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キューバで歯医者に行ってきた🦷🇨🇺

突然ですが今日歯医者に行ってきました。スペイン時代は1度も歯医者に行けなかったので、その後の一時帰国時に歯科検診に行きせっせと虫歯を治してきた・・・つもりだったのですが。一昨日くらいに治した歯の詰め物が落ちてから甘いものや冷たいものがしみるのが気になり、でも海外で、特に途上国で歯医者に行くのはなかなか勇気がいるのでどうしたものかと耐えていたのですが、次の帰国は半年以上先だし、近くの先進国アメリカは医療費が尋常時なく高そうだし・・・意を決してキューバの歯医者さんに行ってきました。

キューバの病院は、キューバ国民用と外国人用に分かれていて、外国人用の病院に歯医者もあるというので恐る恐る行ってみることに。事前に職場の人たちに行ったことがある人がいるかを聞いて回ったのですが、皆さん歯がちょっと痛くても基本的には一時帰国まで我慢して生きているようで、誰も行ったことがなく、どんなだったか後で教えてね!と言われてしまいました。不安。。。

シーラガルシア、という外国人用の病院に行くことになり、予約を取れないか、事前に病院に電話して症状を話したところ、救急の方にきていいよ、今なら空いているよ、と言われたので早速向かったのですが、結局診察してもらうまでに2時間くらい待たされました(笑)まあ確かに空いてるとは言ったけどすぐ診察するとは言っていないもんな・・・。

2時間待った後にいよいよ診察に呼ばれ、お医者さんらしきお姉さんに、症状を聞かれてせっせと説明。ここが痛くて、多分詰め物が取れてて、でも半年後にまた多分日本に帰るからそこでちゃんと治療するからとりあえず詰め物をしてほしいと頼みました。私の拙いスペイン語で伝わったのかは良くわかりませんが、とりあえず診察台へ。

歯科助手っぽいお姉さんがどこからか持ってきたラベルのついていないペットボトルの透明な液体でうがいをさせられ(ちょっと苦いかったからなんらかの消毒成分が入っていそう・・・)、口を開けると、日本でもある感じで空気や水をあててきて、おもむろに歯を削り始めました(笑)始まる前に見えた機材が若干錆び付いていたのが気になる・・・。説明がないからわからないけど多分詰め物の下に広がっていた虫歯も削ってくれてたので、若干痛いけど許容範囲。。。削り終わったら何やら詰め物をしてくれたのだけど素材はなんなんだろう。終わった後に見たら、日本で保険診療で治してくれる詰め物もそんなに目立たない気がするのですが、なんだか奥歯の見かけが白いガムがくっついたみたいになりました(笑)

何はともあれ治療が終わりました。支払いでカードがないのでヒヤヒヤしましたが、小切手でも支払うことができて安心。これって海外赴任保険効くのかなあとか金欠の私は若干に不安になりましたが、値段も50ドルと、そんなに高くはなくて安心しました。

一応治った、はずではあるのですが、その後お水を飲んだり夜ご飯を食べた後に治療した部分がズキズキしみます・・・。これは治療後の炎症でしみているのだと信じたいのですが、これがあと半年続いたり、もしくは虫歯が進行して悪化してしまったらやだなあと思いながらも、今のところ次の一時帰国を待つしかないのでよくよく歯磨きをしながら耐えようと思います。

海外での病院・歯医者・美容院は結構ドキドキするのですが、(もうしたくはないけど)途上国の中では発展していると言われるキューバの医療を体験する貴重な機会だった!ということにします(笑)


記事を読んでいただきありがとうございます!日々の中で感じたこと、考えたことをつらつらと書きとめていきたいと思います。