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日常を愛おしむための、道具たち。

 

日常が愛おしくなる道具たち。

 連休3日目。ずっと家にいるせいか、曜日の感覚も、そして、今がいわゆるゴールデンウィークだということも忘れそうになる。

 そのくらい、家で過ごす時間が長くなると、日常をいかに、ご機嫌に過ごすか?ということを、考える。そのひとつに、日用品や道具を、好きなもの、お気に入りのものにする、という方法があると思う。

寝具、リネン、下着、食器、カトラリー、キッチン用品、文房具、傘。
私は、いちばん身近で、普段使う日用品や道具こそ、上質なもの、気に入ったものを選ぶ。
そうすることで、日々の何気ない生活を愛おしんだり、気持ちにちょっとしたゆとりが生まれるから。


 今日は、お家で過ごす普段の時間がちょっと愛おしくなる、「私のお気に入りの道具・日用品3選」をご紹介。




1.AROMATIQUEの下着

 はい、いきなり下着ですみません。
でも、毎日使うものだから、肌触りが良くて、ストレスを感じず、毎日つけたくなるようなものがいい。できたら、気分も上がるようなデザインや素材だと、なおいい。
 いつも、年末に下着を買い替えるのが、私の流儀。新しい年を、新しい下着で迎えたいから。
でも、今回は気分を変えたくて、このGWにアロマティックの下着を新調、最高。本当におすすめ。日本のメーカーさんならではの、とても丁寧なおしごと。溜息がでる美しさと着け心地。まさに機能美。
 ちなみにキャミソールは、イタリア製のOSCALITO(オスカリート)が好きで、これまた長年愛用。季節によって、シルクやカシミアなどがあります。


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2.eneloopの限定カラーパック

 これは本当にお気に入り。こういう見えないところに宿る美学が好き。
「どうせ電池なんて見えないし」、「機能は同じなんだから、色とかデザインなんて、どうでもいいじゃん」と思うかも知れない。いや、違うんだ。
 このフォルムといい、この絶妙な色味といい。ショコラみたいでたまらない。誰に見せるわけでもない、完全に自己満足。私は電池交換の度、ささやかな幸せに、こっそり浸っている。
 下着もそうなんだけど、こういう見えないところにこそ、その人の美学が宿るし、その人らしさが滲み出る気がする。なんか、ちょっとエロいけど。

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3.Porlexのコーヒーミル

 Porlex(ポーレックス)のコーヒーミルは、もうかれこれ10年以上は使っているんじゃないかな。普段はもちろん、小さくて軽いから、ピクニックやキャンプにもお供させている。手が小さい私にも使いやすいし、お手入れも簡単で、本当に優秀。大好きだから、お手入れする時間すら愛しい。
 最近では、在宅勤務のおかげで週末以外にも登場回数が増えて、益々頼もしい存在に。これからもよろしくね。

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おわりに。


 旅行に行ったり、ちょっとおしゃれをして、美味しいものを食べにいったり、そういう特別なイベントも大事だけれど、毎日はできない。まして、いまは辛抱の時。

 でも、このなだらかで、平坦な日常も悪くないなと、思う。こうしたちょっとした工夫と、視点の変換、捉え方を変えるだけで、何の変哲のない日常が愛おしいものになる。

 緩急。こういう日常があるから、旅行とかの「非日常」が、特別に感じられるんであって、日常もドラマチックすぎると、ちょっとしんどい。だから、ベースとなる日常は、このくらい穏やかなのが、丁度いい。

 だからこそ、日常の至るところに、小さくても自分や家族が喜んだり、機嫌が良くなれる仕掛けをつくったり、今日は、風が気持ちよかった、軒下の花や樹々が美しかった、ごはんが美味しく炊けた…、そんな日常の中に散りばめられている小さな愉しみや喜びを見つけ、感じられたら、それこそ豊かで幸せなんだと思う

 何となく。以前よりも、そういうものが細かい粒度で見えたり、感じられたりするような気がする。
 だから、そんなきっかけをくれたコロナに、すこしだけ感謝。


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