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こんな雑誌を読んできました〜幼稚園・小学生編

前回のnoteでお伝えたしたように、今月末から1年間に渡り、雑誌ヴァンサンカンが出版社から送られてきます。

これを機に、自分の雑誌遍歴を振り返ることにしました。

今回は、幼稚園・小学生編です。

幼稚園時代…いちごえほん 詩とメルヘン 

いちごえほん
祖母が知り合いからいくつかもらってきていました。アンパンマンや、ちょっとした童話がたくさん掲載されていた記憶があります。本が好きだったので、何やこの雑誌いろんなお話がのっとってお得やなあと思って読んでいました。
両親が共働きだったため、幼稚園の送り迎えは祖母がほぼ担当してくれていました。幼稚園が終わると、日の当たらない祖母宅で、テレビ番組(あなたの知らない世界、またはおしん)を見ながら昼食を済ませ、雑誌を読むのが日課でした。

詩とメルヘン
こちらも祖母が知り合いからいくつかもらってきてくれていました。ほんま、ばあちゃんありがとう。雑誌の名の通り、たくさんの詩が載っていました。少ない言葉から想像を大きく広げた楽しい思い出があります。メルヘンとお題にあるように、永田萌さんの作品など愛らしいイラストもたくさん。特におおた慶文さんの描く女の子がめちゃくちゃ可愛いかったです。あんなお目々ぱっちりの可憐な女の子として思春期を送りたかったのですが、哀れ私は奥二重の三白眼…。

小学生時代…暮らしの手帖 りぼん

暮らしの手帖
母が時々買っていたので、私も読んでいました。大人の雑誌なので、私が読むのは童話のコーナーくらい。藤城清治さんの影絵が非現実的な世界に誘ってくれました。少し薄暗い世界観が、美しいだけでは済ませない独特な不穏感を見る者に抱かせます。大人になってから何度か、藤城清治さんの展覧会に行きました。初めて展覧会を訪れた時、幼い頃に迷い込んだ影絵の世界を目の前にして、体中が熱く痺れました。今回の写真は、藤城清治さんの展覧会で買ったマウスパッドです。

りぼん
言わずとしれた有名少女マンガ雑誌です。母が漫画ダメ絶対の人だったのと、お年玉以外お小遣いをくれない環境だったので、たまにしか買えませんでした。所持していることをバレないように隠し場所を時々変えながら、必死に読んでいました。押入、タンス、友達の家、とか。何だか迫害される隠れキリシタンみたいですね。がっつり真言宗ですが。
ときめきトゥナイトや星の瞳のシルエットなどの王道少女マンガも好きなのですが、コミックスを買うほど好きだったのは、個性豊かなセレブ高校生の華麗なる日常を描いた有閑倶楽部、娘のことが心配な中年サラリーマンの過剰な愛が炸裂したお父さんは心配症、その後国民的アニメになるちびまる子ちゃんでした。特に、お父さんは心配症は何度読んでもお腹がよじれるほど面白く、今でもたまに読みたくなります。ただ、読み始めたらすべてを放棄しそうなので、欲望を抑えております。主人公パピィとその娘典子の彼氏である北野くんとの攻防が懐かしいです。

次回は中学生編です。

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