悪人について
どうもクロコです。吉田修一『悪人』を読んでからずっと悪人について考え続けて来ました。以下取り上げる二人についてはさすがに何らかの参考になるのでは(遠回しな表現)と思いました。
□チートを使用した某VTuber
有名FPSゲームでとあるVTuberがチートを使用したことが話題になりました。かくいう私も彼が切り抜かれた動画を見て楽しんでいました。一つの動画の流れを記した自作のメモがあったので提示してみます。
元動画を見たことがない方はなんのことやらわからないかもしれませんが、こういうことがあったのです。
シールドやアーマーに強いこだわりを持ち、味方が良いアーマーを着ようものならすぐ怒る。そのくせ自分は特に貢献もせずに物資を横取りしていく。まあさすがにね。
ただ彼の場合はまだわかりやすい例でした。誰がどう見てもゲームのプレイとして下手ですし、ゲーム内のランクも低い。見る側としては安心して楽しむことができました。
□某知事
連日テレビで報道されていました。自分は政治はわからないですし、法律もわからない。関係者ではないので詳しい経緯も知らない。ただ明らかになった事実をつなげるだけでもどうかと思いました。
・知事選でお世話になった人に辞任を勧められてもしない
お世話になった人の言う事を全然聞かないのはさすがにどうか。聞いたふりぐらいしていいのでは。
・博物館で歩かされて大声を出した件について
大声を出すのはまあいいとして(良くはない)、帰りに車止めを無視して出入口に横付けしたのは良くないと思います。やると信用を失うタイプのルール違反です。
・告発者への対応について
かなり早い段階の会見で個人が特定できる形で「嘘八百」「公務員失格」と感情的に罵ったのは良くないと思います。もっと事務的かつ表面的な感じで良かったはずです。亡くなった詳しい経緯は知りませんが、責任を問われても否定はできないと思います。
□二人目に関する恐怖
まあここまではいいとして、私が怖かったのは二人目を応援する人たちがいたことです。SNS上でも見受けられますし、街頭にも集まっていたと言います。政策を肯定するのはまあありうるかと思いますが、悲劇のヒーローとして扱うような声もある。どういうことなの…。
私にとっては一人目のVTuberが「超上手い。プレデターになってApexを救って欲しい。チートとかデマでしょ」とか言われて応援されてるぐらいの違和感と恐怖がありました。
□まとめ:ゲーム最高や!
たとえ悪人がいてもランクシステムがあって実力がわかりやすいだけ、ゲームの方が安心できますね。現実は混沌とし過ぎている。