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我流で音痴克服!&練習法を編み出したら音楽がめちゃくちゃ楽しくなった話。

 noteってどれくらいの頻度で書けばいいかわかりませんが、とりあえず時間がある時につらつらやってみますね。マメな性格では無いのですが、僕の頭の中にあるもの、しっかりと残しておきたい!と思ったので頑張って書きます。

 さてさて、前回の記事では、音楽は聞き方が変わると100倍楽しくなる。と断言させていただきました。まぁ、実際には数値で測れるものではないので何倍かは計り知れないものがあるのですが。少なくとも、今までと違う聞こえ方になっていることに気付いた時には、今後あなたは今よりもっと素敵でハッピーな音楽LIFEを送れると思います。気になるタイトルのものだけ読むも良し、全部読んでみるも良しなように書いていくことを心がけます。

 それではまず、流行りの歌をうたっているにもかかわらず誰の新曲だよ!とつっこまれる程の音痴だった僕が、どうやって音痴を克服したのか!?に、【音楽は聞き方が変わると100倍楽しくなる】ヒントが隠されていたことに気付いたので、今回はそれを書いていきます。

 これも前回の記事に書いたことなのですが、エネルギーの捉え方が大きく関わっています大きく関わっているというか、ほとんどそれに尽きると言ってしまってもいいんじゃないかと思います。皆さんは、音痴を直すという目標を掲げた時、どんな行動を取りますか?ボイストレーニング?YouTubeで練習動画を片っ端から見て練習?歌が上手い人に教わる?僕は千葉県の船橋市というところで育ちましたが、将来歌手を目指しているわけでもない中学生がボイストレーニングに通うという選択肢すら思い浮かばなかったし、その当時は今の世の中のようにYouTubeを見るなんて文化はありませんでした。っていうか、今は小学生ですらスマホを持っているのが当たり前ですが、僕の中学生時代は基本家電です。いついつの何時にどこで待ち合わせ。と約束をして会うか、家のインターホンを押しに行って誘うのが当たり前。いつからかポケベルを持っている友人や、PHSを持っている先輩に後光が差して見える程でした。

 だからね、ひとり家に帰っては歌の練習をしたわけです。最初は、父のテープレコーダーを勝手に拝借して録音し、自分の歌を聞いてみました。その時の衝撃たるやもう…なんと言い表していいやらとにかくなんていうか、気持ち悪っ!!!というのが率直な感想。俺は意気揚々とこんな歌をこんな声で人様に自信満々に歌を聞かせていたのかと。なんなら、誰の新曲だよという音痴の指摘の仕方はちょっと意地悪な言い方じゃないか!?と思っていた気持ちが一変して、まさしくその通りでございます!!と、友人のその絶妙な表現の仕方を称賛したいくらいでした。

 ですが、ここで一つの疑問が生まれます。何故、自分の歌はこんなに気持ち悪いのか?そして、何故自分は今までこの気持ち悪さに気付けなかったのか?書いていて悲しくなってきますが(笑)、14歳の小松少年は咄嗟にそう思ったわけです。一つ言っておきますが、普段自分が聞いている自分の声と、録音した時の自分の声にはかなりのギャップがあるのは万人共通と言っても過言ではありません。それこそ、聞こえ方が違うのです。長くなるのでそのメカニズムは割愛。

 当時の小松少年、考えました。気持ち悪さには原因があるはずだと。テレビの向こうであんなに素敵な歌をうたう人がいるのに、自分とは明らかに何かが違う!と。そして、この何かに音痴克服の為の突破口があるに違いないと直感が働いたわけです。

 せやかて、どないすればええっちゅうねん!!という心の中のツッコミと戦いながら、ひとまず素敵な歌をうたう方々のCDをレンタルしてじっくり聞いてみよう。という結論に至りました。KinKi Kids、GLAY、L'Arc〜en〜Ciel、Kiroro、LUNA SEA、ゆずetc…とにかくたくさん聞きました。ただ、聞いてもさっぱりわからない笑。何かが違うんだよなー、なんだろうなーと考えながら、借りてきたCDのホンモノさんとデュエットする形で、何気なく一緒に歌ってみたのです。

 するとどうでしょう。一緒に歌っているにも関わらず、何か微妙なズレを感じるようになりました。歌い出しのタイミングがズレているとか、音程がズレているとか、リズムがズレているという意味のズレではなくて、圧倒的に何かがホンモノさん達とズレていたのです。なんだろう?このズレは一体なんだろう?と四六時中考えている小松少年。そのズレを意識し始めてから3ヶ月程経ったある日、突然降ってくるようにそのズレの正体をほんの少し掴みました。

 試しに、そのインスピレーションを信じて歌ってみました。当時とても仲良くさせてもらっていた、たつや君に聞いてもらうと、あれ!?なんかめっちゃ上手くなってない?というお言葉!!え?まじで?うっそまじで?ほんとに?お世辞とかいらないからね?ほんとのこと言ってね!?くらい詰め寄ったと思います笑

 そんなこと言われたら小松少年、きちんとした根拠もないのに確信を持ってしまったんですね。でも、そのズレの原因の発見は、僕自身の中で今もずっと研究していることでもあるので、きっとあながち間違いでは無いと思います。そこについてはまた後日触れることになると思いますが、一体なんのズレだったの!?と思っているあなた。このクソ長い文章をちゃんと読んでいただきありがとうございます。

 話しを戻します。そのズレの正体ですが、とってもシンプルな発見でした。【メロディー=気持ちの起伏なのでは!?】と直感が働いたのです。メロディーが低くなったり高くなったりするのは、それまでの僕は単に美しくて良いメロディーだなーとか、かっこいい曲だなーということくらいしか感じられてなかったのです。

          メロディーが何を表しているか。

ということを捉えた時に、自分の魂をぶつけるような、心の叫びのような歌詞の時はメロディーが高く、風景や情景をうたう歌詞の時はメロディーが比較的落ち着いていることに気付いたのです。あ、風景や情景が心を表していることもあるので、全部が全部当てはまるわけではありませんのであしからず。

 これはとても大きな発見でした。だって、それまでは気持ちがどうとか、風景がどうとか考えたことなんてありませんでしたから。とにかく、口を縦に!腹式呼吸!頭の上からポーーーン!と出しなさいと習ってきたわけで、それが歌だ!と思い込んでメロディーの起伏が感情の起伏であることなんて想像もしていませんでした。そして、僕がした練習方法はこれです。

1、まずは歌詞の意味を自分なりに考えてみる
2、気持ちの度合いをメロディーの高低差に置き換えてみる

はい。これだけです。たった二つです。これを意識すると、今音痴な人や、歌で伸び悩んでいる人が問題を打破するきっかけになると思いますし、音楽好きでよく歌を聞くあなたも、そうやって曲を聞いてみたら今までと違う発見がわんさか出てくると思います。

 具体的な解説は、この次の記事で書きます。普段ボーカルトレーニングで教えている内容や、そこそこのお値段がする(笑)講演会で話していることもたくさん入ってくるので、次の記事はちゃっかり有料にさせてもらいますねー!どなたでも読みやすいようにnote限定価格に設定しますのでご安心を。

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