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お盆に感じた親との関わりのモヤモヤ解消法

自分を大切に癒すことで親子関係を再構築できる!
親子愛再生カウンセリング
心理カウンセラーの静咲宏美です。


お盆休みも大体この週末で終わりですね。
(子どもたちの夏休みはまだ続きますが・・・お母さん方ご苦労様です)

この時期は、普段は会わない親や子、親戚に会う機会があり
敏感な方は特に色々感じて
モヤモヤしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?


例えば、私はこんなことがよくありました。

実家にお墓参りに帰ったら、夫や子どももいるからと
母親が高そうなお肉とかご馳走してくれたけど

年金生活でそんなにお金ないんだから
そういうお金の使い方しなくていいって、何度言ってもわからない・・

そして数カ月後には、お金が足りない、援助して、と言われて
だからお盆の時無理するなって言ってたのに・・・と

頭に来たり、嫌な思いをすることになった、みたいなこと


お盆前後はひさしぶりに会った親と
こんなふうなモヤモヤが心に残ることが
あると思います。


今日は、私がやってみてモヤモヤ、憂鬱がかなり減った
3つをご紹介します。
表面的な方法と違って、本質的な部分に働きかけられるので
大きな変化が期待できますよ、


1 他人を、自分の思い通りにすることはできない、としっかり理解する


2 自分と他人のルールブックは違う、と認識する


3 嫌だなあと感じた自分の気持ちを全肯定して受け入れる

この3つを意識していると、誰が何をしていようと
あまり気にならなくなります。
それぞれについて、もう少し詳しくお伝えしますね。


1 他人を、自分の思い通りにすることはできない、としっかり理解する


人は、自分の思った通りに人を変えたい、と思うものです。
そうすれば今の不満や悩みは解決できるものだと思ってしまうからです。


反面、人は皆、誰かから変えられるのが大嫌いです。自分で決めて行動したいものなのです。
無意識にそう思っているので、相手からその気配を感じただけで抵抗します。それが衝突に発展していくのです。


だから、そもそも人を変えようという気持ちは持たないことが大事です。


でも、変えたいという気持ちは、誰にでも起こることだから、早めに気づいて手放すことが良いです。


他人を変えることはできません。これをしっかり腑に落としましょう。
自分が変えられるのは、自分だけです。
変わってほしいのに変わってくれない、その葛藤こそがストレスの根源です。早く手放した方が、生きやすいです。


2 自分と他人のルールブックは違う、と認識する


人はそれぞれ、自分だけのルールブックを持っています。
考えが合わない時、それおかしいなと感じる時は
その中の1ページが自分とは違うだけ、と思いましょう。


自分と全く同じルールブックを持っている人など、いないと思いませんか?
自分に尊重したい価値観があるように、相手にも同じようにあるのです。


でも、相手からちょっと否定されたりすると、全否定されたと思いがちになりませんか。

私は昔そうでしたが、
ちょっと否定されると、全部が合わないと思い込み、もう話したくないとか思いがちですが


ほんの1個、1ページ、ルールブックが違ってるだけだと思うと
それほど大きな違いではないし
少なくとも全否定はされてなかったんだ、と思えてくるものです。


自分と全く同じだったら怖いよ・・・とも思えて
ちょっと笑えてきたりもします。


このページは合わないけど、そっちのページは
結構合うところもあるなあ~~なんて思いながら接すると
面白くなってきたりもします。


人の違いを受け入れられるのは、自分のこともぜ~んぶ
受け入れられているってこと。


自分を受け入れるつもりで、相手のことも見てみましょう。


3 嫌だなあと感じた自分の気持ちを全肯定して受け入れる


1と2は、どちらかというと
客観的にみていこうよ、的なことでしたが
やはり人間それだけじゃ納得できない時もありますよね。


それに、なんか、自分が悪いみたいな気になってきて
こんな自分は・・・と自分責めに入る人もいると思うんですよね。
(私なんかいつもそんな感じでした)


嫌だなあとか、不快だなあとか感じた自分の気持ちも
大事にしてほしいんです。


先ほどの私の、母親とのお盆の場面で言うと

私は、お母さんがお金で苦労しないように言ってるのに
わかってもらえなくて 頭に来た、がっかりした、悲しい
掘り下げて見るとそういう気持ちを感じていました。


頭に来た、がっかりした、悲しい


この気持ちは、自分そのものなので
これは否定せず、全部受け入れて欲しいです。


「頭に来た」⇒ 「頭にくるよね、そうだよね」
「がっかりした」⇒「がっかり、って思ったんだね。そうだよね」
「悲しい」⇒「悲しくなるよね、そう思ったんだね、そっかそっか」


こんなふうに、ただただその気持ちを受け止めてあげましょう。


たったこれだけですが、頭に来てもいいんだ、そんな自分でもいていいんだ
100%全肯定されると、気持ちはすごく落ち着きます。
時には涙が出てくることも。


それだけ、自分の本音を悪い物と思ったり
言っちゃいけない事、と抑えていることが多いのです。


面と向かって悪口を言って傷つけるわけではなく
(それはやっぱりいけないことだけど)
心の中で思うことは自由。


本音と押し殺さず、素直に思わせてあげた方が
ストレスは減ります。


この3つをやることが難しかったら3番目だけでも
やってほしいです。


正しいとか正しくないのジャッジは必要ありません。
自分が何を思ってもOKなんだ、と認めてあげることは
どんな自分でもそのままでいい、と思うこと。

それって一番自分が癒されることですよね。


まとめ


~お盆に感じた親との関わりのモヤモヤ解消法~


1 他人を、自分の思い通りにすることはできない、としっかり理解する


2 自分と他人のルールブックは違う、と認識する


3 嫌だなあと感じた自分の気持ちを全肯定して受け入れる


ぜひやってみてくださいね。


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