犯人は私ではない!
ドイツは日本と比べビールが安い。
500mlが80セント程度で売られている。
それも付加価値税19%込の値段だ。
日本円にすると100円もしない。
( 今日のルート1EURO=122円 )
これが発泡酒でも第三のビールでもないのだから、相当安い。
そして美味しい。あちこちに醸造所があり、直営店のバーは昼間からいつも賑わっている。
夜に行くと、ビールグラスが空くなり、注文しなくてもケルナーさんが次のビールを運んでくる。
「勿論まだ飲むでしょ?」といったようすで。
またビールのアルコール度数なら、16歳から飲酒が認められている。
さて、ビールが大好きなボスだ。
安くて美味いとなれば、
飲む飲む飲むーと言った具合だ。
家呑みなら、ベロベロになるということはあまりない。
しかし外で飲むとなると、
「こやつは、初めてお酒を飲んだ大学生なのか?」
となり、かれこれ20年以上大学生のままだ。
・・・・( ̄д ̄)・・・・
その日は職場の歓迎会。
ボスのボスMützeさんの奢りで、職場の方とのお食事会だった。
⚠️⚠️⚠️!
私は出勤前のボスに、飲みすぎ注意の警告をした。
「分かってる。」と、いつも返事だけはいい。
しかし分かっていた試しがない。
こんな日私は先に寝ている。
早い時間に帰ってくるわけがないからだ。
しかしやはり気になっているのか、帰ってくると、物音で目が覚めてしまう。
玄関の扉が開く音がした。
夜中1時をゆうに回っている。
無事帰ってきたなと安心し、目を閉じた。
その後もしかしたら私は、少しの間寝ていたのかもしれない。
ふと気づくと、ボスがまだ寝室で寝ていなかった。
あれ?と思って、玄関に行くと、
そこで、大の字になって、ボスは寝ていた。
おっとー (꒪д꒪II
今まで相当に飲んで帰ってきても、玄関で寝ていることはなかった。
着替えて布団に入るように言ったら、
すごい!
服を脱いで、寝室へ行くではないか。
家にたどり着けたことがまず不思議だが、服の脱ぎ方も寝室の場所もわかるんだと感心した。
翌朝、ボスの顔を見てビックリΣ٩(๑⊙Δ⊙๑)۶!?した。
右目から頬骨の辺りにかけて赤紫色になって、パンパンに腫れていた。
「どうしたん( Д )ﻌﻌﻌﻌ⊙ ⊙。昨日、喧嘩でもしたん?」
子供たちもギョギョギョだ。
パンパンの原因はこうだ。
昨夜かなり酔っていたボスを、Mützeさんが行き先を告げタクシーに乗せてくれた。
家の前に着いたボスはタクシーを降り、玄関まで歩いてきた。そこで玄関の段差に足を取られ、玄関ノブにしこたま顔をぶつけたそうだ。
( ꒪⌓꒪)
出勤したボスの顔を見た職場の人もまた、
ゲッ(⊙ω⊙)!!
しかし皆、ボスが昨夜タクシーに乗って帰る様子を見届けたので、そのアザを作る原因は家でしかないと。
若い女の子が、
そ〜っと、
「昨日、奥さんに怒られたんですか?」と。
私はやってませーーーん !!
段差の証拠写真提出しとこっと。
( ボスの話はこちらから )
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?