小森嗣彦

バス釣り歴40年以上のキャリアと、多くのトーナメントで数々の実績を残してきました。この…

小森嗣彦

バス釣り歴40年以上のキャリアと、多くのトーナメントで数々の実績を残してきました。このnoteでは私が培ってきたバス釣りのノウハウや思い出、開発したアイテムの秘話など共有していきたいと思います。皆さんとの交流を通じて、バスフィッシングの魅力をより深くお伝えできれば幸いです。

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夏と冬どちらがお好きですか?

皆さんは夏と冬のどちらがお好きですか?私は圧倒的に夏が好きです。理由はシンプルで、寒いのが嫌いだからです。もちろん真冬も釣りはしていますが、寒さに対しては非常に弱く、どうしても耐えられません。そのため、冬の寒さにはつい文句を言ってしまうのですが、夏はどれだけ暑くなろうとも、暑いことに対しては決して文句を言わないように心がけています。暑いときでも、冬の寒さを思いだせば文句も出ません。ただ、寒いのは服を着るなどの対策ができるのですが、暑いのは対策ができないから嫌いという方もいらっ

    • 知っておきたい釣りで一番大切な道具

      釣りに一番大切な道具とはなにでしょうか? 糸、針?それはもちろん大切ですが、これがなくては釣りとして成り立たない、釣りのアイデンティティなので除外します。では竿?それは最悪ない釣法も存在します。リールや浮きについても同じです。 釣りにおいては大切な道具がたくさんあり、一番を選ぶというのは、その釣りのジャンルや人によって意見が分かれるでしょう。以前、ブラックバスとの出会いの話の中で、父から釣りを教わった話を書きましたが、その父からは、釣りに一番大切なのはハサミだと教わりました

      • 春の雨はバス釣りにプラスかマイナスか?②

        早春の時期、雨の日に釣行するとしたら…その攻略法ですが、まず底が見えるか見えないかのような浅場が広い場合は広範囲を探るバイブレーションなどが有効でしょう。上がってきたばかりのバスはとてもナーバスです。これまで水深のある少し暗いところにいたわけですが、今度は視界が明るく、水面を行きかうボートや、あるいは外敵である鳥などが水面を飛ぶと視界に入るわけですから、それは当然のことと思います。しかし、フィッシングプレッシャーなどがなければ産卵に備えてエサを食べている時期でもあるため、けっ

        • 春の雨はバス釣りにプラスかマイナスか?①

           春の雨はバス釣りに良いか悪いか?という疑問をたまに耳にします。答えから先に言いますと、プラスになることもあれば、マイナスになることもある、と私は感じています。しかしどちらであれ、3月になるとバスアングラーのみなさんは天候の変化に敏感になりますよね?晴れた日が続いて暖かかったり、暖かい雨の予報を聞くと、ワクワク、ソワソワ釣り場へ気持ちが動く人も少なくないと思います。今回はこの時期の天気、特に雨がバス釣りにどのような影響を与えるのかを考えてみます。  まず春の基本的なバスの動

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        • 小森嗣彦
          4本
        • 釣りの話
          4本

        記事

          小森ノートの秘密 釣りでノートをつける訳とは?

          人はいろいろなことを忘れるていくものです。とくに私は幼少期から記憶力に自信がなく、出来事や景色は記憶に残るものの、物や人の名前、音楽の歌詞などの覚えることに苦手意識がありました。私は小学生の頃、桂米朝の落語のテープを家族でよく聞いていました。車で出かけるときは、車内はいつも落語です。その魅力的な内容は今も心に残っています。しかし、姉がその話をすらすら覚えて他人に話すことができたのに対し、私にはそれができませんでした。勉強自体はできた方でしたが、授業で学んだ内容をどれだけ覚えて

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          人生の初バス‼ バスプロ小森嗣彦が初めて手にしたブラックバスのお話。

          ようやく初めての一匹を手にしたのは、野池でライギョに出会ってから2年経った11歳の春休みのことでした。4月3日、この日は私のバス釣り記念日です。 4月から小学6年生になるのをきっかけに電車で遠くに釣りに行く許可を親からもらうことができ、友人たちと遠征に出かけ掛けることになりました。(※小学生だけで電車に乗って遠方に釣りに行為は今ではとても危険です。今は保護者の方と行動してください。) 釣り人あるあるですが、遠くへ行けばより良い釣果が得られるという、不思議な感覚を持っている方

          人生の初バス‼ バスプロ小森嗣彦が初めて手にしたブラックバスのお話。

          出会いは大切‼ 私はこうやってバス釣りを始めました。バス釣りに出会ったときのお話 (後編)

          こんにちは小森嗣彦です。 ここまでお読みいただき、ありがとうございます。この文章を通じて「こんなことを読んだところで、実際に釣りが上手になるわけではない」と感じている方も少なくないかもしれません。確かに、直接的な技術向上にはつながらないかもしれませんが、私が初めてブラックバスを釣り上げたときの感動は、私の人生において忘れられない瞬間でした。このような体験を共有することの価値は、言葉では表しきれないほど大きいと私は信じています。まあ言うなれば、このストーリーがバスプロ小森嗣彦

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          出会いは大切‼ 私はこうやってバス釣りを始めました。バス釣りに出会ったときのお話 (前編)

          こんにちは、小森嗣彦です。 今回は、私がバスフィッシングという素晴らしい趣味と出会った瞬間について、お話ししていこうと思います。 私は兵庫県神戸市の、都会の喧騒から少し離れた山間部に位置する新興住宅街で幼少期を過ごしました。神戸と聞けば、多くの人がその長い歴史や開港都市としての繁栄、そして西洋文化の強い影響下にあるおしゃれな街並みを思い浮かべるかもしれません。特に旧居留地や北野町の異人館は、この町の象徴的な美しさを代表しています。しかし、私の育った地域は、そうした都市的な

          出会いは大切‼ 私はこうやってバス釣りを始めました。バス釣りに出会ったときのお話 (前編)

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          こんにちは小森嗣彦です。 バスフィッシングに出会って今年で40年になります。 この長いキャリアを通じて、これまでに本当に多くのバスと出会ってきました。そしてバストーナメントにおいても、これまで数々の実績を残してきました。 私はその経験の中で、バスフィッシングに関する深い知識と技術を得ることができ、そしてそれに基づき独自に開発に携わり、残してきたルアーやロッド、テクニックについても、皆様のフィッシングシーンに少しはお役に立てていることだと思います。 この度、noteというプラ