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インフルエンサー・タレントが生き残るための考察

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SNSから次々とコミュニケーションアプリを変え、生まれてくるインフルエンサー・タレント。彼ら彼女らが生き残っていくために、マネージメントとして何をすべきかを考えるマガジン。
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#ビジネス

インフルエンサーとは何を売っているのか?についての考察

インフルエンサーとは何を売っているのか?についての考察

インフルエンサーという言葉が生まれ、インフルエンサーからインフルエンサー・タレントへという流れに関わってきて早5年がたとうとしてて、その中で得た知見として、インフルエンサーは人気になってお仕事が増えていくのに比例して、濃いファンがどんどん減っていくっていうのがある。

これ、正確にいうとお仕事というのがクライアントさんやメディアからのお仕事っていう意味なんだけど、簡単に言ってしまうと自分以外の他者

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IGTVへのプチ考察。

IGTVへのプチ考察。

話題のIGTVをちょっと空いた時間に覗いてみました。そこで感じたことをつらつらと書いていきます。

まずハイブランドの縦型動画がクオリティーが高い。高クオリティーの縦型動画を見たことがなかったので、ものすごく新鮮。Gucciが個人的に好き。

あとはちらほら縦型で高クオリティーの動画をあげてる人がいて、僕が個人的に注目してるのが、あさぎーにょさん。歌ってみたをIGTVでまったく新しいものにしている

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タレントとファンの関係性についての考察

タレントとファンの関係性についての考察

今日は気になったこのツイートを元に記事を展開します。

既存の芸能界の形だとファンの人たちとタレントの距離感というか、コミュニケーションの形は上下関係にあったと思う。

だからこそ、呼び名が“ファン”なのだと思う。

SNSが誕生して、その形が少しづつ変わってきている。今までタレントとファンがコミュニケーションを取ることがほぼ不可能だったのが、例えばツイッターのリプ返やブログのコメント返しなど、無

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これからのYouTuberについての考察

これからのYouTuberについての考察

今日はインフルエンサー業界の、現時点で最大のインフルエンス力を持つYouTuberについて考察します。

どうやったら影響力のあるYouTuberになれるか?っていう質問はよく来るんだけど、基本的にYouTuberになるコツは、人気をつかんだYouTuber自身、つまり現役プレイヤーが一番わかってると思うので、ここではYouTuber業界の現状と、これからどうするべきかっていう部分だけを書きます。

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メディア露出に対する考察(PR or 消費)

メディア露出に対する考察(PR or 消費)

こんなニュースを見つけた。

AbemaTVの「給与明細」という番組でメンズ地下アイドルの取材をしてて、過激な実態が暴かれていくという内容なんだけど、そもそもなんでこのメンズ地下アイドルは番組取材をOKしたんだろうって思う。

じつはこういう取材依頼って昔からたびたび僕のところにも来てて、

「読モの闇を語る番組があるのですが、そちらに現役読モを出演させたいんでお願いできないでしょうか?」

「い

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インフルエンサー・マーケティングで解決すべき3つのこと

インフルエンサー・マーケティングで解決すべき3つのこと

最近、インフルエンサー業界の話で登壇したり、noteにもインフルエンサー界隈のことに絞って投稿してました。

いろんな人と対談したり、登壇して深くしゃべっていくうちに、インフルエンサー業界に必要なことがいくつか自分なりに見つかってきました。

①インフルエンサー・マーケティングの理解を深める

企業から代理店、代理店から事務所、もしくはインフルエンサーに仕事が発注されます。この流れの中でまずは企業

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インフルエンサー・タレントが生き残るための考察④

インフルエンサー・タレントが生き残るための考察④

前のnoteからちょっと時間がたちました。原因は最近は確実にPVやバズに繋がるような記事を書くことに意識が行き過ぎてたからです。もうちょっと気楽に書いていこうかなと思ってます。4月になって年度も変わったしね。

今日は、インフルエンサー・タレントが生き残るための考察の4つ目。

今回は考察というより、心持ちというか、考え方の部分。

僕はインフルエンサー・タレントの事務所を始めてだいたい4年くらい

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インフルエンサー・タレントが生き残るための考察③

インフルエンサー・タレントが生き残るための考察③

SNSから火がつき、普通の人が一夜にして(一夜じゃ無理だけど表現として)インフルエンサー・タレントになってしまえる今の時代。

だけどその分、次から次へとスターが生まれタレントの消費も激しい世界になってきてる。

そんなインフルエンサー・タレントが生き残るための考察として、①では“芸”を身につけさせて“芸”能人として成立させる。②ではSNSというグローバルなサービスの特性をいかして海外展開をしてい

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インフルエンサー・タレントが生き残るための考察②

インフルエンサー・タレントが生き残るための考察②

前回のインフルエンサー・タレントが生き残るための考察がワリと好評でした。noteのオススメにも上げていただいたり。

ちょうどさっき、facebookで某インフルエンサーを抱える事務所の社長さんがこんな感じの投稿をしてたり。

そう、インフルエンサー事業って結構個人完結できちゃうことが多いんです。わざわざ事務所に入ってギャラを中抜きされるよりは、個人で仕事を請けたほうがよいことが多い。

だけどイ

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インフルエンサー・タレントが生き残るための考察①

インフルエンサー・タレントが生き残るための考察①

ものすごいスピードで生まれては廃れていくSNSのアプリ。ミクシー、アメブロ、ツイッター、インスタグラム、YOUTUBE、MixChannel、Tik Tokなどなど。

どこのプラットフォームで生まれたかは別として、インフルエンサー・タレント達も次々に誕生していっている。そしてそのインフルエンス力を継続する難しさは、たぶんどのインフルエンサー・タレント達も直面するはず。

僕の経験上の感想だけど、

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