最近の記事

おじいちゃん

私のおじいちゃんは認知症。 散歩に行くと一人で帰って来れなかったり、何度もご飯を食べたりします。 私たち姉妹のことも、ほとんど区別がついていないです。 最初は、今までのおじいちゃんが変わっていく姿を見て少し悲しくなることもありました。 もちろん今でも、おじいちゃんと思い出話をしても「そんなことあったかなあ」と言われ、少しショックに思うことはあります、、、笑 でもおじいちゃんは、ずっと変わらない私のおじいちゃんです。 ほとんど入っていないお財布から、1,000円札を取り出して

    • 私は、ものすごい読書家というほどではないが、 本を読むことは好きだ。 しかし、この頃少し忙しくなったことで、 なかなか本を読む時間を取ることができなくなっていた。 というより、働いている時間以外は家でのんびり寝て過ごしたいという欲求が勝ってしまい、本を読もうという気が起こらなかったと言った方が正しいだろう。 そんな怠惰な考えをなんとか打ち破り、今日、久しぶりに本を読んだ。 読み始めたら止まらなかった。 すっかり小説の中へと吸い込まれていったのだった。 なぜ、読者をあっと

      • あの頃の気持ち

        私はかつて看護師を志し、学校に通っていた。 4年通った。あと残り1年というところだった。 その年月はとても長く、決して楽なものではなかった。 これまでに何回辞めたいと思ったか分からない。 そんな時はいつでも、看護師になりたいという気持ちと、これまで頑張ってきたことを無駄にしたくないという気持ちが、私を前へと進ませてくれた。 かつての私は、いつでも看護師という職業に憧れていた。 しかし、私の原動力であった看護師になりたいという気持ちが、いつの日かなくなっていった。 そのことに気

        • 教室のクーラー

          学校に通わなくなると、 恋しくなるものがいくつかある。 その中でも、私がこの季節に恋しくなるのは 教室のクーラーだ。 夏の暑い時期の教室のクーラーと言えば、 この上ない幸せな空間だった。 クーラーがガンガンに効いた教室で受ける授業は、 本当に心地が良い。 しだいに眠たくなって寝てしまうということは何度も経験した。 一方で、体育などから帰ってきた時、 教室のクーラーがついてなかったら本当に地獄だった。 文句が止まらなかった。 しかも、生徒にクーラーを入れる権限はなく、 先

        おじいちゃん

          今やろうと思ってた

          今、ちょうどやろうと思っていたところなのに、 親などから「○○しなさい」と言われると、 急にプツンと糸が切れたかのように、 やる気がなくなってしまうことがある。 みなさんにはそのような経験があるだろうか。 私はまさに今日、このようなことがあった。 夕方、洗濯物を取り込んだ後、ついでにそのまま畳むつもりでいた。 その前に少しスマートフォンを確認していると、 母に「洗濯入れたらすぐ畳む!」と言われた。 やる気がなくなった。 この心理は一体何なのか。 たった一言言われただけな

          今やろうと思ってた

          寝癖がなんだ

          今日は家にお米とペットボトルのアイスコーヒーが箱で届いた。重いものは宅配に頼らせて頂いている。 本当に便利でありがたい世の中だ。 また、置き配というシステムもあり、よく利用させてもらっている。 しかし今日届いたアイスコーヒーは置き配の設定がされておらず、きちんとこの手で受け取り、 サインをする必要があった。 インターフォンが鳴った。さあ困った。 "私、寝癖がひどすぎる" こんな頭じゃ宅配の人になんて思われるか分からない。 恥ずかしい。 そんなの誰も見てねえよ、気にしね

          寝癖がなんだ

          とりあえず、始めてみる

          本日から、このnoteという媒体を使って文章を書いてみようと思う。 なぜ、文章を書いてみようと思ったか、 それはざっくり言うと「暇」だからである。 私は今、休学中の身分であり、 人生においてこんなにも自由な時間があっていいのかと不安になるほど、やることがなく暇なのである。 外に出ない日が続くことも珍しくはない。 家でなんとなくYouTubeを見たり、お笑い番組を見たり、ツムツムをしたり、本を読んだりしているが、 あとはほとんど寝ていることが多い。 私はそのような生活を約

          とりあえず、始めてみる