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嫌いという感情は持っていいものだよ。から始めていきたい。

人が集まれば相性の良し悪しは生まれてしまうもの。
だから子どもが幼いうちから「嫌いという感情は持っていいものだよ」
と、ハッキリと伝えた方がいいと思っています。

娘(小4)にもいろんな悩みをかかえるたびに何度も言ってきました。

どうしても一定の大人は「みんなで仲良くすることが望ましい」という教えを子どもたちに伝えてしまっているようです。はっきりとした言葉でなくても、子どもはなんとなしに自分たちは仲良くすることを求められていると感じています。

でも、仲良くすることよりも相手を不快にしないこと、必要以上に接しないことも人間関係では大切なスキルです。

「適切な距離感」というものがお互いに一致するとも限らない。
どちらかは気が合うと思っても相手も同じように思っているとも限らないし、こちらは距離を取りたくても、相手の方は気に入らない相手に何かしら攻撃したいと近づいてくることもある。

自分の中に芽生える「嫌い」という感情をどう処理していいかわからず、相手を攻撃してしまうことも多いと思うのです。はっきりと「嫌い」という感情はあってよいものと伝えたら、子どももちょっとホッとするんじゃないでしょうか。

「あぁこんな気持ちを持つ自分は特別悪い人間なわけではないんだ」
「大人にだってあるんだ」

嫌いな感情が生まれるのは自然なこと。
でも嫌いだからといって嫌いな相手を自分の好きにしていいわけじゃない。


感情に「良い」も「悪い」も付けずにそう感じている自分には正直でいよう。

学校は新学期が始まったばかりでまだまだ慣れないことも多い時期。
疲れやすい時は「家で自分を甘やかそうぜ!」とちょっとおやつにスペシャルなものを買い足したり、寝る時間を早めるようにしたり、傷ついた出来事に一緒にそれは許せないねと怒ったり、いちにち、いちにち、

がんばってる、





そして、我が子が成長してきたなぁと思うところ。
好きと、嫌いだけではない見方をするようになってきたところ。


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180字

子どもが不登校になったら。私たち家族の記録。苦しかった日々から見つけた場所は、何かにとらわれることもなく自分そのままでいられる、自分の好き…

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