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こむぎこ
2020年11月23日 08:16
これは、私の考えたショートストーリーです。君の笑った顔。君の拗ねた顔。君の優しい声。君の綺麗で細い指。君の真っ直ぐな瞳。君の寂しげな横顔。君の……。あの夏の終わりの頃、秋の始まりのような冷たい風が吹いたあの日。バカみたいにつまらない先生の授業を受け、友達とたわいも無いことで笑って、1日が終わる。放課後になればみんなよりも遠いとこにある家がある君と私は大体いつも