彼氏の前で鬱になった（今は元気）

画像：9/15から全国各地の映画館でリマスター上映されている、『PERFECT BLUE』という映画。今敏監督。有名作は『パプリカ』の。
ネタバレになるので避けますが、結構ショッキングなサスペンス・アニメーション映画だった。
起承転結がハッキリしているので、かなり面白かった。
が！精神疾患持ちの私には少し刺激が強すぎて、途中、隣席の彼氏の手を握ろうかと思うぐらい心がゾワゾワする描写があった。あ、絵面がキモいとかではなく。うわ〜（自分とダブる）みたいな。
その日の夜、誰か隣にいてくれる人を見つけたら精神疾患の方は見ても平気だと思います。

今日の日記は、なんだか記憶が曖昧な日記なので、「だったと思う」とか、そういう文末が多いが許して欲しい。
鬱になると記憶無くしがちなので。

情緒不安定を直したい！と強く思いすぎている

最近出来た彼氏のおかげで、毎日「幸せ」を享受していて超ハッピー。しかも、ほぼ半同棲レベルで一緒にいるので。まあ、これは期間限定の半同棲なんだけど。

超ハッピーだから、【精神疾患を直して、精神状態を安定させる】ということにかなり躍起になっている。

それがよくない。

トリンテリックス20mg etc...飲まないと生活できないっていうのにさ、急に【精神安定人間】になるのはどうやら無理らしいな。これに、段々気がついてきた。

それに気が付けてなかったので、15日の夜から16日の朝にかけて鬱になってしまったんだと思う。

15日の夜から少しずつ情緒が狂ってくる

いわゆる「試し行動」が徐々に増えて行ったと思う。

過去の女の話を聞く→嫉妬→「ふーん、マオよりいい人だからそっちに行けばいいんじゃない？」

不意にキスされる→この人の性欲を埋めるためだけに付き合ってるのかな？と考える→「ふーん、マオってただの都合のいい女なの？」

とか、多分そんな感じだったと思う。
マオ、試し行動する時「ふーん」から話し始める癖がある。

とりあえず、日付変わる頃くらいまではこんなのがちょっとずつ、ちょっとずつ増えていってたと思う。彼氏に確認してないから多分だけど。

深夜2時ぐらいから急に落ちてくる

深夜2時くらいに、脳内が「マオは自殺するべき」という声が聞こえてくるようになった。
マオ、気分が落ちてくると、声が聞こえてくる。自分の声なのか、誰かの声なのか、それは分からないけど、悪い考えを吹聴してくる声。統合失調症だからかな。

最初はマズイ！いつものやつが始まる！と思ったので、とりあえず精神が落ち着く薬を飲んだ。

精神薬飲んだけど、飲めばすぐシャッキリ！なんて訳には行かないので、効くまでの間はとにかく不安になる。

この辺、思い出そうとしても記憶ないなー。

ポロポロ泣きながら「マオは死んだ方いいですか？」とか聞いてた気がする。違うかも、時系列が。なんて喋ってたかなー。

とにかく不安定なのは確かで、マオはすぐ顔に出るから、彼氏がひたすら頭撫でたり手繋いだり、ハグしたり。そうやって宥めてくれてた気がする。

で、精神薬が効いてくるであろう30分〜1時間後。鬱の状態はというと、最悪に近かった。

ぜーんぜん効かなくて、「死ななきゃ」「マオってゴミ人間だ」「なんでこの人はこんなゴミのこと愛しているんだろう、マオ、騙しているのかな、申し訳ないな、別れた方がいいのかな」の三本柱が主に脳内をグルグルしていた。

2人ともお風呂に入って無かったけど、15日は映画デートしたので、マオはメイクをしたままだったし、「お風呂入ってみる？」と聞かれたけど、お風呂入ったら溺死出来るかなあ〜とか考えてしまったので、やめた。

どこかで、何かで、脳内の鬱スイッチがパチッと音を立てて入ってしまった。

号泣しながら「生きててごめんなさい」「死ねなくて辛いです」など、詳しい文言は覚えてないけどそんなのを言いまくった。
でも、マオが「死にます」って言ったら彼氏がダメだよ。ダメ。って否定してくれたり、マオさんはゴミじゃないよって、悪い考えの露をはらおうとしてくれた。（ありがとう〜〜！！！！！）

途中で、「俺、お薬わかんないけどこれだよね。飲んで寝よっか」と、マオに処方されている薬と水を持ってきてくれた。

でもマオは、もうどうにでもなーれ、と思ってしまったので、適当に目に付いた薬を、パキッ、パキッ、パキッとシートから取り出して、全て飲もうとした。
それを見た彼氏が「今お薬ちゃんと飲めないね、やめとこうね」って、片付けてくれた。（ありがとう〜！！！！！）（後から確認したら朝飲む抗うつ薬を20錠くらい飲もうとしてた）

あーー段々書いてきて、昨日した所業を2個思い出した。これ、マジで最悪だ。よく許してくれたな。ほんとに彼氏心広いっていうか、マオの精神疾患に理解があって、幸せだなーー。そしてごめんなさい。今からその2個書きます。

１、腕を切るためのカッターを買いに、コンビニに行こうとする

２、死ぬ前に、こんな涙を流してる姿じゃなくて、笑顔を見せてから死のうと思って、嘘の笑顔を作って「もう大丈夫だよ、ごめんね。先に寝ていいよ」って言った。（もちろん寝たら死ぬつもりだった）

ハーーーーーーーー本当に最悪の所業じゃないですか。
もちろん、どっちも阻止されたよ。良かったーーーーー生きてて。noteに書き起こせるぐらいまで回復してよかった。

１は、さっきまでへたりこんでたのに急にシャキッと立ち上がって財布を握って外に出ようとしたので、玄関までの廊下で止められた。「どこに行くの？」って。それで確か、「カッターを買いに行きます」と言ったので、ダメ、ダメダメダメ。って、無理矢理リビングまで戻されて、座らされた。その後の言動あやふやだけど、「カッター無かったら腕も切れないし、死のうとする事も出来ないじゃない！！！！！」って激高した気がする。なんだこのキチガイ！

２は、号泣しているうちに、「この人の記憶に最後に残るのがマオの泣き顔なのか」と思って、無理矢理笑ってみた。そして、「大丈夫だよ、もう大丈夫だよ」って嘘ついて安心させようとした。
が、しかし、精神不安定女が急にニッコリして「大丈夫」と言っても全く信用されないので、「大丈夫じゃないでしょ、自殺しないって約束出来る？」って訊かれて、ここで自殺しませんって約束したら、彼氏の中で私は裏切り者として記憶に残ってしまうなあ、なんて考えて、「はい」の言葉が出てこず、詰まってたら普通に自殺しようとしてる事がバレて、ちょっと彼氏が怖い顔になった。
気分が少し落ち着いて、寝ようとした時に「もし今後さっきみたいに嘘ついたら怒るからね」と言われた。ごめんなさい。

はあーーーーーーーーーーーー今日のnote、私の病気ブログになっているな。これが全て"リアルの出来事"なの、怖いな。フィクションじゃないよ。彼氏が証人です。はあーーーーーーーー（どうしようもない自分に落胆の絵文字）

寝たら気分が落ち着いて元気になる

これはマジ。
精神薬がようやく効いたのか、それとも号泣し切って、言いたいこと（というか、考えていること？）の残弾が無くなったのか、気分が少し落ち着く暇があった。朝4時半ぐらい。朝刊配達のバイクの音が聞こえていたから5時ぐらいかも。

その隙に寝よう！と、「ちゃんと、規定の量、1錠ずつ眠れるお薬飲むから、飲むとこちゃんと見てて。そして、眠れるまで見ててほしい」とお願いし、エスゾピクロン、デエビゴ、フルニトラゼパムをちゃんと1錠ずつ手のひらに乗せて見せて、飲んだ。

その後一緒にベッドに行って、添い寝してもらった。あ、添い寝はいつもの事なんだけど、今日はほんとに添い寝って感じだった。付き添い入院みたいな感じだなと少し思った。

彼氏が寝落ちた隙に自傷/自殺行為しないように、がっっっっちり手繋いで腕組んで、寝た。

薬効くまで少しタイムラグがあったけど、眠ります！のポーズをしないと寝れないから、目を閉じて深い呼吸してたら、それを彼氏が確認して、安心してくれたのか先に寝ちゃった。あー、ここでもしマオが悪い子だったら多分今頃生きてなかった。危ねー。もうその時には「目の前にいるこの人の為に生きていなきゃ！」という考えの方が大きくなっていたので、マオもすぐに眠った。

それが多分、2023/09/16 朝5時半くらいの出来事。

鬱が治まってからの朝

朝に寝たので朝を迎える、と表現するのが正しくないような気がするけど、とりあえず2人で泥のように眠って、起きたのが11時とか。ちなみに、眠過ぎてめっちゃ2度寝3度寝風呂入って4度寝して、今、夜7時半。お腹空いた。

実は16日は、前書いた日記に出てきたウルフちゃんと遊ぶ予定だったけど、とても気持ち切り替えて遊ぶぞー！なんて出来なくて、ドタキャンしてしまった。ごめんなさい。
ウルフちゃんは超優しいし心が広いので、ドタキャンしても「家出る前だったから全然気にしないで！」と言ってくれた。

あーーーーマオって、周りの人に恵まれてて幸せ。大好きな人達に囲まれてるから何とか生きてられてる。ありがとうみんな。こんなnoteで感謝を伝えても読んでる人少ないと思うけど、これを読んでくれてる私の友達、読んでなくても関わりのある友達、みんな大好き。ありがとう。生きてて幸せです。（すぐ落ち込んじゃうけど……）

16日は、2人ともネムネムのネムだったから、ずっと2人で手繋ぎながら昼寝したり、たまにハグしたりキスしたり、昨日入れなかったお風呂入ったり、なんか彼氏がいきなりエビを解凍して剥いて茹でて食べ出したり、ふわふわ夢心地みたいな、変わった日になった。

今日は、幸せな気持ちでいっぱいのまま、落ち込まないといいな。

それでは。
2023-09-16