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京都へ…

昨日一昨日と京都へ行って来ました。一昨日は京都国立博物館で開催中の京に生きる文化 茶の湯展で茶室と茶道具を鑑賞しました。千利休の茶室「待庵」と豊臣秀吉の「金の茶室」が復元されており、待庵の現在より10cm程大きな躙口などを見学できました。

茶道が奈良時代から平安、鎌倉、室町、桃山、江戸と続く長い歴史の中でどういう風に洗練された形に変化してきたか勉強になりました。

中国で生まれたお茶…韓国を経由して日本に伝わり独自の発展をしてきました。喫茶文化としてお茶は総合芸術でもあり、お客様をおもてなしするという日本文化の体現でもあります。

世の中には自分の知らない素晴らしいものがまだまだ沢山あるんでしょうね。

博物館見学後は道路の向かいにある三十三間堂を拝観。京都には国宝や素晴らしい建物が沢山あって羨ましいですね。

お茶…茶の湯を住宅に伝統を学び新しい形で再興していきたいと思っています。夜はその為の作戦会議…

二件目はおじさんには似合わない素敵なバーに…(笑

新しいことはじめるのでワクワクしています。

昨日は大徳寺へ…先月も訪れたのですが、もう一度ゆっくりと見たくて行きました。茶の湯の世界ではお茶会が開かれるので有名なお寺です。中にはいくつもの院があります。

一通り境内を歩き、黄梅院で千利休が作庭したと言われる直中庭の苔を拝見し、武野紹鴎による茶室昨夢軒を拝見…本堂から破頭庭と呼ばれる石庭を見ながらしばし休憩。

その後は興臨院を拝見。茶室涵虚亭(かんきょてい)や本堂、表門や枯山水のお庭を拝見しました。

大徳寺の後は近くの今宮神社さんへ
お寺と神社を見比べながら先人の技術力の高さに感心するばかりです。

お昼は京都町屋のお蕎麦さんで、京都といえばのにしん蕎麦。子どもの頃はあまり好きでは無かったのですが、母が好きで京都に行った時はよく食べてました。無論今は大好物…私も随分と大人になりました。

昼食後は二条城へ。十何年前にも古民家の教本作成の際にも来たのですが、久しぶりに訪れました。何度来ても新しい発見はあるものです。二条城を見学後京都を離れ、大阪で知り合いに会った後家路に…

京都は情報量多すぎですね…色々な気づきが得れた満足できた旅でしたが、それだけに考えることも沢山…日本の歴史に触れる事で逆にモヤモヤも…あくまで建築の範囲なのですが沢山の情報量を処理し、上手に消化して自分の想いと知識に落とし込まないといけませんね。


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