人手不足と少子化がもたらす近未来
先日、宮古島を訪れたとき、あちこちで大型の建物が工事中でした。
そんなわけで、小さなテナントのリフォームとかそのくらいの工事だと完全に職人さん待ちの状態なんだとか。
そんでもって、工程表とか見積もりとかは全然出てこないまま、工事は始まって、そのまま終わって、言い値でボンっと請求がくることもしばしば。こりゃ、金額おかしいだろ。と交渉するとペンっと下がることもしばしば…とのことでした(^_^;)
完全に、需要より供給する側の方が強い立場なんですね。
でも、これ。
「さっすが南国~。適当だねw」
と笑ってられない。と思っています。
これって、日本国中もう、そこかしこで起こっている人手不足と少子高齢化による、近未来の日本の姿な気がしています。
つまり、あれが欲しい、これが欲しい。ああしたい、こうしたい。という需要はあっても、そもそもそれを作れる、提供できる人、店がない。
少なくとも、かなり待たされたり、選択肢がほかになかったり。
これまではお金さえ準備できれば、手に入れられる前提でしたが、今後はお金はあっても手に入れられない。
人手不足、人口減少社会ってのはそういうことなんだと感じてます。
これに対する打ち手で、見受けられるのは「DX化」で省力することと、外国人をもっと受け入れよう!みたいなこと。
果たして、そんなもんで事足りるもんかいな?
まぁ、全体のことはお国の方々にお任せしますが
私としては、「ああ、残ってほしいな。発展してほしいな。」という事業者さんに、人が集まるようにすることで貢献していきたいなと思っとります。
この期に及んで、雇用のミスマッチなんか起こしている場合じゃない。事業者も働く側もそんな無駄な時間と労力使っている場合じゃないですもんね。
沖縄でこういう風に働けたら理想だよな…。
そう思わせる島であり続けないといけないし
そう思ってくれる人がいるうちに手を打たないといけない。
そんなわけで、今後も自分の好きなクライアントさんたちをめちゃくちゃ依怙贔屓して採用コンサルしていこうと思ってまーす。
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