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【カフェ・バー開業】ルーティンワークに救われる

結論:単調な作業もやっぱり楽しい

VOL.56

コマッチです。
Twitter : @komatchi77

東京の中野という街で、カフェバー「ミートコ」というお店を経営・運営しています。出店未経験の素人、かつ計画や情報不十分なままオープンして今年で7年になります。

過去の体験をもとに、小さなお店の開業・運営について綴っています。よろしければお付き合いください。

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ぼくの仕事に経歴をざっくり言うと、

20代は飲食業中心にフリーター
30前後で事務職〜サラリーマン
30代半ばでカフェバー開業〜現在

どんな仕事もいわゆるルーティンワークがある程度のイチ日の行動を占めます。

特に事務職ではそれを感じる部分が大きかった。
同じ時刻に起床、電車に運ばれて馴染んだ作業をこなす。

雇われている以上は当たり前かもしれませんが、
毎日毎日同じ作業を「与えられている」と言う感覚。

社内、もしくは社外で能動的積極的にやりがいや成長の種を見つけていく必要があると感じていました。

しかしそれでも、日々の忙しさや面倒くささに負けて受動的に「こなす」ようになってしまう。
それでも決まった作業をやれば決まった給金をもらえるのは大きな利点ですが。

ともかく、飛び出してカフェバーを開業した。

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ずっとサラリーマンを続けることも出来たとは思いますが(しょっちゅう体調崩してましたが)、ずっと温めすぎてもはや燻ってしまった開業の夢を実現しました。

そこで待っていたのは毎日のルーティンワークです。

そもそも飲食業はルーティンワークが多い。
メニュー開発やPOPを書いたりなど、クリエイティブな場面もありますが、調理や清掃など大半はルーティン。

開業前の準備はともかく、開業後は日々の積み重ねです。

決まった時刻に店を開け、
準備して営業して、
決まった時刻に店を閉める。

それでも毎日を楽しく過ごして来られた。

「接客」

これが大きい。

店を開ければお客様が来店する。

接客する。

自然とスイッチが入って笑顔になる。

開店して、
接客する。

開店準備さえルーティンとしてこなしてしまえば、
言い換えれば自分の作業を自動化できれば、

あとは笑顔でお客様を迎えるだけ。

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開業してしばらくして、
すごく落ち込んだ出来事がありました。

弱かったぼくは1日店を閉じてクヨクヨしていました。

翌日は店を開けた。

そこまで強い意思を持って開けたのではなく、

「決まった動きだからこなした」

つまりは店の準備がルーティンとしてあったから。

考えることなく作業できたから。

今日はなんだか文章がまとまらないなあ。

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強い意思を持って無くても開業できる。
日々の営業ができる。
弱い自分と、そんな方のために模索し続けます。

応援しています。

次回VOL.57
蕎麦を毎日打てるのか?

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カフェ&バー『ミートコ』
Twitter
https://twitter.com/meatoco?s=09
Instagram
https://www.instagram.com/invites/contact/?i=1smsmgblqrkbd&utm_content=2xngh7c

中野の裏通りでこっそり営業しているカフェバーです。カウンター中心の小さいお店なので、おひとり様でもお気軽に。 貸し切りは4~6名様より承ります。パーティーや誕生会、女子会など、メニューリクエストも含めて対応致します。ご相談ください。
food 300yen〜/drink 400yen〜
03-5318-9517

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