーに圧倒されるのを楽しみました.最近のCLやELの試合結果は大々的にアピールしてましたね.街も国も代表するわれらがスター軍団,という感じでしょうか.

スタジアムツアーは英語が堪能なスタッフさんが親切にしてくれました.見学内容は定番のロッカールーム(メディカル,マッサージ,シャワールーム含む),会見場,そしてピッチサイド見学です.

プシュカーシュ・アレーナとは異なりこちらは約22000人とコンパクトなサイズです.


かっこいい鳥のモニュメント


スカーフを巻くアルベルト・フローリアーン


アルベルト・フローリアーンの銅像.ハンガリー人で初めてバロンドール受賞者となった名選手です.プロキャリアはフェレンツバーロシュ一筋16年で351試合出場256得点を記録しています.
タイトルを取った年はキャプテンがこの銅像にスカーフを巻く,という風習があるらしく,訪問時は誇らしげに緑のスカーフを身に着けていました.

サッカークラブのショップがある街に行くとポロシャツを買う習慣があるので,ここでも1枚買って帰りました.これはすぐに着た方が良かろう,と帰国の一着に選んだのですが,ブダペスト空港の免税店で店員のおじさんに話しかけられたので買ったかいがありました(笑.

Jリーグのホームスタジアムは公営のものが多いので簡単ではないのかもしれませんが,訪問して楽しくなるようなショップ,ミュージアム,スタジアムツアーは充実させてほしいなー,と思いますね.

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