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こんにちは【黒糖焼酎飲もうでぃ!】前田“まえぴょん”秀樹です。

今回から再び【黒糖焼酎 蔵紹介】をお届けします。
まずは奄美大島の富田酒造場さんです。

(有)富田酒造場/とみたしゅぞうじょ

創 業:昭和26年(1951年) 
蔵人数:6人
代表者:富田 恭弘
杜 氏:富田 真行
HP:http://kokuto-ryugu.co.jp/

歴史

アメリカ占領下の19051年(昭和26年)、初代・富田豊重氏が奄美大島名瀬にある蘭舘山の麓で「らんかん酒造場」として創業。
氏は戦後日本に帰化する際、国に対して黒糖を用いた蒸留酒を「焼酎」として認めてもらうべく尽力された一人でもある。
現在は四代目杜氏の真行氏と父である先代の恭弘氏ともに酒造りに取り組む。

蔵の特徴

奄美大島一の繁華街である名瀬 屋仁川通りからほど近い街の一角にひっそりと蔵を構える。
創業当時から昔ながらのかめ仕込みにこだわり、全ての銘柄が一次仕込み・二次仕込みを通じて540Lある大甕で仕込まれる。
40ある甕のうち現在使用されているのは32本。それを8本ずつに分けて仕込むので1回当たりの量も限られ、一般的に年一時期だけ行われる仕込みをほぼ一年を通じて行っている
恭弘氏は一部の上級銘柄のラベルを一枚ずつ手書きで書いたり、早くからビンテージに着目し一部の銘柄に仕込んだ年度を表示するなどアイデアマンとしても知られ、こだわりの酒造りは全国に根強いファンを持つ。

酒造りの特徴

仕込み・割り水に用いるのは、奄美市の山中奥深くに位置する原生林・金作原を水源に持つサッパリとした軟水。
一次仕込み・二次仕込みを通じて行うことで独自の風味が生まれる。
また通常最低1〜2年熟成期間を置く蔵が多い中、半年〜7ヶ月という短期間で商品化されるため、刺激的でワイルドな味わいも特徴。
近年、樽貯蔵やリキュールなどにも精力的に取り組み、そのチャレンジ精神は尽きることがない。

主要銘柄

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龍宮
らんかん
まーらん舟 
  等

ひとこと

富田酒造場さんは、私が大好きな蔵の一つです。
親子共々 酒造りに対する熱がすごく、時には反発しあうこともあるそうですが、そのこだわりの中で出来上がってくる酒はどれも個性的で、最初は「あれ?」っと思っても、飲み進めると虜になること間違いなし。
もし、どこかでビンテージの古い富田酒造場の酒を見つけたら、即ゲットすることをおすすめします!

いかがでしたでしょうか?
「もっとこういう事が知りたい」などの希望があれば、ぜひコメントしてください。

各蔵の紹介は下記の記事の一覧にリンクを紐づけていきますので、他の蔵紹介はそちらからどうぞ。

また、黒糖焼酎飲ファンが集う【奄美しまさけ ふぁん倶楽部】の第一期会員も募集中です!よろしくお願いします。

今回はこの辺で、次回もお楽しみに!


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