見出し画像

2022年11月21日 小松庵銀座 ≡ 森の時間 の落語会≡落語家・春風亭柳之助さん

11月21日(月)の銀座ギャラリータイム「森の時間」は、落語家・春風亭柳之助(しゅんぷうてい・りゅうのすけ)さんをお招きして落語会を開催しました。
いつもはテーブルと椅子が置かれてお客さまにお蕎麦を召し上がっていただく空間に、落語会の日には緋毛氈を敷いた高座が登場します。
今回は、落語会の様子をお伝えします。

春風亭柳之助さんは、アーティストの小林雅子さんのご紹介です

「森の時間」で落語会を開催するのはこれで3回目。柳之助さんは、アーティストの小林雅子さんのご紹介です。小林さんは、12月11日(日)まで開催中のグループ展「はじまりの7人展」の展示アーティストの1人です。
この展示会は、今年が小松庵総本家の創業100周年なのを記念して、銀座ギャラリーの発足のときに展示した初期の7人のアーティストたちによるグループ展です。


落語会のときだけ、店内に高座が登場します

さて、この日の落語会の演目は、と言いますと、会場となる小松庵が蕎麦屋なので蕎麦の話を…と思いがちですが、柳之助さん曰く「蕎麦屋だからといって、あえて蕎麦の話をしないようにと言われておりまして…」とのこと。

とはいえ、噺に入る前には蕎麦を食べる仕草を披露していただきました。これがまた、とてもおいしそうで、単なる仕草だとは分かっていてもお腹が鳴りそうになりました。

蕎麦を食べる仕草がおいしそうです


本題は、江戸時代に活躍したとされる伝説の彫刻師・左甚五郎(ひだり じんごろう)の噺、「竹の水仙」です。
庶民である宿屋の主人とその妻、贅沢三昧を続ける謎の客(実は左甚五郎)、肥後熊本の越中守、その使用人など、いろいろな立場の男女が入り乱れての痛快な笑い話。


今回の演目は「竹の水仙」です
両側に絵画のスペースで落語会


柳之介さんは表現力豊かな声と愛嬌のある表情で、時間がすぎるのがあっという間でした。
小林さん以外の「はじまりの7人展」の展示アーティストの方々や、そのお仲間たちも参加して楽しい空間でした。

次回はガラリとジャンルが変わり、12月5日(月)にテニスコーチの白井ひさしさんによるお話です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?