こむぎ会議

開墾してその雑草を漉き込んで土を肥やし、その素材の生命力を信じたりその手助けをちょっと…

こむぎ会議

開墾してその雑草を漉き込んで土を肥やし、その素材の生命力を信じたりその手助けをちょっとだけしてみたり、栽培方法でいえば、いわゆる自然栽培的な感じになるんだけど、もうそんなことはどうでもよくて、思いっきり小麦の栽培と小麦を美味しく食べる方法を楽しんじゃおう!!!

最近の記事

【楽じゃなくて、楽しいを選ぶから心は楽チンなのかもね。】

同じ漢字だけど、【楽 らく】を選ぶか【楽しい たのしい】を選ぶかで未来は変わるよな〜って最近よく思います。 やるかやらないか、また何か決めなくちゃいけない時のわたしの指針は『楽しいか』どうかだけど、、、アレっ!?結果的に良い意味で楽チンに繋がるじゃんっていうのがなんだか腑に落ちた最近です。 パンやお菓子を生みだす仕事は本当に楽しい。 でも、楽しいことだらけではない。体力勝負だし、頭も常にくるくるしちゃうしね。 だがしかし、探究心は尽きないし、チャレンジしたいこともまだまだあ

    • 小麦からパンを焼くことについて思いを巡らせてみる

      空が高くなって秋らしくなってきましたねっ! 早朝も肌寒くなってきたので、自転車での通勤時も頭がシャキッと冴えて普段は見過ごしてしまう何気ないことについて考えたりします。最近は「小麦と酵母と塩と水」でカンパーニュが焼けるなんて奇跡じゃない?ってことを考えてました。 何千年と繋いてきた先人たちの知恵には本当に頭が上がりません。 【小麦とパンの歴史について考える】 人類は1万8千年以上前にイラクやシリアあたりでエンマー小麦を採取してきました。初めはタネを噛んだり、炒ったり、そして

      • 【何食べたい?=誰が作った料理が食べたい?】

        わたしは「何食べたい?」って聞かれたときに頭にポンっと浮かぶのはパスタやハンバーガー、そばやサンドイッチみたいに食べたい料理が浮かぶことはほとんんどなくて、その料理を作っている人の顔が浮かぶことが多いです。みんなはどうですか?

「食べること」の楽しみってお腹いっぱいになること、美味しいって味覚で感じることだけじゃない。自分にとって何だろうな、、、って考えた時に一番ピンッときたのが、「食べる=会いたい」だなと。 お腹が空いて気持ちよく感じる時もあるけれど、ほとんどの日はそう

        • 【久しぶりの火傷は奢ってないかい?の啓示】

          何年かぶりに左腕に火傷をしてしまった苦笑 オーブンから出したてのパン用天板にバンッてぶつけたらありゃりゃバッチリ焼印が入ってしまったのだ、、、ハハッ。 今日はその火傷跡を見て生まれた一言、「奢ってるとこなかった?」って言葉にハッとした。火傷した時は気づかなかったけど言われて気づいたのだ、自分に奢った部分があったこと。奢った態度だったり横柄な自分だと様々なことが円滑にまわらなくなり火傷とかしてしまうのだ。 奢っている自分ってなかなか気づけないもので、だから今回の火傷は有り難

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          【bike to hatake から見える景色とは🚴‍♀️】

          2021年になって自転車で畑に通いだして6ヶ月。一度、自分の心境の変化を振り返ってみようかなーっなんて思う。 畑までは、片道20キロぐらい。平坦な道のりなので自分が気持ち良いと感じるペースでペダルを踏めば1時間半ぐらいで到着する。この1時間半の頭の中は酸素をたくさん取り込んでるし深く呼吸していることもあるのかすごくクリアで爽快な気分になる事が多い。そして、ペダルを踏んで向かう先で土にふれれるってことがこんなにも自分にとってプラスに働くなんて思いもしなかった!自分にとってのプ

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          【ふと読み返したくなった、シュナの旅】

          たぶん、この本を手にとったのは15年前ぐらいになると思う。その頃から私は宮崎駿さんが描く世界観が好きだった。(パン屋になったのももしかしたら「魔女の宅急便」の影響を受けてるのかもしれないなっなんて。) 読み返したくなったきっかけは、小麦を種から育てることにチャレンジしてみようと思ったからだと思う。頭の片隅に「シュナの旅」の中に出てくる金色の種の記憶が残っていたのかな。 「シュナの旅」大まかなあらすじ 時から見捨てられた貧困な国の王シュナが民を飢えから救済する為に金色の殻に包

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