不登校中に学校の話が増える。
小一以来の2回目の不登校。
前回の様子と同じだなぁと感じるところがある。
休み始めてしばらくすると学校に通っていた頃の出来事をよく話し出す時がくること。
コレって私はよい兆しだと思った。
前回の不登校の時とは違うことももちろんあり、
それはお友だちのことを話題にはできていたこと。
○○ちゃんもコレ好きなんだよ。
△△くんはさ、あそこに行ったことあるって。
よく話し出すって言うのはこういう何気ない話ではなく、あのとき、このとき自分はこんな気持ちだった。そんな消化できないで底にたまっていたことたちだ。
消耗し、くたびれて、疲れを癒すことに精一杯だった時から、自分の心が少しずつほぐれてきて
押しこめてた過去の自分の思いがふわぁって自分の意識に浮かんできてるんじゃないかな。
話は急に始まるし、
ぽろぽろ出てくる。
でもそれを自分で見つめられるほど、話せるほど
エネルギーが回復してきてる。
「心がそうしたいんだよ。心にまかせて浮かんでくることを話せばいんやない」
◆◇◆
「お母さんは小一の時に私が学校休みたいと言った時、どう思った?」
自分の本音を話した。
保育園で行きしぶり、休みが続いたあたりからあなたの感受性の強さ、個性はこの先の学校生活によっては不登校になる可能性もあると思ってたから、驚きはなかったこと。
ただ小一でってのは思ってたよりはやっ!って思ったこと。
でも後から思えば、できればもっと早くあの環境から離してやればよかったという気持ちもあること。
娘は笑って聞いていた。
「学校は楽しみだった。行ってみたら思ってたような所ではなかったんよね」
「どんなところって思ってた?」
彼女の話を聴きながら、小2の頃よりも的確にたくさん言葉にできるようになっていた。
そうか、あなたはそんなことも感じていたんだね。
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