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理想未来への進み方 ①きっかけ編

関西から上京し、東京で社会人デビュー。
新卒から14年間お世話になった株式会社リクルートを退職し、
15年目(22年4月)から、株式会社ミライフで仕事を始めました。
しかも地縁のない長野へ移住し、フルリモートで。

理想未来へ向かうプロセスを振り返ろう

早いもので、移住して2年が経ちました。
いろいろありますが、おかげさまで元気に過ごしています。

今回から、どうして移住をしようと思ったか、どうやって移住を意思決定したかについて、振り返りつつ書いていこうと思います。

2018年~2020年くらいの期間をかけて、いろいろと思考して移住をすることを決め、それを叶えることができました。

意思決定に向けては、決して一本道ではなく、やっぱりやめようか(難しいか)と何度も迷い、道を見失いまくりました。そんな自分に幾度となく辟易としたことか…。

毎日、面談等で移住した旨を話すと「ありたい姿に向かって踏み出していて、素敵ですね!」などとおっしゃっていただくのですが、全然そんなことなくて、ガクブルしながらえいっ!って感じで、なんなら今もまだ震えています。

でも偶然が重なり、結果的に今こうなっています。

所属している株式会社ミライフでは、じぶんで人生の旗を立てて進むことを「理想未来へ向かう」と呼んでいます。

弊社で提供しているミライフキャリアデザイン(MCD)ではそのプロセスをチームで体系立てて進んでいく本格的・実践的なプログラムがあります。

一方、私は独学というか、自分のペースで自分自身と家族と対話を重ねながら、時間をかけてじっくりと意思決定しました。また、目標設定も特になく、ゆるい理想未来になっています。”腹が決まるタイミングを待った”という表現の方が正しいかもしれません。

ただ、そのプロセス自体を追体験することで、なにか皆さんのきっかけになればと思い、ゴソゴソと筆を取ります。よかったら感想頂けると嬉しいです。

当時、叶えたかったこと

移住をして、転職をして、叶えたいことは大きく3つありました。

①健やかに生きること:自然豊かな場所で家族で暮らしたい
②夢に近づくこと:妻のパン屋を開業したい
③強みを活かすこと:頑張って生きる身近な人の悩みに寄り添いたい

結論からいうと、いずれも少しずつではありますが、コツコツ取り組むことができています。とても「有難い」と感じています。

寝転んで見上げた空

不安なことも、苦しいことも、うまくいかないことも沢山あります。
正直その方が多いです。生きるのって大変だ!って常々思います。

でも、総じて振り返ると「満たされている」と感じながら生きることができています。一歩踏み出してよかったなぁと。

理想未来に向かうきっかけについて、いくつか振り返っていきますね。

きっかけ①東京から離れたかった

新卒で配属されたのがたまたま東京だったのですが、結果14年間もの間、東京に住んでおりました。

東京はとても刺激的な街で、あらゆる最先端のものがあり、何でも揃うし、美味しいパン屋もたくさんありました。
社会人として、東京を経験できたことも良かったなぁと思います。

一方、長く住むイメージはずっと持てませんでした。
うまく表現ができないのですが、ずっと背伸びしている感覚。

だからといって、住みたい場所が決まっているわけではなく、ただ「ここではないのでは」と思っていました。

そのように感じていると、子育て環境としても疑問を持つようになります。
親である自分が疑問に思っている環境で、子どもをすくすくと育てられる自信がありませんでした。

きっかけ②子育て環境を考えた

18年に第二子誕生をきっかけに、半年間育休を取得しました。

「育休取るのは良いけど、子育てって何をすればいいんだ?」

と疑問が湧き、発達心理学などを学ぶ機会に恵まれ、”子が育つとは” にアンテナが高い時期がありました。

ある日、新聞を読んでいたら「長野に新しい学校ができる」と知り、教育方針も面白そうと思ったことから、旅行がてら説明会に参加してみました。

結果、ご縁はなく入学をしていないのですが、何度か長野に行くうちに、とある考えが浮かびます。

「同じ公立にいくのであれば、自然が豊かな学校に行く方が良いのでは」

そこで長野の学校に通うことを意識し始めました。

きっかけ③地方にいても働けると感じた

これはコロナ禍を経て、ワークスタイルが激変したことですね。
リモートでも働くことができると誰もが体感し、僕もその1人でした。

①②で書いた疑問を解消できるじゃないか!って感じました。
今振り返ると、一番大きな決め手でした。

個人的に電車通勤がとても苦手で、その負担を軽減できることも、私が生きる上でとてもプラスにも感じました。

ただ、まだ実際に移住を実現しているのは一部の方のみで、本当にできるのかなぁと踏み出す意思決定はできませんでした。

整理①:不満をまっすぐ見つめてみる

きっかけ(動機)はたくさんあっても、いざ踏み出すには勇気(決断)がいります。

ではあらためて、自分の判断軸は何なんだろう?と考え始めました。
もっと言うと「自分のありたい姿を考えるべく、現状の不満を洗い出そう」と考えました。

ありたい姿や目標が明確な人は、そこに向けて最短距離で行けると思うのですが、ほとんどの方はそれを明確に置くことが難しいと感じると思います。最初からありたい姿なんて、90%の人が置けないと思って大丈夫です。ご安心ください。

私はその90%の中でも、特にWillなし人間なので、ありたい姿を考えるのはかなり難しかったです。
リクルートで「お前はどうしたいの?」と10年以上問われてきて、ろくに出てこなかったので、ありたい姿から考えることは不可能だと悟っていました。

そのため、逆に「今後の人生、どうなると最悪なんだろう」から考えようと思いました。

徹底的に「いやなもの・つらいもの」を洗い出して、まずはそれを直視してみようと。
あー、こんなに我慢してんだなって自分を受け入れる作業ですね。

そのために以下のワークをやりました。

(1)100個 ”やりたいこと” と ”やりたくないこと" を書いてみる
(2)”人生の輪” を書いてみる

詳しいやり方はぜひネットで調べてみてください。

コツは
(1)はとにかく書いてみる。もう書くことないわ…ってくらい捻り出す。すると、おんなじこと何度も書いている…!ということはこの不満を取り除きたいのか…!と徐々に見えてきます。(案の定、やりたいことはそんなに書けませんでした)

(2)は自分の満足度(主観)により点数化していくので、見える化しやすかったです。一方、人生においてはタイミングによって何かに尖ることが必要な時期もあるため、これはどういう輪にすべきか正解があるわけではないです(私も20代の頃はとってもつらかったけど、あの時があるから今があるって思っています、ハードワーク期も大事)。中長期も見据え、自分にとって必要な輪を描くイメージです。私は割と「捨ててもいいや」って思えるものがいくつかありました。

人生の輪(https://reeed.jp/blog_individual/fulfilling-life/)

次回:整理②軸をつくる~最終的な意思決定

ちょっと長くなってしまったので、今回はこちらで終わります。
次回以降、どうやって意思決定したかについて触れていくようにします!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

少しでも小森と話してみたいと思っていただけたら嬉しいです。

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