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障がいを受け入れられなかった

折れ線型自閉症息子のママ、こまちです。


今回の話は前回の続きです。

前回の流れをざっくりと↓↓

(2才前からだんだん成長の後退が起きてきた息子。疲れているだけだろうと安易に考えていた私。保育園の先生からの一言で一気に現実に戻ります。)



では、続きです!!


保育園のお迎えの時に、担任の先生から呼び止められます。

「お母さん、面談しませんか?ちょっと、息子くんの事で気になる事があって…。」

面談で、息子の成長が後退している話を聞きます。


お返事をしてくれなくなった。
言葉がなくなってきた。
目が合わなくなってきた。


それでも、障がいを疑いもしない私。

「最近、私忙しかったので…寂しい思いをさせたり、疲れたりしているのかもしれないです。仕事も一段落したところなので、なるべくお家でゆっくりさせたいと思います。」

先生は、そんな安易な考えの私に、保育園の巡回指導で来る臨床心理士さんへ息子を見てもらう事を勧めます。


正直、大袈裟だなぁ…

と、当時は思っていた私。


ただ、見てもらうだけなら…と…



相談支援事業所へ初めて足を踏み入れました。


そこで、臨床心理士さんとの面談。
いくつかの質問に応えると…


「息子さん、自閉症スペクトラム障害の疑いがあります。療育を始めた方が良いと思います。」


『自閉症スペクトラム障害?』
『療育?』

今まで生きてきた人生で聞いたことのない言葉ばかり。
何度も言いますが、本当にあの頃の私は無知でした。


臨床心理士さんから、自閉症の疑いを言われても、


まだ2才になったばかりなのに…

みんな心配しすぎじゃない?

うちの息子に限って、障がいなんてあり得ない!

これから成長と共にグングン伸びていくはず!!



と、当時の私は息子の障がいについてすぐに受け入れる事ができませんでした。

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