内向型の人が誰かと話すということ

自分がめちゃめちゃ内向型だということが分かってから、誰かと会話するのに超絶エネルギー使っているからこんなに疲れるんだってことがやっと分かった。

週末に倒れるように家から出れないとか、ずーっと寝てるとか、小さい頃から普通にあって、自分はどこかおかしいんじゃないかって悩んだりもしてた。皆は楽しそうに週末に予定詰め込んでる中、1人でお布団にいるのが嬉しい、そんな子周りにいなかったから。

会社に入って数年後、何かのセミナーで、人間には外交型と内向型の人がいて、外交型は明るくて社交的、内向型はシャイで大人しい、って誤解されているってことを知った。外交型の人は外部から刺激を受けてエネルギーが湧いて来る人、内向型の人は1人で静かに過ごしたりして内側からエネルギーが湧いて来る人、って聞いて、すごく腑に落ちた。そのセミナーの講師は自分のことを内向型だと言っていた。

内向型でも人前で話したり、周りを明るくしたり、出来るんだ、って思った。エネルギーの溜め方が違うだけなんだなって。

目からウロコ。もう、凄いこと知れた。自分は単にエネルギーが内側から出る人なんだって思えてから、生きるのが楽になった。

刺激は必要だと思う。新しいことも、誰かと話すことももちろん必要。そういうこともちゃんと楽しい。でも、刺激を受け続けることによって自分が弱っていくと、何しても楽しくないっていう負のスパイラルに陥る。自分が楽しく居られる自分の刺激の容量を知って人と付き合うと、ぐっと幸福度が増した。

刺激的で新しいことしてて友達いっぱいでいつも飛び回ってる人のこと、正直憧れる。そんな人になれたらなって思ったりもする。でも、そういう生活が自分に向いてないことはこのうん十年で実感してる。憧れてるだけで、楽しめないのも実感してる。倒れて何も出来なくなってもいい覚悟で予定を詰め込むっていうときもあるけど…。

内向型を言い訳に何もしないってことでもなく、上手に自分と付き合って、毎日楽しく過ごしたい。

倒れて何も出来ないことがあるけど、病気でもなく、原因が分からない人は、自分のエネルギーの溜め方を考えて見るといいかも、と思う。








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