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キューバ東旅4日目、5日目🚗海が綺麗なグアルダラバカ⛱、最東端の町バラコア

今週もキューバは天気が悪めです。毎日16時ごろに大雨が降るのでなかなか洗濯物が乾かない(乾いても家に帰る前に濡れる)ことや、仕事中に急に雷がなると停電が起きて作ってる作業が吹っ飛ぶ(今日も発生)ことには困ってますが、幸い住んでいる家はあまり停電も起こらず困ることなく生活できています。さてさてもはや結構懐かしくなってきたのですが、キューバの東旅について忘れる前にまだまだ書いておこうと思います。

オルギンの少し上にあるのがグアルダラバカ、一番東がバラコア

今回は、前回のオルギンから1時間ほどのビーチ、グアルダラバカと最東端の町のバラコアです。地図は下に載せておきますが、だいぶハバナから離れているのがわかります。ハバナから離れるほどにどんどん道は悪くなっていき、そこは同僚に運転してもらいましたがオルギンとバラコアの間の道は、砂利道が2時間くらい続いて、本当にこの道なのか・・・?と思うくらい悪い道でした。

グアルダラバカで再びオールインクルーシブホテル!観光客少なめの静かなビーチリゾート🏝

もともとキューバ人の同僚が作ってくれたプランでは、オルギンに2泊して、グアルダラバカには日帰りで行こうと考えていたのですが、どうやら素敵なオールインクルーシブホテルがあると聞き、せっかくだから日帰りじゃもったいないし泊まっちゃえ!ということで前日に宿を予約(笑)今回10日間の旅で唯一ホテルに泊まったのがここで、民泊もどれもとっても快適でしたが、やっぱりホテルはそれはそれで良いな〜ととってもリラックスできました!

息を呑むほどきれい。これって何色ですか?

キューバでオールインクルーシブホテルに泊まるのは3回目、最初はバラデロ(ハバナから2時間くらい)、2回目はカジョ・サンタマリア(ハバナから5時間半くらい)に行ったのですが、今回のグアルダラバカが一番好みでした!というのも、やっぱりハバナから遠い分観光客も少ないので、とっても静か。

また、今回泊まった宿は大人のみOKだったこともあり年齢層も高め。たまたまカナダから観光できていた日本人の方とお話ししましたが、その方も毎年冬の時期になるとカナダから数週間遊びに来ているそうです(羨ましい!)。カナダから直行便が近くの空港にあるらしく、ハバナから何時間もかけて車で行くよりよっぽど手軽にいらしてそうでした(笑)他にもプールでピニャコラーダを飲んでいたら(←南国)、ドイツ人観光客に話しかけられ、彼らは団体で来ていて、これもまたドイツから直行便が出ているようでした。

というわけでホテルの雰囲気もとっても落ち着いていたし、何より海が綺麗!!キューバのどの海に来てもこれまでで一番!と思うけれども、やっぱり今回も思いました。ここが一番綺麗!!!(笑)朝、ゴーグルをつけて泳いでみるとたくさん魚が見えました!キューバの海は結構人工的なビーチも多く、珊瑚礁とかはないのですが、ここのビーチは岩場もあったからか、結構カラフルな魚がたくさんいて楽しかったです。

Goproで撮った写真。透明度が伝わるといいのですが!写真以上に透明!

砂利道山道を越え、ニッケル工場を通り過ぎて辿り着いた最東端の街バラコア⛰

ビーチリゾートは快適すぎていつまでもいたいくらいでしたが、まだまだ東を目指し泣く泣く出発。本当はキューバ人同僚には、暗くなる前に道が悪いところを抜けてバラコアにつく方がいいので、朝早めにグアルダラバカを出るように言われていたのですが、結局昼までダラダラしてしまいました(笑)オルギンに一度戻り、東に進むと確かにかなり悪い道!オルギンからバラコアの手前のモアという街に着くまでの道は、全部で3車線で、右端はこちら側、左端は対向車、真ん中は両方の追越車線、というカオスな3車線。と言っても道が悪いし穴ぼこだらけなので、ずっと右側を走っているのは不可能。穴を避けるためにたまに真ん中車線に入ったり、ひどい時には対向車線にまで入ってリアルマリオカートをしていましたが、それは対向車も同じで、特に真ん中の車線はお互いが走りうる怖さたるや(笑)ペーパードライバーだったはずが、よく頑張って運転したなあと我ながら関心。

バラコアの手前の町、モアはニッケルの工場がある町で、最初ついた時にはあまりに土が赤く、川が黒く、工場から赤黒い煙がもくもく出ていて、世界の終わりにたどり着いてしまったのかと思いました。キューバはニッケルが取れることを思い出して、あ!もしかしてこれはニッケル工場!とわかって少しは安心?したのですが、これは環境汚染が凄すぎるな・・・という印象。ここに住むことはできないのでは、というくらいでしたが、おそらく工場で働いている人たちの家族の住宅が広がっており心配になるほどでした。。

途中にあった湖。ここでゆっくり過ごすのも良さそう。。

とはいえ暗くなる前にバラコアに辿り着かねばなりません。道をどんどん進んでいくと、今度は道が砂利道、山道になり、いよいよここは道なのか・・・?というところを進んでいくことに。この時点ではすでに同僚に運転を代わってもらいましたが、緊張しながら進み、さらには雨も降ってきましたが、なんとか悪い道を抜け、所々で展望台に立ち寄ったりしながら、ギリギリ夕陽が沈むのと同時くらいにバラコアにつくことができました!

宿に荷物を置いて、本当は一緒に旅をするはずだったキューバ人同僚が予約してくれたレストランに行ってきました。この土地の名産を出してくれるおまかせコースを頼んでくれて、バラコアの名産品の小魚(しらすっぽかった)を使ったいろんな料理やバラコアの牛肉(キューバで食べた他の肉と比べ物にならないほど美味しい)、そして最後にデザートに名前まで入れて出してくれて、とっても美味しかったです!!一緒に来れなかった同僚は残念でしたが本当に何から何までオーガナイズしてくれて、次回は絶対に一緒に行きたいと言ってくれて胸がいたい・・・。

バラコアの朝日。ゴチャッとした街の感じもいい感じ。

夜は結構暗くて治安があまり良くないのかな?と思ったバラコアでしたが、朝になるとそんな雰囲気はなく、こちらも可愛い街でした!他の街よりもごちゃっとしていたけど、それもまた活気のある街っぽくていい感じ。1492年にコロンブスが最初にキューバについたのがバラコアであり、その時に持ってきたとされる十字架を見に行ったり、街の要塞を見に行ったりと、これまた短い時間でしたが観光も楽しめました。

コロンブスが持ってきた十字架…のレプリカ。そらそうか(笑)

バラコアの民泊の人と話していると、最近バラコアでは水もなかなか売っていないんだ・・・と物不足がハバナよりもさらに深刻な様子。ここに来るまでの道があれだけ悪い道だと物流もなかなか届かないのだろうなあ、とまたキューバの生活の厳しさも感じました。

さてさて、最東端の街まで辿り着き、次回からは折り返し、今度は南を通ってハバナに戻り、その途中でサンティアゴ・デ・クーバというキューバ第2の都市やラストゥナスというまた別の小さな町も訪れたので、また次回書いて行こうと思います!

旅の詳細は下の記事にまとめてあります🚗


記事を読んでいただきありがとうございます!日々の中で感じたこと、考えたことをつらつらと書きとめていきたいと思います。