【簡単】3ステップ録音・録画ボイトレ術【セルフ・ボイトレ】
なぜ録音した声はいつもの声とちがう?
これ実は当たり前なんです。
いつもの声と違ってなんだか気持ちが悪い・・・
録音した声が嫌いというあなたへ向けたセルフトレーニング方法をご紹介
なぜ録音した声はいつもの声とちがうのか?
私たちは2種類の声を聞いている、と言われたらどう思いますか?
基本的に声は直進するという性質を持っています。
そのまま跳ね返ってこなければ自分の出した声を聞く事は物理的に不可能ですが、壁などにあたって跳ね返ってきた音を聞く事はできます。
声の種類一つ目は、外から入ってくる声は反響した声で、相手が聞いている声がこれにあたります。
もう一種類は???
それは骨導音(骨伝導)です!
声を出す時の振動が体に伝わり、内側から耳に伝わる音、骨伝導音
低い音を良く通すという性質があるため実際に出ている声より少し低音が強調され、こもったように聞こえてくる。という特徴もあります。
この2つの音をミックスした音を我々は普段聴いているため、反響した音しか録音できないボイスレコーダーの声は「普段のあなたの声」と違って聞こえるというわけです。訓練を重ねた方でないとセルフで2種類を聞き分けるのはちょっと難しい。
だからこそ録音録画は、非常に効果的なツールになるわけです!
(正直に申し上げると、トレーニング方法さえわかればiPhoneひとつでボイストレーナーの仕事がほぼ必要なくなります。)
反響した音について面白い動画があったのでご紹介(水溜りボンド様【検証】自分の血流音まで聞こえる無響室に45分いると精神崩壊するらいい...https://www.youtube.com/watch?v=h122N-VXOQ4)
あなたは、ここがダメ、ここもダメ、なんてダメなんだろう、自分の声が嫌い、もっというと自分が嫌いという思考に陥っていませんか?
自信もどんどんなくなって、人前で話すことが大嫌いに・・・
そこから抜け出したいと望むなら!
という事でやり方へGO!!
ステップ1・録画・録音のコツ
本番を想定して録音
可能なら本番の観客が聞いている位置に機材を置こう
できれば録画がオススメ
ステップ2・見る・聴く時のコツ
一回以上聞き返さない!!(重要)
ダメなところを探さない
次はこうしたい、こんな風に喋りたいというイメージを作る(姿や表情も)
ステップ3・載録・上達のコツ
脳内だけでも喋りたい喋り方をイメージする
自分の体はスピーカーであり、脳内のイメージを再生するだけ、という思考で発音してみる
原理などについて、過去記事のご紹介
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自分の声が嫌いなあなたへ
ボイトレも大切ですが、メンタルトレーニングにより自分自身の事を知り、バイアスを減らし、オーセンティック(自分らしく)に声活する
この記事がそのキッカケとなりますように!
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