REPORT#05 2022年度エンジニアサマーインターンレポート【前編】
ステーショナリー／ファニチャーの商材別に、それぞれ商品開発コースと生産技術コースに分かれて「ものづくり」を体験するエンジニアインターンを実施しているコクヨ。
今回のレポートでは、8/29~9/2の5日間で行われたファニチャーの商品開発職コースについてお届けしていきます！
※エンジニアインターンは、課題取り組み前の全体キックオフ1日、コースに分かれての課題取り組み（本プログラム）5日間、全体での最終発表1日、計7日間のコンテンツで構成されています。
DAY1のレポートサマリー
DAY1では、今回のインターン配属先で伴走しながら相談役を務めるチューター社員と顔合わせ。事前に提示されていた課題テーマについてのブレストなどを通して、アイデアの種を膨らませました。
これまでの学部・大学院での学びが通用するか不安を感じる人、改めてテーマの難しさを感じ取り、DAY2以降の取り組み方をさっそく模索し始めた人、他社でのインターンに参加した反省をもとに、今回のプログラムに全力で取り組むことを誓う人など、それぞれが想いを持った一日となったようです。
ここから先は、学生の皆さんのインターン参加を決めた理由やきっかけ、課題テーマの発表を受けた際の率直な感想などについてインタビューを行なった詳細をレポートしていきますので、今後の就活の参考に是非、ご覧ください。
DAY1：チューター顔合わせ＆アイデアブレスト
朝9:00、学生の皆さんがキックオフ振りに品川オフィスに集合。
細かな専攻は違えど、ものづくりに関わる領域を学んできた者同士、すぐに打ち解け会話が盛り上がっているメンバーに今回のインターン参加の背景をインタビューしてみました。
Q.今回のインターンに参加してみようと思ったきっかけは？
参加者Aさん
僕は小さい頃から文具などを分解して遊ぶのが好きで、その流れで大学・大学院でもデザイン工学を学んでいます。今回就職活動を始めた中で「まずは自分の一番好きなものを仕事に」という部分から考え始めて、コクヨを含めた文具系のメーカーを志望していたので、インターンに応募しました。
インターンの配属がファニチャー事業になったのは驚きでしたが、扱う商品が変わっても、コクヨのものづくりの考え方に触れたり、5日間で他のメンバーがものづくりの際に持っている視点を学べることは自分の成長に繋がると思うので、楽しみですね。
参加者Bさん
ものづくりに携わる仕事をしたいと考えて、商品開発職を目指して就職活動をしています。特に大学の事業でアクティブラーニングを促進する家具を作る授業に参加したことで、オフィスや教育現場で活用できる家具づくりに興味を持っていました。
ただ、現在は学部生のため専門的な研究実績や作品ポートフォリオがなく、なかなか参加条件を満たせるインターンが少ない状況の中、コクヨのインターンは学部生にも門戸を開いてくれているので、これはチャンスだと思い応募しました。
参加者Cさん
僕はもともとインテリアや空間の家具配置を考えるのが好きで、自主的に
研究室の模様替えを提案するようなタイプだったのですが、就職活動を始めた際に、そういう「自分の興味や好きなことは仕事になるはず」と友達に言われて、自分のやりたいことが見えてきたんです。
コクヨは文具の会社のイメージでしたが、説明会でステーショナリーよりもファニチャーの売上構成が大きいことや、家具と空間の両面から人の生活にアプローチできる魅力を感じてインターンに応募しました。
さまざまな背景を持った学生の皆さんが集まったエンジニアインターン。
コクヨのファニチャー事業概要やものづくりの仕事に関する基礎レクチャーを受けた後、今回の5日間で取り組む課題について、早速チューター社員とブレストを開始します。
今回のインターンでは4つの商材カテゴリー（部署）に配属された学生の皆さんが、それぞれに設けられた以下の4つの課題テーマに取り組んでいきます。
※「UD」＝ユニバーサルデザイン
※「ワークポッド」とは、WEB会議や集中作業、少人数でのミーティングに向けた個室ブース商材です。
https://www.kokuyo-furniture.co.jp/products/office/workpod/index.html
5日間という短い期間の中で、与えられた課題テーマに対して「企画（コンセプトやロジック）」と「開発（プロト製作や実現案）」をセットで求められることの難しさを改めて感じ、焦りや不安を覚えつつも学生の皆さんの表情が一層引き締まったように見えます。
Q.DAY1を終えた今の率直な感想を教えてください。
参加者Dさん
僕は建材開発部に配属され、新しいワークポットの提案をすることになったのですが、課題テーマが言い渡された瞬間は正直な話、頭が真っ白になりましたね(笑)
大学では機械工学を学んでいて、モックアップや模型を作った経験はほとんど無いので、個人ワークを5日間進めていかなければならないというのに、
冷や汗が出ました。ただ、おかげで腹をくくれた部分もあって、余計なプライドを捨てて、周りのメンバーや社員さんにどんどん頼ったり、質問しながらワークを進めていこうと決意しました。
参加者Eさん
僕はインテリア開発部に配属され、ラウンジ家具の提案をすることになったのですが、なかなか難しそうな雰囲気を感じています。
今回のインターンでの提案物はビジネスボリューム視点よりも、自分なりのニーズへの着眼点と課題解決プロセスへのロジックを意識して欲しいというオリエンテーションがあった中で、「ラウンジ家具」というもの自体の定義が広く、その使用空間もオフィスだけに限らないとのことなので「“どんな空間で”、 “どんなアクティビティを行う人に向けた”ラウンジ家具なのか？」という部分から方向性を固めていく必要がありそうです。
参加者Fさん
インターンの課題テーマに個人ワークメインで取り組むことが珍しいなと
感じているのですが、僕自身にとってはチャンスですね。
コクヨの前に他の会社のインターンにも参加したのですが、
そこはグループワークメインでした。グループワークでは、どうしても就活の場ということが頭にありチームの和を乱さないように、自分の意見を抑えてしまった部分を感じていたので、今回は1から100まで自分の想いや考えを詰め込んだアウトプットを出し切りたいなと思います。
一人ひとりが課題テーマの深掘りを通して、さまざまな想いを持った一日となったようですね。
2022年度エンジニアインターンレポートの後編では、DAY2〜DAY5のワークの取り組みの様子と最終発表の様子について、インタビューをまとめていきますので、是非引き続きご覧いただけると嬉しいです。
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それでは、後編もどうぞお楽しみに！
※2022年度 施工管理職インターンシップレポートはこちらから。
2022年度 事務系インターンシップレポートはこちらから。
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