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「無料で最後まで読める有料記事」の3つの意味ーーサポート機能の活用と比べてーー

こんにちは。こもくです。

皆さんは「無料で最後まで読める有料記事」を書いたこと、あるいはそれに遭遇したことはありますか?

「無料で最後まで読める有料記事」とは、私が執筆したものになりますが次のような記事のことです。

ご購入いただいた方々、本当にありがとうございます。

上の記事には100円という価格をつけていますが、100円を課金せずとも最後までお読みいただくことができます。

有料記事を書くとき、「ここから下を有料にする」というラインを好きなところに引けますが、このラインは記事の最下部に設定することができるのです。すると、「無料で最後まで読める有料記事」ができあがります。

有料記事の基本的な仕様については下の記事をご参考ください。

「無料で最後まで読める有料記事」への課金はいわゆる「スパチャ」です。内容にご満足いただけた場合に頂くものです。

私は初めてこの「無料で最後まで読める有料記事」を見かけたとき、意味がよくわかりませんでした。というのも、スパチャを目的とするのであればnoteにはサポート機能があるからです。

サポート機能とは簡単に言うと「無料記事へのスパチャ機能」です。無料記事の下部の「この記事が気に入ったらサポートしてみませんか?」から任意の額をサポートすることができます。

右の「記事サポート」を押すと・・・
任意の額を送ることができます

「無料記事へのスパチャ機能」とご紹介しましたが、厳密には有料記事に対してもサポートすることができます。

このようにnoteにはサポート機能があるので「無料で最後まで読める有料記事」を書く意味はあまりないと思っていました。

有料記事であることはタイトルを閲覧しただけでわかるので、その時点で離脱者を生んでしまう可能性もあります。

しかし、結論としてサポート機能が存在しても「無料で最後まで読める有料記事」には意味があります。理由を3つご紹介していきます。


1.スマホアプリからでも課金できる


上でご紹介したサポート機能ですが、実はスマホアプリからは利用することができません。

※ 現在アプリではサポート機能は使えません。

note公式より

スマホアプリから無料記事を閲覧するとわかりますが、ブラウザから見たときにはある「この記事が気に入ったらサポートしてみませんか?」という表示が存在しません。ブラウザにのみ対応している機能なのです。

スマホからブラウザを通してnoteを利用している場合はサポート機能を通して課金することができます。スマホ"アプリ"が非対応です。

2023年11月期第3四半期の決算説明資料によると、スマホアプリから記事を閲覧している人の割合は27%です。したがって、「サポート待ち」は「無料で最後まで読める有料記事」に比べて27%の機会を損失していることになります。


2023年11月期第3四半期 決算説明資料より引用

もちろん厳密には、

スマホアプリで無料記事を閲覧
→気に入ったのでサポートしたい
→ブラウザから記事を再度閲覧してサポート

とすることはできますが、ここまでして無料記事に課金するケースはなかなかないのではないかと思います。



2.noteポイントが使える


note上でのみ使える通貨として「noteポイント」というものがありますが、この「noteポイント」は有料記事の購入にのみ使え、「サポート」に充てることができません。

Q. noteポイントが使用できる機能はなんですか?

A. 有料記事のご購入にのみ当てられます。
サポート、有料マガジン、定期購読マガジン、メンバーシップには使用いただけません。

note公式より

noteポイントはクレジットカードなどを使ってチャージすることでも手に入りますが、何らかのキャンペーンで得ることもあります。直近では次のようなキャンペーンがありましたね。

noteポイントには期間限定のものもあります。「無料で最後まで読める有料記事」は、「有効期限が迫っているからnoteポイントを使いたい」という方からもご購入いただける可能性があります


3.コメント欄を実質的にOFFにできる


noteで記事を書いたとき、無料会員はコメント欄を閉じることができません。コメント欄のON/OFFを切り替えることができるのはnoteプレミアム会員(月額500円)のみです。

noteはかなり平和なSNSという印象で、誹謗中傷等には運営様が厳正に対応してくれていると聞きますが、そういうのとは関係なしに「コメント欄を閉じたい、でも読んではもらいたい」ときがあるかもしれません。

そんなときに「無料で最後まで読める有料記事」にするという手があります。有料記事にコメントできるのは購入者のみなので、有料記事にすることでコメント欄を実質的にかなり閉じることができます。

■関連書籍

noteで記事を書く上で大事なことを知りたくて読んでみた本をご紹介します。今すぐ実践できることが多く、大変参考になりました。

2024年5月24日現在、上記書籍は初月無料のサブスクKindleUnlimitedで読むことができます。

KindleUnlimitedについて詳しくは下の記事をご参考ください。


■まとめ

ご覧いただいたように「無料で最後まで読める有料記事」にはサポート機能の活用に比べて3つの意味があります。まとめておきます。

1.スマホアプリからでも課金できる
2.noteポイントが使える
3.コメント欄を実質的にOFFにできる

それでは!

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