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こんにちは【黒糖焼酎飲もうでぃ!】前田“まえぴょん”秀樹です。
【黒糖焼酎 蔵紹介】今回は西平本家さんです。

(株)西平本家/にしひらほんけ

創 業:大正14年(1925年)
蔵人数:10人
代表者:小畠 康幸
杜 氏:山田 恭平
HP:http://www.kokutou-shochu.com/

歴史

沖縄出身の初代・西平守常氏喜界島泡盛の酒造所を開いたのが始まり。
1927年(昭和2年)現在の場所に移転。1956年(昭和31年)株式会社西平本家として法人化。以降タンクや設備の増設を経て、2025年には創業100周年を迎える。

蔵の特徴

奄美大島の中でも老舗の蔵の一つで、蔵の近くで育った『死の棘』で有名な写真家・作家の島尾伸三氏の小説「ケンムンの島」には西平本家がモデルと思われる「ニシピーラ酒造」が登場する。「ニシピーラ酒蔵のセヘ(奄美焼酎)は世界一の蒸留酒」だと誇らしげに描かれており、また、同書には 地元住民の暮らしに焼酎蔵が密接に関わっていた描写もあり、この蔵が地元で昔から愛されてきた様子がうかがえる。 

酒造りの特徴

一次仕込みで甕に米麹・酒母・水を入れ約40時間発酵させ、二次で「半麹」と呼ばれる20時間ほど発酵させた二次麹を加えもろみを作り、三次で溶かした黒糖を合わせる伝統的な三次仕込み法を守って酒造りが行われる。
蒸留は単式常圧蒸留。独自の「可変式三方弁蒸留器」の高さの違う3本のわたり(ネック)からそれぞれ異なる風味の原酒を抽出、それらをブレンドすることにより味に奥行きを生む。貯蔵期間は最低1年以上をとっている。

主要銘柄

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八千代
せえごれ
天孫岳
   等

ひとこと

代表銘柄の一つ「せえごれ」[せえ]は酒(黒糖焼酎)[ごれ]は飲み過ぎの意味で、ラベルの文字は奄美大島出身の歌手 元ちとせさんの手によるもの。「今夜も、新しい自分を見つけようかな。」という一文も、元ちとせさんとの会話から生まれたものだそう。
また「八千代」は泡盛時代から続く西平本家のルーツとも言える銘柄です。
数年後2025年に創業100周年を迎えられるということで、その際には特別な限定酒にお目にかかれるかもしれませんね。
まだ蔵にお邪魔したことはないのですが、3本首の「可変式三方弁蒸留器」はぜひ一度見てみたいです。



いかがでしたでしょうか?
「もっとこういう事が知りたい」などの希望があれば、ぜひコメントしてください。

各蔵の紹介は下記の記事の一覧にリンクを紐づけていきますので、他の蔵紹介はそちらからどうぞ。

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では今回はこの辺で、次回もお楽しみに!

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