見出し画像

土木公務員は職業選択としてありなのか?

30年勤めている現役の県庁職員で課長というポストについてる筆者が、公務員の仕事の良いところについて書いてます。


絶対につぶれないという安定感以外にどんなメリットがあるのか?
これから公務員を目指す高校生や大学生、子供は公務員になってほしいと考えている親御さんなんかには参考になると思います。

なぜ私は県庁を目指したのか

昔むか〜しに記憶はさかのぼります。
県南の10万人規模の地方都市に住んでた私にとって70万都市の県庁所在地 熊本市はとても魅力ある場所でした。

そこに威風堂々とそびえ立つ高層の建物があった、
(小学三年生だった当時、父親が運転する車のなかでの会話  回想シーン、、、)

「お父さん、あのデカい建物は何?」

「あれは県庁たい。」

「県庁って何?」

「県庁はね〜、、、熊本に住むみんなのためにまちづくりばすっとたい。」

「へ〜。」

父親との会話から県庁へのあこがれが脳みその片隅の方にあり、母親からは公務員の安定感のことを再三にわたってすり込まれていた。

なぜ"土木公務員"なのか

団塊ジュニア世代は人口が多くて受験戦争が激化してていた。自分が行きたい大学を定めた私は、偏差値とにらめっこして受かる可能性が高い学部学科を選ぶしかなかった。
なので地元国立大学の「土木環境学科」を選んでいた。
就職するタイミングで学科内の3分の1は公務員を目指す感じ。
事務系の県職員だと東大京大など旧帝大も受験してくるし倍率も土木技術職員に比べて桁違い。
東京にあこがれもなく地元志向が強くて親から公務員のことをスリこまれた私は自然と県庁の土木公務員を目指していた。

土木公務員の4つの良い面

ここから先は

1,000字
この記事のみ ¥ 300
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?