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【雑記】高校生だらけのドラフト 2022

 過去の『高校生だらけのドラフト』シリーズをお読みでない方は、初めまして。過去の記事をお読みの方は、ご無沙汰しています。この記事では2022年10月20日開催予定のプロ野球ドラフト会議に向けて、専門家でもスカウト関係者でもないどこぞの文章書きが注目するドラフト候補を紹介します。2018年以来継続しているシリーズなのですが、ご興味がありましたら2018年版2019年版2020年版2021版も読んでいただけると嬉しいです。依頼されたわけでもないのによくもまあ続くものだと。
 それから重要な点なのですが、当記事は「贔屓選手の紹介」であって「ドラフト指名予想」ではないのでご注意ください。また筆者は特定の球団を推すよりは選手の個人成績を重視するタイプで「この球団におすすめ」的な話でもありません。しかも「野手」「浪漫砲」「強打の捕手」が好きなため、紹介する選手は高校生の中長距離打者に偏っています。もしかすると意外な名前が出るかも知れませんが、その意外性も含めてお楽しみいただければ幸いです。各ポジションで特に注目度の高い選手には◎を付けています。
 なお当記事は10月17日までの情報を参考にしており、大学野球の成績は秋季リーグ中のものを記述しています。


◇  ◆  ◇  ◆  ◇


【投手】

斉藤優汰(南北海道・苫小牧中央)◎
*189cm 88kg/右投右打
*MAX151km
〈めも〉球威のあるMAX151kmの直球に、大きく変化するフォークボールで奪三振をかさねる本格派右腕。使える変化球はスライダー、カーブ、フォークボール。現在はツーシームとカットボールの習得に取り組んでいるという話です。入学後3年間で183cm70kgから189cm88kgまでアップ。まだまだ成長途上で伸び代を感じさせる投手です。

田中晴也
(新潟・日本文理)
*186cm 92kg/右投左打
*MAX150km
〈めも〉下級生時代から注目を集めていた大型投手です。ガッチリした体格でMAX150kmを計測。変化球はスライダー、カーブ、フォークボール、チェンジアップ。甲子園ではマメの影響で本来の投球ができず6回7失点で降板という残念な結果に終わりました。事情が事情なので筆者はそれほど悲観していません。ちなみに打者としても高校通算18本塁打を記録しています。

森下瑠大
(京都・京都国際)
*180cm 75kg/左投左打
*MAX143km
〈めも〉名門京都国際で1年秋から背番号1を背負い、3年夏までエースとして引っ張りました。球速は140km台前半ながら制球力とスライダー、カットボール、カーブ、フォークボール、チェンジアップと多彩な変化球を駆使して打ち取るスタイルです。二刀流でも知られていて高校通算21本塁打を記録するなど打撃も優秀。

門別啓人
(南北海道・東海大札幌)
*182cm 85kg/左投左打
*MAX150km
〈めも〉1年秋から背番号1を背負い、MAX150kmの速球とツーシーム系、スライダー、カーブ、チェンジアップを武器に奪三振をかさねました。3年春の地区大会では20奪三振を記録。今年の北海道は投手の有力選手が多いですけれど、その中でも現時点の完成度は1番かも知れません。

山田陽翔
(滋賀・近江)
*175cm 78kg/右投右打
*MAX149km
〈めも〉今年の高校生投手の中では、もっとも知名度の高い選手でしょう。甲子園通算115奪三振。高校通算30本塁打の強打者でもあり、投打で高校野球を盛りあげてきました。同時に投球数の多さが懸念材料にも。甲子園大会の準決勝では余力がない状態で6回2/3を5失点。それから疲労を回復させるには短すぎる期間でU-18 Baseball World Cupに参加。ドラフト指名は確実なので充分に肩を労っていただきたいです。


【捕手】

葛西凛(青森県・八戸工大一)
*181cm 75kg/右投右打
*高校通算18本塁打/2塁送球1.9秒
〈めも〉3年夏の県大会では18打数10安打と気を吐き、決勝戦までチームを引っ張りました。堅実さと一発長打の魅力を併せ持っており、将来性豊かな選手だと思います。体作りなども含め、本格化には時間を要するかも知れませんが、中距離打者型の捕手としてプロの世界でも見てみたい選手です。

片野優羽
(千葉・市立船橋)◎
*183cm 95kg/右投右打
*高校通算31本塁打/2塁送球1.85秒
〈めも〉1年生から4番打者を務め、コロナ禍の影響を強く受ける首都圏の公立高校ながら31本塁打を記録しました。大きめのオープンスタンスで構える独特のフォームで、荒削りな面はあるもののスイングは綺麗です。甲子園の左翼席に特大弾を放り込めるパワーは魅力ですし、大柄ながら守備も軽快なので「強打の捕手」としての活躍を期待したくなります。

唐川侑大
(南北海道・東海大札幌)
*176cm 81kg/右投右打
*高校通算20本塁打
〈めも〉残念ながら映像を見る機会はなかったのですが、2年生の頃から気になっていた選手です。通算20発を誇る北海道屈指の打撃力が売り。同時に1年生から正捕手を務め、投手としてもMAX145kmを計測し、外野手も兼任するなど臨機応変にさまざまなポジションをこなせる器用さも持っているのが特徴。色々な可能性を秘めており注目度は高いです。

松尾汐恩
(大阪・大阪桐蔭)
*178cm 76kg/右投右打
*高校通算38本塁打/2塁送球1.87秒
〈めも〉名門大阪桐蔭を牽引し、甲子園で通算5発を記録。走攻守に秀でており、捕手だけではなく遊撃手も務める万能型です。コミュニケーション能力の高さも知られていて、ムードメーカーにもなれる点も強みですね。完成型は中距離打者でしょうか。まだバッティングでは肩を深く入れ、ドアスイング気味になることもありますが、対応力を持っているタイプだと思うので心配する必要はなさそうです。ただ、どちらかといえば遊撃手の方が向いている気もします。そのあたりプロの世界ではどう変わるか気になります。

盛島綾大(沖縄・興南)
*185cm 93kg/右投右打
*高校通算本塁打数不明/2塁送球2.0秒
〈めも〉筋骨隆々とした体格で、バットを肩に載せたままゆったりと構えるすがたには威圧感があります。とはいえ確実性に乏しく、公式戦の成績に目立ったところはありません。それでも潜在能力の高さを感じさせる風格は目を引きます。遠投110mながら送球は2.0秒台。もう一段階速度をあげられると注目度も高まりそう。指名されるか難しいラインですけれども注目したい存在です。

【内野手】

相澤白虎(神奈川・桐蔭学園)
*178cm 80kg/右投右打/遊撃手
*高校通算19本塁打
〈めも〉OBの森敬斗選手(横浜DeNAベイスターズ)を右打者に換えたような俊足強打が売りで、こちらはより長打重視の素材型という印象。50m5.9秒の走力を武器とする総合能力の高い選手であり、成長次第では優れたリードオフマンになりそうです。

イヒネ・イツア(愛知・誉)
*184cm 83kg/右投左打/遊撃手
*高校通算18本塁打
〈めも〉ナイジェリア人の両親を持つ大型内野手。長距離打者よりは中距離打者寄りで、高い身体能力を生かした守備走塁を含めて評価しています。入学当初は外野手を務め、2年夏以降は遊撃手に転向。まだまだ未完成で本格化には時間を要しそうですが、潜在能力は高そうです。

内田湘大
(群馬・利根商)
*183cm 90kg/右投右打/一塁手
*高校通算35本塁打
〈めも〉投手としても最速149kmを計測。所謂二刀流ですが、筆者は打者として注目しています。群馬県大会の桐生清桜戦では高校生離れしたフルスイングで本塁打を記録。筋力・柔軟性を感じさせ、将来が楽しみです。でも身体の開きが早く、かなりのフリースインガーでもあるため選球眼を始め色々修正しないといけませんね。

金田優太(埼玉・浦和学院)
*181cm 79kg/右投左打/遊撃手
*高校通算28本塁打
〈めも〉走攻守の三拍子揃った好打者。投手としてもMAX143kmを計測する強肩の持ち主で、安定感のある守備を見せています。センバツでは本塁打を含む17打数11安打と打撃力もあり、万能型として期待できます。高校通算本塁打は30発近く残していますが、フォームや打球の質を見えるに本質は中距離打者というイメージを抱きました。

黒川凱星(福島・学法石川)
*180cm 75kg/右投右打/遊撃手
*高校通算本塁打数不明
〈めも〉中学時代から走攻守揃った巧打者として注目されていました。高校進学後は1年生から出場し、恐怖の8番打者と呼ばれるほどの活躍を見せました。3年生まで8番を務め続けたのは打力不足というより、下位打線を充実させる意味と8番打者という象徴性を重視する意味を兼ねていたのではないかと推察しています。

鈴木蓮(滋賀・滋賀学園)
*183cm 83kg/右投右打/遊撃手
*高校通算29本塁打
〈めも〉遠投120mを誇る強肩強打の遊撃手。50m6.1秒の走力も魅力で、総合能力の高さを見せてきました。3年夏の県大会は1回戦敗退という残念な結果に終わりましたが、各球団のスカウトからの評価も高く、将来性を買われています。一塁手と三塁手もこなせる器用さもポイントですね。

坪井蒼汰(埼玉・山村学園)
*177cm/80kg/右投右打/三塁手
*高校通算37本塁打
〈めも〉1年秋からレギュラーの座を掴み取り、2年春には主軸を担っていた大砲候補です。大柄ではないものの高度な打撃技術で長打を連発し、通算37発を記録するなどたちまちドラフトの注目株に成長しました。走力と守備に関してはあまり話を聞きませんが、これだけの打撃力は魅力なので注目したい存在です。

戸井零士(奈良・天理)
*180cm 85kg/右投右打/遊撃手
*高校通算13本塁打
〈めも〉低い弾道が特徴的な中距離打者。広角に巧打を連発する打撃技術に加え、甘い球を見逃さない選球眼も評価できます。俊足ではないものの守備は安定しており、内野をほぼこなせる器用さも武器になるでしょう。そこまで強肩という感じではないので、個人的には二塁手としての可能性に期待しています。

内藤鵬(石川・日本航空石川)◎
*180cm 100kg/右投右打/三塁手
*高校通算53本塁打
〈めも〉強打者というカテゴリでは今年の高校生No.1と思っています。中学時代から期待の長距離砲として注目していたので、コロナ禍で試合数が少ないにもかかわらず通算50発のラインを超えてくれて安堵しました。立派な体格でスイングスピードは160kmを計測。力任せに大振りするのではなく、癖のないフォームで的確にミートする技術と柔軟性を持っている点に好印象を抱きました。人柄もよく、プロの世界でも追いかけたい選手です。

村上慶太(熊本・九州学院)
*190cm 94kg/右投左打/一塁手
*高校通算8本塁打
〈めも〉兄の村神さまが偉大すぎるため過剰に重圧をかけられている感は否めませんが、将来性はあると思います。本格化には時間がかかりそうなタイプなのでプロ志望届提出は意外でした。でも顔立ちも声質もフォームも兄に似ていますし、プロの世界で活躍するところを見たいと思わせるものをお持ちなのは確かです。まずはドラフト指名を受けられるかどうか。


【外野手】

浅野翔吾(高知・高松商・右投右打)◎
*170cm 86kg/右投両打
*高校通算68本塁打
〈めも〉2022年度ドラフトの目玉といえる存在。中学時代に通算60本塁打という異常な数字を残し、高校入学後には対外試合が制限されている中で通算68発を記録しました。2年時の甲子園では左翼席に1発。3年時には右本・中本・左本の3発。U-18 Baseball World Cupでも木製バットで1発。強打者と見ると小柄なのが懸念材料ですが、全身筋肉の塊であり、バットコントロールも優れているので周囲の不安を吹き飛ばしてくれることを期待しています。また、守備走塁とも荒削りながら世代屈指の強肩と俊足の持ち主で、走攻守すべてで魅せる選手になるかも知れません。楽しみです。

伊藤千浩(宮城・東北)
*188cm 87kg/右投右打
*高校通算20本塁打
〈めも〉投手としてはMAX142kmの速球を持ち、3年春の東北大会では14.1回連続無失点を記録。打者としては1年秋からクリーンアップを任され、高校通算20発を記録。投打で活躍するも3年夏は新型コロナウイルスの集団感染でメンバーの大幅変更を余儀なくされ、活動を制限されている中での試合となり、不完全燃焼に終わってしまいました。大型の素材型で、プロでは野手に専念するという話です。

髙野光海(徳島・池田)
*186cm 83kg/右投右打
*高校通算19本塁打
〈めも〉将来性に期待がかかるダークホース。通算本塁打数は20発未満に終わるも、井上監督が徳島商時代に指導した杉本裕太郎(オリックス・バファローズ)選手に匹敵する長打力を持っていると賞賛するように、打者としての素質は確かなものがあるようです。遠投100mの強肩を武器に中堅手を務めるなど守備面でも期待できる器です。指名されるか難しいラインかも知れませんが、注目したい存在です。

井坪陽生(東東京・関東一)
*177cm 86kg/右投右打
*高校通算32本塁打
〈めも〉身長は180cm未満ながら体格はガッチリしていて、パワフルな打撃を見せています。50m6.0秒の俊足に加え、投手としてもMAX144kmを計測するほどの強肩で中堅手を務めています。大分肩を入れるフォームで荒っぽい面はあるものの、育成次第では相当なパワーヒッターに成長しそうな雰囲気を持っているのでプロでも楽しみです。

海老根優大
(大阪・大阪桐蔭)
*182cm 85kg/右投右打
*高校通算11本塁打
〈めも〉中学時代から注目していた浪漫砲ですが、かなり荒削り故に高卒でプロ入りして大丈夫なのか心配でもあります。遠投110mの強肩に50m6.0秒の俊足。圧倒的な長打力。身体能力は抜群です。でもバッティングを見ると明らかに手打ち(金属打ち)で柔軟性に欠けるため、木製バットの扱い方で苦戦するかも知れません。潜在能力は間違いなくあるはずです。どの球団に指名されるかで大きく運命が変わりそうですね。

田中多聞
(広島・呉港)
*183cm 83kg/左投左打
*高校通算48本塁打
〈めも〉中国地区No.1という声もあがる強打者。長打力はいうまでもなく、俊足にMAX145kmの強肩も武器にする総合能力の高い選手です。あまり映像は見られなかったのですが、シンプルな構えから振り切るスタイルで、極端な欠点はないように映りました。大型選手だけに時間はかかりそうですけれども将来性はありそうです。要注目。

西村瑠伊斗
(京都・京都外大西)
*178cm 75kg/右投左打
*高校通算54本塁打
〈めも〉最初見て「王貞治さんの打ち方に似ているな」と思ったのですが、おなじ感想をよく見聞きするので実際似ているのだと確信。背丈は180cm未満ですし、体格も細身の方なのに打球は次々フェンスを越えていきます。その秘訣は突出したバットコントロールにあるのではないかと推測します。芯で捉えるのが非常にうまく、広角に打ちわける技術を持っています。完成型は中距離打者でしょうか。打率も残せそうな雰囲気のある選手ですね。

古川雄大
(大分・佐伯鶴城)
*186cm 89kg/右投右打
*高校通算21本塁打
〈めも〉身体能力の高さは図抜けています。MAX141kmに遠投110mの強肩に加えて50m6.0秒の俊足を誇ります。2年時に参加した県野球部トレーニングマッチではほぼ全種目で最上級の成績をおさめるという驚異的な運動神経を披露。体格も立派ですし、パワーとスピードを備えたアスリートタイプといえるでしょう。ただしかなり荒削りなので、如何にして技術力と確実性を養えるかがポイントになりそうです。球団次第で運命が変わるかも。

三塚琉生(群馬・桐生第一)
*182cm 88kg/左投左打
*高校通算31本塁打
〈めも〉外野手の長距離砲候補では、浅野翔吾選手に引けを取らない素質の持ち主と睨んでいます。守備力と走力に関しては未知数ですが、打撃力は相当なもの。3年夏の県大会では2本塁打を記録。その内容が濃く、足の故障を抱えながらの出場にもかかわらず関学大附戦で右翼席に、樹徳戦では敗退したもののセンターに、それぞれ特大弾を放り込んだのが印象に残りました。筋骨隆々たる体格で投手も兼任しますが、断然野手向きでしょう。

前田一輝(徳島・鳴門)
*190cm 92kg/右投右打
*高校通算本塁打数不明
〈めも〉元来MAX144kmの投手として注目されていましたが、2年秋から打撃に専念するため野手に転向。長打力のある遠投110mの強肩外野手として再出発しました。野手の経験が少ないこともあり、公式戦では特筆に値する成績を残していません。でも190cmの長身は魅力ですし、成長途上でありながら飛距離も充分で長距離砲の素質をうかがえます。大化けする可能性に期待したいです。

プロ志望届未提出の注目選手

【投手】
有馬伽久(愛知・愛工大名電・左投左打)
上加世田頼希(福井・敦賀気比・右投右打)※三塁手
木島直哉(神奈川・藤沢清流・左投左打)※一塁手
楠本晴紀(兵庫・神戸国際大附・左投左打)
鈴木泰成(西東京・東海大菅生・右投右打)
生盛亜勇太(沖縄・興南・右投左打)
別所孝亮(大阪・大阪桐蔭・右投右打)
マーガード真偉輝キアン(石川・星稜・右投右打)
三浦心空(愛知・東邦・右投右打)
宮城誇南(埼玉・浦和学院・左投左打)
森谷大誠(南北海道・札幌大谷・右投右打)
【捕手】
阿部勇星(福島・福島東・右投右打)
上翔曳(島根・石見智翠館・右投右打)※一塁手
石井嘉朗(神奈川・桐光学園・右投左打)
大垣遼弥(茨城・水戸啓明・右投右打)
大澤頼輝(群馬・利根商・右投右打)
落合智哉(愛知・東邦・右投右打)
加藤健太郎(東東京・明大中野・右投右打)
加藤大悟(千葉・専大松戸・右投右打)
川田海(山形・羽黒・右投右打)
河原崎琉衣(静岡・掛川西・右投右打)
木川幹太(南北海道・鵡川・右投右打)
久保田陽喜(南北海道・札幌日大・右投右打)※遊撃手
熊谷琥太(神奈川・関東学院・右投右打)
斎藤健介(静岡・浜松開成館・右投右打)
齋藤大優(新潟・加茂暁星・右投右打)
澤口志堂(静岡・浜松商・右投右打)
高久塁(茨城・鹿島学園・右投右打)
田代旭(岩手・花巻東・右投左打)
玉城陽希(神奈川・横浜・右投右打)
土屋奏人(山形・鶴岡東・右投右打)
中島大成(石川・日本航空石川・右投右打)
西田心太朗(鹿児島・大島・右投右打)
根津康生(岐阜・中京・右投右打)
疋田悠真(南北海道・札幌第一・右投左打)
兵藤英斗(愛媛・大洲農・右投右打)
廣田翔馬(神奈川・向上・右投右打)
吉次悠真(茨城・土浦日大・右投左打)
前嶋藍(神奈川・横浜隼人・右投右打)
渡部海(和歌山・智辯和歌山・右投右打)
【一塁手】
岡崎幸聖(滋賀・近江・右投左打)
小原快斗(西東京・創価・右投右打)
金子永(埼玉・立教新座・右投右打)
木村一政(徳島・阿南光・右投右打)
小島大地(東東京・明大中野・右投右打)
瀬川凛太郎(鳥取・米子東・右投右打)
反町謙介(新潟・新潟明訓・右投右打)
田木海晴(埼玉・浦和麗明・右投右打)
田栗慶太郎(長崎・大崎・右投右打)
竹下聖人(大分・明豊・右投右打)
提箸優雅(群馬・桐生第一・左投左打)
鶴羽礼(北北海道・旭川大・右投右打)
長瀬悠希(岐阜・中京・右投右打)
鍋倉和弘(埼玉・浦和学院・左投左打)
西浦真平(南北海道・北照・左投左打)
日比脩斗(愛知・中京大中京・右投右打)
福田紘史(大分・大分商・右投右打)
間井蒼生(愛知・誉・左投左打)
丸山一喜(大阪・大阪桐蔭・右投左打)
三上栞汰(埼玉・浦和学院・右投右打)
森岡颯太(和歌山・和歌山東・左投左打)
山田空暉(愛知・愛工大名電・右投右打)
【二塁手】
佐藤士葵(山形・東海大山形・右投右打)
鈴木斗偉(山梨・山梨学院・右投左打)
星子天真(大阪・大阪桐蔭・右投左打)
吉田颯(福岡・福岡大大濠・右投右打)
【三塁手】
相沢秀光(山梨・山梨学院・右投左打)
石田憲成(長野・松商学園・右投右打)
上野洸明(福島・学法石川・右投左打)
奥野慈恩(広島・山陽・右投右打)
岡西佑弥(和歌山・智辯和歌山・右投左打)※一塁手
上石航大(埼玉・聖望学園・右投右打)
小池祐吏(西東京・東海大菅生・右投右打)
小久保快栄(茨城・明秀日立・右投右打)
沢田鋼二(愛知・誠信・右投右打)
重藤琳太郎(西東京・佼成学園・右投左打)
高橋友(高知・高知・右投左打)
篁哲郎(神奈川・桐光学園・右投右打)
竹井颯大(神奈川・武相・右投右打)
内藤大翔(奈良・天理・右投右打)
ベイグミルザ・ダナ(長野・上田西・右投右打)
宮﨑元哉(大分・明豊・右投右打)
吉海竣貴(熊本・熊本商・右投右打)
【遊撃手】
岡田啓吾(群馬・前橋育英・右投左打)
栗本慎之介(群馬・関東学園大附・右投左打)
下川邊隼人(東東京・國學院久我山・右投右打)
杉浦匠(長野・日本ウェルネス長野・右投左打)
玉城琉聖(静岡・湖西・右投右打)
渡邊礼(東東京・帝京・右投右打)
【外野手】
浅倉大聖(西東京・日大三・左投左打)
飯田雄清(静岡・桐陽・右投左打)
石川ケニー(茨城・明秀日立・左投左打)※投手
石崎知紀(神奈川・星槎国際湘南・右投左打)※捕手
伊藤颯希(岐阜・県岐阜商・右投右打)
猪ノ口絢太(山梨・東海大甲府・左投左打)
岩田悠聖(山梨・山梨学院・右投左打)
内海優太(広島・広陵・左投左打)
大江嶺(愛知・中京大中京・右投右打)
大久保大侍(富山・未来富山・右投右打)
太田舷輝(鳥取・米子東・右投左打)
岡田大成(宮城・仙台育英・右投右打)
加藤千晴(東東京・明大中野・右投右打)
狩俣藍生(静岡・掛川西・右投左打)
ゲアハート大雅(千葉・東京学館船橋・右投右打)
近藤爽太(静岡・浜松工・右投左打)
佐藤大空(東東京・修徳・右投右打)
山保亮太(北北海道・旭川大・右投右打)※投手
静内龍之介(静岡・浜松開誠館・右投右打)
江柏葳(新潟・帝京長岡・右投左打)
嶽下桃之介(大分・明豊・左投左打)
玉木聖大(新潟・日本文理・右投右打)
中沢舟汰(岩手・盛岡大附・右投右打)
西凌矢(広島・広陵・右投右打)
禰覇盛太郎(沖縄・興南・右投右打)
野呂洋翔(青森・八戸光星・右投左打)
福田絋史(大分・大分商・右投右打)
前川周也(南北海道・札幌日大・右投右打)
松永陽登(静岡・日大三島・右投左打)※投手
増見優吏(熊本・熊本工・右投左打)
松並稜大(山口・西京・右投右打)
溝﨑悠貴(愛知・星城・右投右打)
求航太郎(神奈川・東海大相模・右投右打)※投手
山岡昊資(鳥取・米子北・右投左打)
山口滉起(和歌山・智辯和歌山・右投右打)
吉野太陽(神奈川・慶應義塾・右投右打)


【大学生】

~投手~
神野竜速
(神奈川大学野球・神奈川大)
*180cm 83kg/右投右打
*MAX152km
〈めも〉1年春からベンチ入り。3年春から先発を務め、神奈川大学リーグを代表する投手に成長しました。変化球はスライダー、カーブ、スプリット。150km以上の直球と110km台まで落ちる緩いカーブの合わせ技が武器。

曽谷龍平
(関甲新学生野球・白鴎大)
*183cm 79kg/左投左打
*MAX152km
〈めも〉投球練習のような力感のないフォームからMAX152kmの速球を投げ込みます。個性的な投げ方だけではなく、スリークォーターで放たれるスライダーとカットボールも脅威。

荘司康誠(東京六大学野球・立大)◎
*188cm88kg/右投右打
*MAX153km
〈めも〉3年春まで未出場ながら、4年春から覚醒した大型右腕。制球に課題はありますが、長身故の角度の付いた投球は強力で、MAX157kmという情報もあるストレートはプロでも通用しそうです。変化球はスライダー、カットボール、カーブ、スプリット、チェンジアップなど。

谷井一郎(首都大学野球・明星大)
*181cm 84kg/右投右打
*MAX159km
〈めも〉大学生投手の浪漫枠。足を高くあげる豪快なフォームで、160kmに迫る豪速球を投げ込みます。2部リーグ所属であり、目立った成績を残しているわけでもありませんが、とにかく個性的なのでプロの世界で見てみたい選手です。


捕手~
野口泰司
(愛知大学野球・名城大)
*180cm 93kg/右投右打/2塁送球1.9秒台
*リーグ通算9本塁打
〈めも〉大学日本代表にも選出された強打の捕手。1年春から出場していて秋には正捕手に。体格にも恵まれており、広角に長打を決められる打撃技術も備えている選手です。

吉田賢吾(神奈川大学野球・桐蔭横浜大)◎
*180cm 94kg/右投右打/2塁送球1.9秒台
*リーグ通算13本塁打
〈めも〉圧倒的な打撃力に加え、3年春まで170打数6三振という抜群の選球眼を持っている選手です。リーグレベルを疑問視されているのかスカウト評は少ないですが、守備に決定的な問題を抱えているようにも映りませんし、大きな期待を寄せています。コンバート前提ではなくあくまで捕手としてプロで見たいです。


~内野手~
北村恵吾(東都大学野球・中大)
*182cm 87kg/右投右打/三塁手
*リーグ通算5本塁打
〈めも〉高校時代に通算44発を放った強打者。大学進学後は出場機会に恵まれなかったものの、3年春から頭角を現して中大の中心的存在に成長しました。高校時代の印象が強かっただけにものたりなさは感じますが、年々成績を伸ばしている点に期待を持てます。

齊藤大輝(東京六大学野球・法大)
*178cm 75kg/右投右打/二塁手
*リーグ通算
〈めも〉2018年に注目選手にあげましたが、プロ志望届は提出しないで法大に進学。一発長打のある中距離打者で、3年春には3本塁打を記録しました。でも成績が伸びそうで伸びないまま4年秋を迎えた印象を受けますね。もう少し打率をあげられると魅力も増すのですが。

田中幹也(東都大学野球・亜大)
*166cm 64kg/右投右打/二塁手・遊撃手
*リーグ通算1本塁打
〈めも〉今年の大学野球を代表する忍者系野手。最大の武器は素早さ。4年春を終えた段階で38盗塁を記録し、守備では巧みなグラブさばきと強肩で内野安打を許しません。3年生の頃には潰瘍性大腸炎による闘病生活を経験。巻き返すために4年目の春秋リーグで奮闘しています。

友杉篤輝(阪神大学野球・天理大)
*171cm 68kg/右投右打/遊撃手
*リーグ通算1本塁打
〈めも〉亜大の田中幹也選手と非常にタイプが似ており、たびたびセットで語られる忍者系野手です。こちらも4年秋前に32盗塁を記録。セーフティバントで1塁到達3.73秒という右打者とは思えないタイムを記録したこともあります。また長打率も平均して高く、打撃力にも期待できる逸材です。

山田健太(東京六大学野球・立大)◎
*183cm 85kg/右投右打/二塁手
*リーグ通算9本塁打
〈めも〉意外と伸び悩みましたね。1年生の時点では東京六大学野球史上に残る成績を残すのではないかと思いましたが、そのまま平行線を辿り、突出した武器を作れないまま4年目を迎えた印象を受けます。勿論成績自体は素晴らしいですし、よい選手なのは間違いありません。ただ、入学時に求められていた境地には届いていないかな、という印象です。


~外野手~

久保修(近畿学生野球・大阪観光大)
*180cm 80kg/右投右打
*リーグ通算7本塁打(1部3本塁打・2部4本塁打)
〈めも〉走攻守揃ったバランス型の外野手。2部リーグを含むとはいえ7本塁打の長打力に23盗塁の走力、それに遠投120mの強肩を備えている点は大きな魅力です。

澤井廉(愛知大学野球・中京大)
*180cm 100kg/左投左打
*リーグ通算10本塁打
〈めも〉高校時代から注目していた選手の一人。中京大中京出身の100kg級といえば2021年に中日ドラゴンズに1位指名された鵜飼航丞選手を想起しますね。筋骨隆々とした体格と圧倒的な飛距離も共通しています。中京大中京出身はパワータイプになるという謎のジンクスが生まれそうですね。

杉澤龍(仙台六大学野球・東北福祉大)
*175cm 80kg/右投左打
*リーグ通算5本塁打
〈めも〉身体はそれほど大きくはないのですが、高校時代にも40発以上記録するなど長打力を秘めています。4年春にはリーグ三冠王に輝きました。身体能力が高く、守備走塁も併せてチェックしたい選手です。

萩尾匡也(東京六大学野球・慶大)
*180cm 84kg/右投右打
*リーグ通算9本塁打
〈めも〉3年秋まで50m6.0秒の俊足を武器とする好打者でした。ところが4年春に長距離砲の素質が開花。高校時代には43発を記録しているので、本来のすがたを取り戻したという方が適切かも知れません。リストが強く、逆方向にも痛烈なあたりを見せます。秋季リーグも好調で一気にドラフトの注目株に躍り出ました。

蛭間拓哉(東京六大学野球・早大)
*176cm 87kg/左投左打
*リーグ通算12本塁打
〈めも〉俊足強打の外野手で、東京六大学野球の4年生ではリーグ最多の12本塁打を記録。2年春からチームの主力となり、積極的な打撃と走塁を見せています。好調時は逆方向にも長打を連発。好不調の波はありますが、安定感が出てくればさらなる成長にも期待できます。

森下翔太(東都大学野球・中大)◎
*182cm 88kg/右投右打
*リーグ通算8本塁打
〈めも〉高校時代から注目していた長距離砲。大学野球屈指の注目株ではありますが、順風満帆とはいえない4年間でした。1年春は結果を残すも秋以降は低迷。フォームチェンジを繰り返すも効果は現れず、3年秋の段階ではプロ入りできるのかわからない状況でした。4年春に未完成ながらしっくりといくフォームを見付けて本塁打・打点の2冠に輝き、改めてドラフト上位候補にのぼってきました。ずっと応援してきた選手だけに大きな花を咲かせて欲しいです。

矢澤宏太(首都大学野球・日本体育大)
*173cm 72kg/左投左打
*リーグ通算5本塁打
〈めも〉大学生の注目度No.1といえる二刀流。投げればMAX152kmの速球に多彩な変化球を交えた投球を見せ、打てばリーグ通算5本塁打の長打力を誇ります。50m5.8秒の俊足も魅力。球団によって評価の仕方は異なりますが、個人的には外野手として見たいですね。プロで二刀流を継続するならもう一段階以上突出した能力が欲しいです。

鷲田亮太(神奈川大学野球・横浜商科大)
*180cm 70kg/右投左打
*リーグ通算0本塁打
〈めも〉神奈川大学野球の安打製造機。50m6.0秒の俊足を生かし、通算14盗塁を記録。本塁打を捨てて安打数に全振りした生粋の短距離打者で、守備範囲の広さも売り。


【社会人】

~内野手~
大庭樹也
(東芝・右投右打)大卒2年目
虎谷貴哉(東邦ガス・右投右打)大卒2年目
平良竜哉(NTT西日本・右投右打)大卒2年目
髙山遼太郎(honda・右投左打)高卒4年目
藤岡陸(沖データコンピュータ教育学院・右投右打)高卒3年目◎

~外野手~

赤尾光祐(東芝・右投右打)大卒2年目
関龍摩(JFE東日本・右投右打)大卒2年目◎
三井健右(大阪ガス・右投左打)大卒2年目


【独立リーグ】

~捕手~
叺田本気(栃木ゴールデンブレーブス・右投右打)大卒2年目
藤田青空(茨城アストロプラネッツ・右投右打)高卒2年目
町田隼乙(埼玉武蔵ヒートベアーズ・右投右打)高卒1年目◎

~内野手~

奥村真大(滋賀GOブラックス・右投右打)高卒2年目◎
阪口竜暉(福井ネクサスエレファンツ・右投右打)高卒4年目
川口翔大(徳島インディゴソックス・右投左打)高卒1年目
長南有航(栃木ゴールデンブレーブス・右投左打)高卒4年目
野村和輝(石川ミリオンスターズ・右投右打)高卒1年目



 ドラフト会議の1週間前には投稿したかったのですが、遅筆故に直前まで遅れてしまいました。すみません(謝)。

 スカウト関係者は口を揃えて「今年は不作」といっていますが、スカウトの「今年は不作」という嘆きは毎年の恒例なので半信半疑で受けとめています。一例をあげると2019年には「10年に1度の不作」「不作を超えた凶作」と散々いわれていました。その年1位指名を受けた高校生は佐々木朗希(千葉ロッテ・マリーンズ)、奥川恭伸(東京ヤクルト・スワローズ)、西純矢(阪神タイガース)、石川昂弥(中日ドラゴンズ)、森敬斗(横浜DeNAベイスターズ)、堀田賢慎(読売ジャイアンツ)。2位以下も含めると宮城大弥&紅林弘太郎(オリックス・バファローズ)、黒川史陽&武藤敦貴(東北楽天ゴールデンイーグルス)、井上広大(阪神タイガース)、岡林勇希(中日ドラゴンズ)等々。豊作といわれた2018年世代を上まわる活躍を見せています。今なら凶作とはいえない顔触れです。
 いうまでもなくスカウトの彗眼に素人は敵いませんし、現地取材で豊富な情報を入手している点からも信頼度は高いです。とはいっても人間の宿命で判断を誤ることもあります。だからファンはファンの視点で前途有望であろう逸材を探せばよいのではないかと考えています。付け加えると、今年プロ志望届を提出した高校生は新型コロナウイルスの大流行が始まった2020年に入学。練習も試合も制限を受けたまま高校野球に終止符を打ちました。この事態は、例えば150km以上の球速を誇る投手が少ないとか、通算本塁打数が全体的に少ないとか、そうした状況を生む原因になっているのかも知れません。確証はできませんけれど、選手たちに例年とは異なる肉体的・精神的影響を与えたことは充分に考えられます。そして、この傾向は来年以降しばらく続いてもおかしくありません。2024年には現在使用されているものより低反発の金属バットに完全移行しますし、将来性の見極め方も更新していく必要がありそうですね。
 筆者自身はそこまで不作とは思っていません。豊作といえるかはわかりませんけれど(それにしても凶作だの豊作だの失礼な物言いですな)浅野翔吾外野手みたいな飛び抜けた存在をあげなくても上記の選手たちにはセンスを感じますし、プロでの活躍に期待できる子はいると思います。特に長距離砲候補を贔屓目に見る者としては、通算本塁打数という「指標にならないといわれながらもやはり指標になる」数字を伸ばせなかったのは非常に勿体ないといいますか、歯痒いといいますか。選手の方々は気苦労が絶えなかったものと拝察します。

 一方、大学生の方は黄金世代の予感に胸を躍らせていましたが、注目株の調子がなかなかあがらないようで心配になってきました。吉田賢吾捕手、萩尾匡也外野手みたいに上級生になって頭角を現した選手はいるものの、齊藤大輝内野手、山田健太内野手、蛭間拓哉外野手、森下翔太外野手という方々は下級生時代の方がインパクトがあったような。とはいえ山田健太内野手は秋季リーグ好調であり、森下翔太外野手も春季リーグでヒントを得たようなので前向きに捉えてよさそうですね。ちなみに当初は神奈川大の土井克也捕手、青山学院大の片山昂星内野手、上武大の門叶直己外野手を取りあげるつもりでしたが、4名ともプロ志望提出届は提出しませんでした。
 プロ志望届を提出するも指名漏れして、社会人や独立リーグに挑戦した選手も応援したいですね。以前の記事で紹介した平良竜哉内野手、藤岡陸内野手。町田隼乙捕手、奥村真大内野手、野村和輝投手兼内野手といった方々は思い入れが強いだけにNPBでプレイする夢が叶うことを願っています。
 それから独立リーグといいますと、この『高校生だらけのドラフト会議』シリーズで幾度か紹介させていただいた堺シュライクス所属の植田拓外野手が引退を発表されました。2017年の高卒世代であり、高校通算63本塁打を記録した165cmの長距離砲は注目を集めました。甲子園を沸かせたフルスイングは今も目に焼き付いています。卒業後は手首の故障を抱えながら社会人野球、独立リーグを巡り歩いていましたが、残念ながらNPB入りは叶わずユニフォームを脱ぐことに。植田拓さん、お疲れさまでした。

 ドラフト会議は10月20日。今年は1位指名を公表する球団が多いですね。身勝手な意見ながら、第1巡選択希望選手を発表する瞬間の緊張感が薄れるため事前公表は好きではないのですけれど、球団にも球団の事情がありますから仕方ありません。未公表球団の出方、2位以下の指名を楽しもうと思います。それでは今回はこの辺で。よきドラフトになりますように。


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