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あなたはあなたを導ける。

「毛の長いネコがいるとするでしょ。その毛がそのネコにとっては自分も好きな良い所なのに、学校に行くとねその毛にシャワーかけられているような感じがする」

2年前不登校していた時にもイチゴのショートケーキの話で似たような例えをしていました。

「自分がイチゴのショートケーキとしたら(学校行くことで)イチゴとかクリーム(ケーキの)甘さが吸いとられているように感じる」


◆◇◆◇◆

周りに引かれたり、やっかまれる、排除されることを経験してきたことでそういうことを避けるために本人は自分を偽ってしまう。
自分を守っているのでしょう。

自分が考えることとそれを表現することで周りがどう反応するかをシミュレーションして大きく外れないですむような落としどころを導き、そこに自分を寄せていっている。

適応するために。
期待されている自分でいようとする。

彼女の心と体の拒絶反応が大きくなっている様子に、
「もう学校に行かなくていいんじゃない?」
と、言いたくなる、そしてそれをぐっと押し込める。そんな間で行ったり来たり。なんとなくその言葉はかえって彼女の心を縛ってしまう気がするのです。

冬休みが来ます。
彼女はしばらく学校に行かないですむことにホッとするでしょう。


心配じゃないと言えばうそになるから。
私自身のためにもここに書き留めておこう。

「今苦しいと思うけれどきっとあなたはあなたを導けるから」
あなたで生きていく道を見つけられる。

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子どもが不登校になったら。私たち家族の記録。苦しかった日々から見つけた場所は、何かにとらわれることもなく自分そのままでいられる、自分の好き…

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