【カフェ・バー開業】マウンティングの戦いから降りられた話
結論:好きなぶんだけ好きになればいい
VOL.15
コマッチです。
東京の中野という街で、カフェバー「ミートコ」というお店を経営・運営しています。出店未経験の素人、かつ計画や情報不十分なままオープンして今年で7年になります。
過去の体験をもとに、小さなお店の開業・運営について綴っています。よろしければお付き合いください。
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まだするか、っていうコンセプトの話です。
2013年7月、ともかくもごくは
「オージーカフェ&バー ミートコ」
をオープンさせました。
やりたい
やれる
やるべき(ではなかったかもしれない)
→ニーズにマッチしてない
少なくとも「やりたい」「やれる」に関しては、
ひとより強いと感じていたので。
ぼくのオーストラリア留学経験は3年。
留学期間としては短くはないけど、
もっと長いひとはたくさんいる。
学歴という観点で見れば、専門学校のぼくよりも大学留学したひとのほうが学として得るものは上(?)かもしれない。
そしてあたりまえだけど、
オーストラリア人にはかなわない
ですよね。
でも、それでよかったと思っています。
結果としてニーズの部分でコケてしまったけど。
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最初のうちは、いろんなことを聞かれました。
・なぜオーストラリアなのか
・なぜ中野でオーストラリアなのか
・どんな料理なのか、特色は
・どんな土地、生活、人々か
・政治について
質問攻めにして、回答できないとガッカリされたり鼻で笑われたりなんてこともありました。
ある意味で責任を放棄するようだけど、
知識合戦には意味はなく、
ググれば正解は出ますし、
そもそも聞いてる人が興味あるのは
✕答えが何か
○こいつがどれだけ詳しいのか
というテストだったりもします。
そのうち、
「〇〇をテーマのお店やってるひとが、
他人より知識や情熱が下ってどうなのよ」
という自問自答におちいってしまうかもしれません。
でも、それでいいんです。
知識も情熱も上には上が、ってのはキリがないので、
「なんとなく好きなのでやってます」
で充分だと思います。
各分野でトップの1名だけが、
好きなことを仕事にしていい
なんてことは絶対ない。
自分がちょうどいい、
好きなぶんだけ好きであればいいです。
自分が営業・経営を続けていけるだけの情熱があれば。
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「好きなことで食っていく」
よくあるフレーズですが、
文頭に「誰より」とか「いちばん」とかは意識しなくていいと考えています。
にわかだってオタクやマニアと自分で思っていいし、
技術がなくても発表の場を持っていい。
テーマのお店を出したっていい。
あとから詳しくなっていったって構わないし、
テーマを変えたって構わない。
人生の優先順位はひとそれぞれですが、
「楽しいかどうか」をぼくは大事にしたいですね。
最後に。
自分が好きなものや得意なことがわからないアナタ。
「過去10年で時間・お金を費やしたもの」
これを考えてみてください。
応援しています。
次回VOL.16
一番高かった買い物(あこがれのペンギン)
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カフェ&バー『ミートコ』
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https://twitter.com/meatoco?s=09
Instagram
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中野の裏通りでこっそり営業しているカフェバーです。カウンター中心の小さいお店なので、おひとり様でもお気軽に。 貸し切りは4~6名様より承ります。パーティーや誕生会、女子会など、メニューリクエストも含めて対応致します。ご相談ください。
food 300yen〜/drink 400yen〜
03-5318-9517
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