8月24日(水)〜8月26日(金)の3日間で行われたコクヨの事務系インターン。
このインターンでは、働く場所・時間が多様化する時代に、「働くことの体験価値」をいかに高めるかを大切にしながら、ワークスタイルのデザインから空間の構築を通じて顧客課題の解決を図るコクヨのファニチャー営業職の
体験を目的として、30名以上の学生の皆さんが参加しました。
今回のレポートでは、参加者の皆さんにインタビューを行い、インターン中の成功や失敗を赤裸々に語ってもらいながら、それぞれがどのような学び・成長を得たのかをまとめていきます。
DAY1・DAY2のレポートサマリー
DAY1~DAY2では、「顧客のありたい姿を実現する為のオフィス」を提案するために、THE CAMPUSの見学を通じた働く場の考え方や、実際の顧客である企業で働く社員へのヒアリングを通じて準備を進めてきた学生の皆さん。
インタビューではコクヨのコンサルティング営業の難しさを肌で感じ、提案準備に苦戦したという声が多く聞かれました。
DAY2の中間共有後にはチューターからの厳しいフィードバックもあり、2日間かけて積み上げてきた提案を一度白紙に戻してゼロから再スタートを決めるチームもあり、2日間を通して終始白熱した議論が繰り広げられる中で、個人として今後鍛えていくべき能力はもちろん、インターンという場、将来的に言えば仕事に臨む際に必要な心構えについても発見があったようです。
ここから先は、DAY1・DAY2それぞれの詳細プログラムと合わせて、学生の皆さんにインタビューを行った詳細をレポートしていきますので、今後の就活の参考に是非ご覧ください。
DAY1:顧客理解を深め、提案の準備を開始。
朝10:00、インターンが始まります。
8月中旬のサマーインターンということもあり、今回が就活を開始してから
初めてのインターン参加という方も多いようです。
Q.今回のインターンに参加してみようと思ったきっかけは?
コクヨは文具メーカーとして有名ですが、実は空間設計や家具を扱うファニチャー事業が売上の7割を占める会社です。
近年、THE CAMPUSを始め、新たな取り組みを社会に先駆けて行なってきたことで少しずつ社会にも文具以外の事業が広まり、話題になっていることは非常に嬉しいですね。
さて、学生の皆さんは自己紹介を通じて少しずつチームメンバーと距離を
縮め、まずはコクヨの事業説明と3日間の個人・チーム目標を設定した後に、さっそく今回のインターンで取り組む課題テーマが発表されました。
「"顧客のありたい姿を実現する為のオフィス"を提案せよ」
オフィス空間という実際に社員が働く場所を創り上げる仕事は、経営とも密接に関わりますが、クライアントから最初の相談を受ける際には実は課題設定が抽象的な場合も多くあります。
今回のインターンでは実際のコンサルティング営業現場のリアルさそのままに、あえて抽象度が高い課題テーマの設定に取り組むように設計されていただのですが、提案を考えるうえで求められる思考の広さや構造整理の難しさを感じ取り、学生の皆さんたちも戸惑ったような表情を見せていました。
Q.課題のテーマが発表された時の率直な感想を教えてください。
課題テーマの難解さに驚きながらも、まずは提案準備に向け、働く場の考え方を知るためにTHE CAMPUSの見学に向かう学生の皆さん。
オフィス内の様々な仕掛けに驚きながらも、真剣に社員の話に耳を傾け、
コンサルティング営業を行うためにヒアリングを重ねていきます。
Q.実際にTHE CAMPUSを見学してみた感想を教えてください。
見学を終えた後は、「顧客のあるべき姿」を目指すうえでの課題設定を
明確にしていくため、さらに社員へのヒアリングを重ねていきます。
提案を考えるためにはこの、「課題設定」が非常に重要なり、DAY2以降の
ワークに大きな影響を与えるのですが、学生の皆さんに進捗を聞いてみました。
Q.提案に向けて課題設定の進捗はいかがですか?
DAY2:具体的な提案内容を磨き込み、最終日に備える。
あっという間にインターンもDAY2を迎え、熱量も高まってきたように見える学生のみなさん。DAY1の反省を踏まえて、どんな意気込みでDAY2に臨むのか、早速インタビューを行いました。
Q.DAY2への意気込みを教えてください。
DAY2は丸一日をかけて、具体的に提案内容を磨き込んでいく日なっており、
今回のインターンの中で勝負ところの1日。
各チームのチューター社員にアドバイスを求めながら、少しずつ議論を前に進めていきます。
昼過ぎには中間発表が終了し、各チーム、ラストスパートに向けて再度議論を重ねていくタイミングで改めて現状についてインタビューを行いました。
Q.2日間の感想とチームの現状を教えてください。
中間共有を終え、各チームさまざまな想いを持っている様子が垣間見えました。もう一度ゼロから提案を考え直すと宣言してくれたチームもあり、最終発表では、どんな提案が生まれるのか非常に楽しみですね。
2022年度事務系インターンレポートの後編では、最終発表の様子と学生の皆さんのインターン全日の学びについてを中心にインタビュー内容を掲載していきますので、是非引き続きご覧いただけると嬉しいです。
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それでは、後編もどうぞお楽しみに!
※2022年度 施工管理職インターンシップレポートはこちらから。