読んで、学んだ、大事な本(アパレル編)
今日はアパレル編。
ファッションに携わる仕事をしていた時に、特に頭に残っている本のまとめです。ファッション好きの方も、そうでない方も、"ファッションいいね!""新しいチャレンジが楽しみ!"と思ってくれる人が増えたらいいなと思います。
誰がアパレルを殺すのか
(日経BP社、2017年)
タイトルの破壊力たるや。
ファッションのこれまでがよくわかります。
で、これからはどうなるのか。ここが本題。
もちろん答えはない。鞭という名のエールが詰まった本。きっとこれを読んだ人は新しいことを始めている。
ユニクロ対ZARA
(日本経済新聞社、2014年)
攻め方は企業、経営者それぞれ!
ビジネスモデルや商品の評価方法、店舗展開、投資先について全く違うので本当に面白い。確か最後に数年先の成長曲線があったはずで、今と照らし合わせた時どうなってるかな。
Fashion: Brand business
(朝日出版社、2002年)
2002年!懐かしさしかない。
プラダやグッチ、LVMHが吸収・合併を繰り返す時期に書かれた本。ファッションからライフスタイル提案もこのあたりからだったような。飽和状態の業界がどう淘汰されていくのか。時が経ち、形を変えてまた違う淘汰の流れがきている気がします。
ベルナール・アルノー、語る
(日経BP社、2003年)
ルイ・ヴィトンをマーク→企業と認識した瞬間!
ファッションて感性でしょ、みたいに思われがち。LVMHグループの全体像が見えた時に、さらなる広がりを感じてワクワクしたのは昨日のことのよう!始めて読んだ経営者の本だったかな?
ファッションは魔法
(朝日出版社、2013年)
ファッションに携われて幸せ!と思える本。
海外&日本のファッションデザイナーの誕生から、ゴミからファッションを作るアップサイクル、いい服ってなんだっけ?というメッセージが詰まっている。当時の文化服装学院の学生が、1番のお気に入りは家族との思い出が詰まったユニクロ(ギャルソンじゃないのかい!)みたいなリアルな歴史の移り変わり、思い出と共にファッションの魅力は引き立つことが印象的でした。
ファッションを変えた100のアイデア
(ピー・エヌ・エヌ新社、2012年)
ファッションは時代背景そのもの。
書籍が刊行されたのは2012年なので、オートクチュール時代の1960年から約50年で100個のファッションイノベーションが起きたことになる。ミニスカートやジャンプスーツ、ベネトンの広告など。またトレンドが再燃してる?という時に見返すと、今ってそんな時代背景なのかな?などと妄想を楽しむことができる。この続きも気になる!
昔の著書と、最新の著書を組み合わせて読むと新しい発見があるかも?!
ファッションとの付き合い方、毎日着る服の選択、昔の古着の素敵さ、今勢いのあるファッション企業や技術などなど、定点観測を続けます〜。
ほわほわ〜
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こんにちは!マーケティングとPR+自由演技を愛する人。noteゆるゆる更新中。学芸大学、旅と古着好き、本はだいたいSPBSで調達、時々トレーニング。気づいたことを自由研究。