大学が怖い

憧れの大学生ライフ。楽しいはずだった。
なんでこうなったんだろ。
うまくできないんだろう。


定期的に大学が怖いと思う。
嫌だったことを思い出す。
両耳にイヤホンをして現実逃避しないと大学構内を歩けない。
自分があの空間にいることを実感したくない。


1人でいれば良かった。
無理に友達なんか作らなくて良かったし仲良くしなくて良かった。
あのよくわからない関係はなんなのだろう。
ただいるだけ。利用されるだけの。都合いいやつだった私。少し悔しいし、悲しいし、虚しい。
存在がなかったみたいに思う。
友達じゃなかったんだ。私の勘違いだったね。

下心が垣間見える人たちが怖い。
全員がそう見えてしまっていた。
グループワークで話しかけられたくなかった。
話しかけられた時は頑張って話せたけど、とても疲れた。
無理していたのかも。

自分の中で無意識に人に合わせるということが当たり前になっている。

合わせなくて良いのに、、、。

人が多い空間も苦手だった。
通学の電車内、バス。
食堂は並ぶし、うるさいし、人の目が気になる。大学内を歩いていて知り合いに会いそうで怖い。1人の時は特にひどい。自意識過剰だけど、みんなに見られてるように感じてしまう。
いつのまにか人に喋りかけられたくなくなっていた。1人は寂しいけど1人になりたい、顔を見られたくない、話したくないとおもうようになった。
だから帽子とメガネとマスクして歩くようになった。ずっと下の方を見て顔を見られないように、イヤホンをして遮断する。
ほんと惨めだ。


あの大学に行くとすごく孤独に感じる。
立地もあるし、近くに何もないし、隔離されている気がする。そして、自分が苦手な男性が多いキャンパスで、さらに孤独に思う。
チャラいのも苦手。
真面目そうな人がいると安心する。

この気持ちは復学後どうなるんだろうか。

復学後は無闇矢鱈に人と関わらないようにすると決めた。初めは必ず敬語で距離を取る。自分からは喋らない。
今までいろんな人と交流が持ちたくて、たくさん喋っていたので、すごく、寂しいというか。でも自分の心を守るにはこの方法しかないと思う。

なるべく合わせず自分のペースでいきたい。
他人に流されずにいたい。

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